【プロレスリング・ノア】「新生ノアを代表するような試合にしたい」3.12横浜文体でGHCヘビーに挑戦!潮﨑豪インタビュー

「新生ノアを代表するような試合にしたい」3.12横浜文体でGHCヘビーに挑戦! 潮﨑豪インタビュー

先シリーズ、GHCヘビー挑戦をブチ上げ、1.11横浜ではタッグマッチながら王者・中嶋勝彦からフォールを奪った潮﨑豪。過去二度にわたってGHCヘビーを巻いてきた潮﨑が、三度目の戴冠、そして新生ノアの顔となるべく頂点獲りを目指す!

俺と谷口のタッグは、まだまだ磨き甲斐がある
――1月シリーズは新生ノアを印象づけるような戦いが数多く展開されましたが、ヘビー級戦線のトップの一角である潮﨑選手は、どんな感想を持っていますか?
潮﨑 去年まではノアvs鈴木軍という図式がありましたけど、今年からは“ノア・ザ・リボーン”ということで、その一発目のシリーズとして「これから、ノアの本当の戦いを見せていける」という展望が見えたと思いますね。

――潮﨑選手は15年11月に「ノアを守る」という言葉と共に方舟マットに復帰しましたが、戦いの図式が変わった中で何か心境に変化は?

潮﨑 当時は鈴木軍からノアを守るという部分が大きかったですが、俺は「守るイコール、ノアのリングを盛り上げる」ということも言ってきたので。そういう部分でも、1月のシリーズは新たな戦いの序章を作れたのかなと思います。いまは新鮮な気持ちというか、ワクワクしてますよ。マサ(北宮)や拳王選手には“古株”と言われましたけど(苦笑)。

――潮﨑選手は04年7月デビューなので、古株やベテランというには少し早いかもしれませんね(笑)。

潮﨑 それにノアに復帰してからはそこまで時間は経っていないので、「その表現はちょっと違うかな?」とも思ったんですけど、彼らにしてみれば古株らしいので(苦笑)。まあ、マサと拳王選手にはベルトは獲られてしまいましたけど、コッチにも意地がありますし、まだまだ戦いは続けていきたいですね。

――その1.21大阪のマサ&拳王組とのGHCタッグ王座戦を振り返っていかがですか?

潮﨑 (マイバッハ)谷口と初めてタッグのベルトを獲って、チームとしてのかたちができつつある中で落としたので残念でしたけど、同時に「まだまだ、このタッグは磨き甲斐がある」ということも実感できたので、うしろ向きな気持ちはないです。

――潮﨑選手は1.9後楽園でGHCヘビー挑戦の意向を明かしましたが、その時点ではタッグとの二冠王を視野に入れていた、と?

潮﨑 そこはやっぱり、二冠というのは“男のロマン”だし、新生ノアの顔役としてヘビー級の先頭に立つ、何よりの証だと思うので。まだ、俺自身も二冠は達成したことがないので、大きな目標ですね。

――そういう意味では今回のGHCヘビー挑戦は、仕切り直しという部分があるのでは?

潮﨑 もちろん、タッグのベルトを落として終わりじゃないし、俺の欲望にますます火がついたというか。GHCヘビーのシングルに対する気持ちが、より大きくなりましたね。いま、GHCヘビーが中嶋選手、タッグがマサと拳王選手ということで、ノアにとって新しい風景だとは思うんですけど、俺としてはそのままにしておくわけにはいかないし、そこに俺が割って入ることが、団体をもっと盛り上げることになるはずなので。

中嶋選手はキックの使い手としてナンバーワン
――潮﨑選手は1.11横浜でのタッグマッチで中嶋選手から豪腕ラリアットでフォールを奪取。そして、1.20豊橋の中嶋選手とのタッグマッチでは試合後に乱闘を展開し、王者から「このベルトがほしいのか? 欲張りな男だな、やってやるよ!」という言葉を引き出し、3.12横浜文体で挑戦することが決定しました。

潮﨑 まあ、俺は欲張りな男なんでね(ニヤリ)。

――GHCヘビー初戴冠を成し遂げてからの中嶋選手には、どんな印象を持っていますか?

潮﨑 もちろん、チャンピオンとしての風格や責任感は伝わってきますよ。でも、同時に「そういうものに追い込まれてるんだろうな」というのも感じるし。自分も09年に初めてGHCヘビーを巻いたときは、どうしていいかわからないという状態だったんで。

――かつて自分も経験しているからこそ、相手の心境もわかる、と。潮﨑選手と中嶋選手の歴史も少し振り返りたいんですが、中嶋選手のプロレスデビューが04年1月で、潮﨑選手が同年7月と、キャリアはほぼ一緒になります。中嶋選手は16歳でのデビューということで当時から話題を集めていましたが、やはり気にはなりましたか?

潮﨑 もちろん。中嶋選手がノアに上がる前から注目してたし、雑誌でもよく取り上げられていたので。彼と初めて当たった武道館のタッグマッチもよく覚えてますよ。若さと勢いでぶつかりあったというか。

――05年の11月5日、小橋建太&潮﨑組vs佐々木健介&中嶋組の師弟タッグ対決ですね。ほかに中嶋選手との試合で、印象に残っているものはありますか?

潮﨑 階級が違ったので、シングルで当たったこと自体は少ないんですけど、海外で20分時間切れになった試合ですかね(11年5月14日のイギリス大会)。あのときは国が違ったからなのか、いつも以上に伸び伸びやりあって、現地のファンも凄く沸いて。たぶん、お互いに「日本のプロレスラーの凄さを見せてやる!」という気持ちが強かったでしょうし、試合後に充実した気持ちになったのを覚えてます。

――そういう試合ができる相手だ、と。潮﨑選手もこれまで、多くの打撃が得意な選手たちと戦ってきたと思いますが、その中でも中嶋選手のキックはどのようなものでしょうか?

潮﨑 一番鋭くて、一番重い。なおかつキレイなので、キックの使い手としてはナンバーワンだと思います。でも、だからこそ、コッチも身体を張って受け止めたいし。さすがに側頭部とかに入ったらまずいですけど(苦笑)。俺にとっては、相手の技を必要以上に受けたい、そして必要以上に返したいって思わせてくれるレスラーですね。

――今回は中嶋選手がヘビーに転向して以降、そしてGHCヘビー級王座戦としては、初めて対峙するわけですが、最後にこの試合を期待しているファンへのメッセージをお願いします。

潮﨑 自分にとって2016年はGHCヘビーを獲ったものの、すぐに落としてしまい不甲斐ない一年だったので、横浜文体では中嶋選手からベルトを奪取して、17年は新たな自分とノアの歴史を作っていきたいですね。それと同時に、これからも潮﨑豪と中嶋勝彦の物語を紡いでいって、新生ノアを代表するような試合にしていければと思います。

【終】

GHCヘビー級選手権試合(選手権者)中嶋勝彦vs潮崎豪(挑戦者)開催!!
ザ・リーヴ presents「GREAT VOYAGE 2017 in YOKOHAMA」3月12日(日)横浜文化体育館大会 大会情報
◆日時
2017年3月12日(日) 開場15:00 試合開始16:00

◆会場
横浜文化体育館

ザ・リーヴ presents「GREAT VOYAGE 2017 in YOKOHAMA」3月12日(日)横浜文化体育館大会 チケット情報
■FC優先予約
1月20日(金) 17:30~18:30 03-6261-6990にて受付

■先行発売
1月24日(火) 後楽園ホール大会 会場内にて

■一般発売
1月25日(水)

【前売】
アリーナS 12,000円※パンフレット付
スタンドA 8,000円
スタンドS 7,000円
スタンドA 5,000円
スタンドB 4,000円

【当日】
アリーナS 12,500円
スタンドA 8,500円
スタンドS 7,500円
スタンドA 5,500円
スタンドB 4,500円

ザ・リーヴ presents「GREAT VOYAGE in YOKOHAMA 2017」3月12日(日)横浜文化体育館大会 プレイガイド情報
ローソンチケット 【Lコード:34146】
ローソン、ミニストップ店頭ロッピーにて購入可能 0570-084-003

チケットぴあPコード予約専用 【Pコード=594-150】
ぴあスポット、サークルK・サンクス全店、セブンイレブン全店にて販売・発券可能 0570-02-9999
http://pia.jp/t

e+(イープラス) http://eplus.jp/
パソコン&携帯にて予約→セブンイレブン全店、ファミリーマート各店頭にて購入可能

後楽園ホール5階事務所 03-5800-9999
チャンピオン(水道橋) 03-3221-6237
うまい肉と麺の店 ヨネ家 03-3751-3050
プロレス道場 045-713-9674

「GREAT VOYAGE 2017 in YOKOHAMA」3月12日(日)横浜文化体育館大会 決定対戦カード
「GREAT VOYAGE 2017 in YOKOHAMA」
3月12日(日) 試合開始16:00
神奈川・横浜文化体育館

◆GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負
(第28代選手権者)中嶋勝彦 vs (挑戦者)潮﨑 豪
※第28代選手権者の4度目の防衛戦となります。

◆GHCジュニア・ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
(第33代選手権者)大原はじめ vs (挑戦者)熊野 準
※第33代選手権者の2度目の防衛戦となります

★「GREAT VOYAGE 2017 in YOKOHAMA」3月12日(日)横浜文化体育館大会 大会情報詳細はこちらから

~皆様のご来場をお待ちしております~

※プロレスリング・ノアHPより

http://www.noah.co.jp/news_detail.php?news_id=9614

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