【米山香織インタビュー①】実家JWPへの思いを激白!ベルトへの意欲、そしてYMZ興行、まさかのお見合い企画まで!?

―― 本題に戻って(笑)JWPのチャンピオンシップ挑戦に賭ける思いを聞かせてください。

 

米山:JWP解散でベルトがなくなるって聞いた頃、たまたま部屋の掃除をしていたら、当時のブロマイドが出てきたんですよ。何年もずっと出てこなかったのに、このタイミングで見つかるのは運命なのかなと思って。10回も防衛したあのベルトがなくなっちゃう前にもう一度巻きたいと思って、挑戦を直訴したんです。

 

――懐かしいなあと、もう一度取りに行かなきゃと感じたわけですね。

 

米山:思い入れのあるベルトだし、ベルトとともに成長するというのも本当にあるんだあと、このベルトを巻いて思いました。私は最後のJWP認定無差別級チャンピオンになりたいんです。最後の後楽園ホールまで防衛戦をやらないなんてもったいないし、(ダイナマイト・)関西さん・日向(あずみ)さん・春山(香代子)さんのような偉大なチャンピオンがいて、ベルトを巡る名勝負もたくさんあったことを思い出してほしいし、新たに知ってほしいけど、今のままならそれができない。あえてフリーの私がJWPのベルトを巻き、いろんなところに持って行って、みんなの目に触れる機会を増やして、ベルトやJWPに興味を持ってもらったらいいなと思ったんです。
中森華子が「過去の話を持ち出して、いまさら……」って言ってましたが、この写真はきっかけに過ぎません。このことを思い出して、今、挑戦してベルトを巻きたいと思いました。このベルトを巻いて、ベルトともに旅をしたいですね。この子にいろんな景色を見せてあげたい。

 

――現チャンピオンの中森選手についてはどう思っていますか?

 

米山:私はベルトに挑戦したいのであって、中森華子に関しては……選手として挑戦したい気持ちはなかったんです。でも、彼女と同じ団体にいて、入れ違いで私が退団したので寂しかったとか、もっと一緒に試合をしたかったって言っていることに対しては、その気持ちをすべて受け止めたうえで勝ちたいです。中森華子はJWPを守ると言っているけど、私にはそんなことは言えません。自分がチャンピオンになったら、別の形でJWPを広めていきたいですね。

 

――奪取した暁には米山さんらしい「ベルトの旅」をしたい、と。

 

米山:どこの会場にも持って行って、参戦先の団体でも防衛戦をしたいし、できないなら自分でどこかの会場を抑えて、ワンマッチでもやりたいです。

 

――ベルトに新しい旅をさせてあげたいというのは、おもしろいミッションですね。楽しみにしています。

 

⇒第2弾に続く(米山香織、団体を股にかけて戦う。ゴキゲンなプロレス人生を、JWPの記憶に刻み込む!)

 

 

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