【プロレスリングWAVE】2・22(水)「WeekdayWAVE vol.106」試合結果!3・12(日)アビリバのリボンタッグにOVER SUNが挑戦!?

4、OVERゴキゲンWAVE(15分1本勝負)
○米山香織(12分23秒、エビ固め)桜花由美●
※桜花のカバーを切り返して

OVER SUNとしてWAVEタッグ王者組となった桜花由美と、ゴキゲンBBAとしてチェリーとタッグを組んでいた米山香織。オバサン×BBA(ババア)対決がセミファイナルにラインナップされた。

ゴングと同時に桜花がビッグブーツで一直線! これをかわした米山がいきなりジャパニーズレッグロールクラッチへ。なんとか切り返した桜花が逆にカウント2。もう一度ビッグブーツを狙うが、ブリッジでかわした米山がスクールボーイ。ベテランらしい技の読み合いに会場が沸く。

「オバサン」×「ババア」の口撃ラリーがヒートアップするも、桜花が実力行使のビッグブーツで黙らせる。

主導権は桜花が握っていたが、場外で攻守が逆転する。今度は米山が桜花のヒザ攻めへ。苦しむ桜花だったが、投げっぱなしジャーマンを放ってコーナーに登る。米山が追いつき、雪崩式フロントスープレックスを放つと、ダイビング・ボディープレス、セントーンで追撃。さらに米−ZOUを狙うも、切り返した桜花がブレーンバスターでお返し。ネックハンギングボムなどで攻め込んだあと、カウンターのビッグブーツ。クリーンヒットしたものの、カバーの瞬間、切り返した米山が逆転の3カウント! 試合後、米山はベルトを巻くポーズで桜花を挑発。桜花は何も言わずにリングを降りたが……。

5、スクランブルWAVE(20分1本勝負)
○水波綾&大畠美咲&山下りな(18分40秒、片エビ固め)飯田美花●&チェリー&志田光
※ホットリミット

メインイベントは、水波綾&大畠美咲&山下りなvs飯田美花&チェリー&志田光による6人タッグマッチ。WAVE2・12大阪大会で、志田とのタッグを熱望した飯田。「考えておきます」と話した志田がどんな答えを出すのか注目が集まる。

試合は水波vs志田でスタートするも、すぐに飯田が加わり志田との連係を披露。息の合ったところをみせると、AvidRivalも連係技で応戦する。だが、水波が標的となり、チェリー→飯田でいたぶっていく。

なんとか水波は飯田を自コーナーに連れ帰り大畠と交代。大畠が串刺し攻撃、顔からバンで追い打ちをかけると、続く山下も張り付けランニングニーからのジャイアントスイングへ。すると大畠が飯田めがけてフットスタンプ!

孤立する飯田だったが、河津掛け、顔面ドロップキックでやり返してようやく自コーナーへ。チェリーがミサイル弾で挽回していき、ダブルリストアームサルトでカウント2。

大畠、水波、山下はリレー式ラリアットで巻き返しに成功。すかさず大畠がチェリーのバックを取るも、脱出したチェリーが逆に大畠を孤立させ、続く志田が風車式バックブリーカー、逆エビ固めと腰攻め。

このピンチを救ったのは水波。そのまま水波vs志田となり、水波が張り付けラリアットを放てば、志田は雪崩式ブレーンバスターをお見舞いする。続く飯田がランニング・エルボースマッシュ。そしてグラウンドで水波を追い込んでいく。

水波もカウンターのフロントスープレックスで流れを変えると山下のラリアットを挟んでスピアや裏投げを敢行。ピンチの飯田を救おうと、志田はスリーカウントでアシスト。すかさず飯田が水波をヨーロピアンクラッチや雁之助クラッチで丸めに行くが、いずれもカウント2。6選手が入り乱れるなか、アビリバの連係から水波がダイビング・ギロチンドロップ! カットされると、最後はホットリミットで水波が勝利!

◎3・5新宿でOVER SUNvsゴキゲンBBAvs飯田&志田による、WAVE認定タッグ選手権決定/エンディング①

飯田「志田さん、こないだ(2・12)大阪で言ったタッグの件、考えてくれましたか? 自分は、自分と志田さんのタッグいいと思っています。今日負けたのはチェリーさんの誤爆のせいだから」

米山「ちょっと何言っちゃってるの? チェリーさん、頑張ってたじゃん。ねー! 私、今日、タッグのチャンピオンに勝ってるんだけど。挑戦したいよね、チェリーさん」

チェリー「ゴキゲンBBAで。タッグ挑戦したいですよ。だって、今日、米ちゃん、勝ってるし。そうだよ! 桜花さん、ちょっと負けた人がタッグやりたいとか言ってるんですけど」

桜花「ちょっと待って。やりたいの?」

飯田「自分たちも挑戦します。自分と志田さんとで挑戦します」

チェリー「負けたヤツがマイク握ってるんじゃないよ!」

桜花「うるさい×2。ババアと恥ずかし固めのかけがえのないヤツらは、あんまり興味がないけど、次の大会で決定戦やったら?」

チェリー「ちょっと待ってください。私たちは、次とか未来とかないんですよ。1日でも早く挑戦しないと寿命がきちゃうんですよ。水戸黄門だって一話完結なのは見ている人が来週の保証がないからですよ」

飯田「自分たち3WAY得意なんですよ。3WAYのタッグでどうですか? GAMIさんどうですか」

二上社長「水戸黄門ってそうですよね。一話完結ですよね。わかる、わかる、わかる。3WAYでいきましょう。3WAYでタッグのタイトルマッチやってください。いいですか、志田さんいいですか。本当に若くてきれーな人にベルト巻いて欲しいんで。本当お願いします。志田さん応援してます」

桜花「3月5日? やってやるよ。じゃあ決定ね。よろしく」

◎3・12仙台でアビリバのリボンタッグにOVER SUNが挑戦!?/エンディング②
さらに桜花は続ける。

桜花「私、宮崎さんからお手紙をあずかってきました。野中、読んで」

野中アナ「拝啓、AvidRival様。桃の節句も間近となり、長かった冬も終わろうとしていますが、お二人は変わらずお元気でしょうか。さて本日は新木場にエントリーされていないため書面にて失礼いたします。アナタたち二人が保持する、リボンタッグのベルトですが、初代のチャンピオンは何を隠そう、私、宮崎有妃とタニー・マウスです。2007年4月4日、市ヶ谷アイスボックスにて輝優優&勇気綾組との激闘を制し、私たちの腰に巻かれました。もうすでに3月26日の後楽園での防衛戦が決まっているとのことですが、その前に一度、私たちOVER SUNとリボンタッグをかけて闘いませんか? 復帰して1年半、欲もほどほどに出てきました。桜花が38になる前に、一日でも早く、二冠王になり、アイスリボンに恥ずかし固めをかけまくりに行きたい所存です。まさか、断ることはないと思いますが、ご検討よろしくお願いします。OVER SUN、宮崎有妃」

大畠「手紙でも言ってましたけど、3月26日のアイス、決定してるので。か、勝手に決められないですよ。ウチのベルトでもないですし」

二上社長「いや、ウチは別にいいけど」

(第1試合に出場していた代表取締役の藤本、3・26後楽園でアビリバに挑戦するつくしがリングへ)

藤本「いやーーーー、いまウチ、タッグとシングルをどっちをメインにするかっていうアンケートをやったりしているので、横入りはすみません。さすがにできないですね」

桜花「私たちが、チャンピオンでいたほうがメインになるし。お姉さんが怖いの?」

つくし「うるせー、クソババア! アビリバ相手でも、クソババア相手でもやってやるよ、いいか藤本!」

桜花「3月5日はタイトルマッチがあるから、次、3月12日、仙台大会でどうですか?」

藤本「仙台ですか……」

桜花「だって『いい』って言ったらいいんでしょ? どうする?」

藤本「どうしよう、つくし……」

つくし「やるって言ってんだろ!」

藤本「だそうです」

桜花「12日仙台大会、藤本出るよね?」

藤本「出ます」

桜花「じゃあ記念撮影と認定書、よろしく。3月12日決定で。3月26日、恥ずかし固めいっぱいかけてやるからな。クソチビ!」

続々とカードが決まるなか、最後をまかされた水波がマイクを握る。

水波「3月12日はアイスのベルト、やります。その前に3月5日のフェイス、レジーナ戦、春日さん! 3月5日、フェイスのレジーナ戦、リングの上でお会いしましょう」

握手を求めるも、春日は張り返してリングを降りた。

水波「よっしゃ、このまま締めますね。今年はWAVE10周年、皆さんご存じの通り、8月12日大田区大会でやります。その大田区体育館まであと、171日です! 一日一日と大田区まで日が進んでおります。ここにいるみなさんはもちろん来て下さいますよね。ありがとうございます。大田区でみなさんの顔が見れるよう楽しみにしております。その前に、3月5日のフェイスもみなさん来て下さい」

そして恒例の「これがWAVEだ!」で大会を締めくくった。

◎アビリバコメント
——リボンタッグのタイトル戦が決まりました。
大畠「そうですね。なんか強引ですね。オバサンになるとわがままになるのかなってそう思いました。リボンタッグですけど、WAVEで(他団体のベルトの)防衛戦ができるっていうので、それはそれで最近ではあまり見ないことなので、いいことなのかなって思います」
水波「これを機に他団体のベルトの防衛戦がウチの大会でできるってことは、これを機にアイスを見ているファンの人もWAVEを見るいいきっかけになると思うし、そういうことを自分たちはやっていきたい。他団体のファンの人をWAVEに呼びたいっていうのはあったので、珍しいことだし、(防衛戦が)できるのは凄くいいことだと思っています」

——防衛するとまた防衛戦が続きますが。
大畠「12日ですよね。2週間くらい……1カ月に2回、防衛戦をやることになるんですけど、毎週やってもいいくらいに思っているので、ベルトに挑戦だとか防衛戦だとかは毎週やってもいいくらいの気持ちでいるので、それはそれで自分たちのスキルアップになるので楽しみです」

——OVER SUNへの苦手意識はある?
大畠「いや、前回、いきなり負けてしまったのはあるんですけど、それはOVER SUNというタッグが、こういうタッグだというのを実感できてなかったのがあるので、一回闘ったらそれなりに対処法だったりとか、分析できていると思うので、次は負けられないですね」
水波「負けましたけど、逆に楽しみですね。なぜかっていうとあれから自分と大畠はシングルのタイトルマッチをやって、またこうしてタッグを組んでいるわけですから、あのときの自分たちとはぜんぜん違うと。闘いを経てまたタッグでやっているんでね、ぜんぜん違うと思うし、逆に前よりも強くなっていると思っているので、それでアイスのベルト、ウチのWAVEのタッグのベルトじゃないですけど、アイスのベルトでタイトルマッチができるということは凄く楽しみしかないです、自分は」

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