【編集長インタビュー】高橋奈七永「世界一って何?」

 

女子格闘技イベント「SEI☆ZA」旗揚げ戦(1月19日、後楽園ホール)で勝利した「パッション戦士」高橋奈七永。「世界一」を追求し、チャレンジを続けているが、自身の団体「SEAdLINNNG」の2017年開幕戦「integral-d!」(26日、後楽園ホール)大会では中島安里紗とのシングルマッチが控えている。「女子プロレスの本道を披露する」と意気込む奈七永に迫った。

 

――中島安里紗選手との一騎打ちが迫っています

 

奈七永 昨年末、対戦を直訴され、土下座までされたとき、彼女の思いがすっと私の中に入ってきたんです。「よろしくお願いします」と、私も思わず土下座していました。JWPを退団したのを聞いたときは、最初はびっくりしましたが、彼女も「新たな一歩を踏み出したんだな」と。今までとは、違う「中島安里紗」で来るでしょう。私も応えます。お互いに互いの新たな扉を開けて、開けられる闘いになる。「高橋奈七永をもう一度、見たい」「SEAdLINNNGってスゴイ。また、目にしたい」というバトルを皆さんに披露します。

 

――昨年はデビュー20周年でした。新たな挑戦に乗り出すなど、まだまだノビシロがありますね

 

奈七永 プロレスラーとしては一周、いえ二周したかも知れない。でも、いまだ進化中です。キックボクシングも10年ほど、やっていますが、最近になってやっと左のキックに「手ごたえ」いえ「足ごたえ」(笑)を掴めました。挑戦を辞めれば、人間は終わりです。「世界一って、なんだ」という思いが、頭と体から離れることはありません。

 

――ミャンマーの「世界一、過激で危険な格闘技」と言われる「ラウェイ」に挑んだのも、その一環ですか

 

奈七永 何かにチャレンジすることで、心身ともに充実してくるんです。昨年はアウェイのリング(ミャンマー)で勝てましたが、倒した相手に再戦を迫られています。ミャンマーでは無敵だったのに、私にやられてしまったんですからね。彼女の気持ちもわかります。

 

 

――「世界一を追求し続ける高橋奈七永」が立ち上げたSEAdLINNNGの真髄が披露されるのが「2017年の開幕戦」1・26後楽園ホール大会ですね

 

奈七永 「女子プロレスの本道」をお見せします。

 

――「世志琥デビュー6周年記念試合」がセミファイナルです

 

奈七永 世志琥がSEAdLINNNGに来て1年。アジャ・コング(OZアカデミー)さんと組むことで、盗むこともたくさんあるはず。松本浩代、Sareee(ディアナ)組との対戦ですが、すれ違ってきた世志琥と松本が久しぶりに激突します。世志琥とSareeeも実は同期。これまでは世志琥がリードしていますが、同期としての意地の張り合いが過熱してきています。こちらも新しい扉が開くんじゃないですか。私も楽しみです。

 

――藤本つかさ(アイスリボン)、小林香萌組VSつくし(アイスリボン)、桃野美桜(Marvelous)組のハイスピードマッチも行われます

 

奈七永 南月たいようプロデュースのハイスピードマッチ。桃野選手はガッツのある選手。以前から長与千種さんからも「この子、いつかハイスピードにいけるかな」とお話をいただいていたんですが、先日、自分から「ここに入れてほしい」と言って来た。ぜひともこの試合でアピールしてほしい。藤本選手とつくし選手のアイスリボン勢。二人はアイスリボンで激しい試合をしているし、今後の二人の関係性もあるし、私も楽しみな絡みです。小林選手はメキシコ遠征のためにフリーになり、心機一転、どんな動きで暴れてくれるか。期待です。

 

――豊田真奈美、水波綾(WAVE)組VS雪妃真矢(アイスリボン)、ビッグバン・ニコル組も見どころたっぷりです

 

奈七永 女子プロレスの玉手箱のような一戦になるでしょうね。一瞬も目が離せませんよ。

 

――山下りな(OSAKA女子)VSアレックス・リーも見逃せません

 

奈七永 山下選手は「世志琥とやりたい」と再三、口にしています。リングでその思いを爆発させてほしい。初参戦となるリー選手。SEAdLINNNGは自由な戦場です。私もワクワクしています。

 

 

「世界一」を追い求める奈七永。トレーニングと練習に裏打ちされた自信はゆるぎない。待ちに待った「SEAdLINNNG」2017年の“戦い初め”で燃える志を完全燃焼させる。

 

(続く)

 

柴田惣一 (プロレスTODAY編集長)
「プロレスTODAY編集長」であり「プロレス解説者」。
〝千のネクタイを持つ男”の異名もあり。
テレビ朝日「ワールドプロレスリング」、サムライTVでプロレス中継の解説。
今日も一緒にプロレスを楽しみましょう!

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