【編集長インタビュー】「JWPのリーダー」コマンド・ボリショイ「25周年 新たな決意」

女子プロレス界の老舗団体「JWP」が25周年を迎えた。浮き沈みの激しいマット界で、特に女子プロレスの世界において四半世紀の歴史は特筆される。4月2日には記念大会(東京・後楽園ホール)を開催。紆余曲折を経て来たJWPの現在のリーダー、コマンド・ボリショイは「長い歴史に負けないように、一歩一歩、確実に歩んでいく」と決意を新たにしている。

――「JWP」旗揚げ25周年を迎えました

ボリショイ 本当に色々ありました。実は今年から選手会が独立して「JWP」を運営しています。これまで以上に幅広く活動できるようになりました。私たち自身で挑戦しやすくなったんです。積極的に、どんどんトライしていきます。

――さまざまなプランがスタートしているそうです

ボリショイ ハイ。まずは「亀アリーナ」をオープンしました。道場を東京・亀有(足立区中川3-14-9)に移転したんですが、ビル全体をオープンにしました。地域の人たちにも気軽に足を運んでほしいんです。

――プロレスラー志望の人たちに加えて、地域の人たちの「集まる場所」ですか?

ボリショイ 一般開放日を設けています。お好きな時間に来て自由にトレーンニング器具を使用できます。私たちが指導もします。女性限定スポーツ教室も実施します。地域に根付き、地域との共存は大切ですからね。イベントも開催します。2月3日には「亀アリーナ初節分&2月誕生会」を開きます。特製ちゃんこなどを用意します。お酒も飲めますよ。

――それは楽しそうです。亀有住民じゃなくても参加したいですね

ボリショイ JWPのDVDコーナーもありますし、グッズも「亀アリ」限定品も開発。海外からの直輸入プロテインも紹介し販売します。体力養成したい方も楽しみながらダイエットしたい人も、気楽に来られる場にしたいですね。

――プロレスにも親しめる?

ボリショイ リングも常設してありますから、皆さんにもロープワークを体験してもらえます。もちろん、私たちが見守りますから、危険はありません。もっとプロレスにふれてほしい。「亀アリマッチ」も実現させます。

――「下町の聖地」ですね。JWPの土台作りも期待できそうです

ボリショイ 25周年記念大会(4月2日、後楽園ホール)に向けて、もちろん4・2がゴールではないんですが、コツコツと仕掛けて行きます。先日(1月29日)は両国のKFCホールで大会を行いました。浅草の花やしき座や板橋グリーンドーム、ラゾーナ川崎プラザソルなど、決して大きな会場ではないんですが、ファンの皆さんが選手の息使いを感じられる会場で、着々と足元を固めていきます。

――着実に行くんですね

ボリショイ リング上のファイトを何よりも大切にしていきたい。「JWPは何ができるんだろう?」と常に考えています。25年の歴史に負けない試合をしていきたい。選手一人ひとりのレベルアップが大切。そうすればJWP全体も上がって行きます。選手により一層、自覚してもらいたいです。また、注目してもらうのも大切なので、情報発信にも積極的に取り組んでいきます。これも選手それぞれにも頑張ってもらいたいです。

――25周年記念マッチには、OGの方々も参加ですか?

ボリショイ はい。素晴らしい歴史がつまったJWPの25年です。皆さんに集まっていただけたら嬉しいですね。そして、たくさんのファンの方々に見てほしいです。

25周年に向けて静かに語るボリショイ。JWPの歴史は、彼女の歴史そのもの。言葉の端々から「JWP」を背負う自負と、熱い思いが伝わってくる。栄光の時代を取り戻すためにも、焦らず大地を踏みしめて進んで行く。

柴田惣一 (プロレスTODAY編集長)
「プロレスTODAY編集長」であり「プロレス解説者」。
〝千のネクタイを持つ男”の異名もあり。
テレビ朝日「ワールドプロレスリング」、サムライTVでプロレス中継の解説。
今日も一緒にプロレスを楽しみましょう!

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