【魔界(MAKAI)】鶴姫(志田光)・越智安成(新納刃)・錬武官(吉野恵悟)の魔界三人衆インタビュー

 

 
<MAKAI設立、新納刃誕生>

 

――新納さんはもともと「円華」さんでしたが、MAKAI所属を機に改名されました。そこまでの経緯をお聞かせいただけますか?

新納:タイミングがばっちり合ってたんですよ。魔界が新体制になったのは2月2日で、デビューしたのが15年前の2月2日。自分の15周年を機に、フリーからMAKAIに所属するタイミングで、いろいろ変えようと。

――名前を変えるというのはで勇気がいるんじゃないですか?

新納:特にこだわりがないんです。

志田:結構前から、名前も変えようって言ってましたよね?

新納:歳をとると「円華」の名前がつらくなってきて(笑) もう円華の歳じゃないなーと。

吉野:キラキラネーム的な(笑)

――「刃」(はがね)というのが、魔界っぽいですね。

新納:それでいて役者っぽくて、かっこいいと思いましたね。まだ浸透していなくて、その名前では正しく読まれないんですが(笑)

――ちなみに、なんて呼ばれたいですか?「新納さん」とか「刃さん」とか。

志田:いい質問ですね……!

新納:なんでもいいですけど……?

吉野:その結果「円華さん」って言われ続けるんですよ(笑)

――「はーちゃん」とか……

志田:可愛い!(爆笑)

 

――魔界の時には役名の「安成」で呼ばれますけど、プロレス会場ではどう呼ばれるんですか?

新納:お客さんは「はがねー」が多いですね。控室では「まどかー」って言われますけど(笑)。

――魔界で演じているときの新納さんは、どういう気持ちで演じていらっしゃいますか?

新納:安成の役がすんなり入ってきました。

――志田さんを奪い合ったり、兄弟だったり従者だったりと役割が変わってゆきます。関係性をリング上で表すのは大変でしょう。演技力も向上してきたのでは。

新納:もう三年やってきましたからね。

――魔界のリングはロープがないので、プロレスの時とは勝手が違いますね。

新納:僕みたいな飛ぶスタイルだと、やることが限られてきますね。ロープがない分だけ頭を使います。

――演技者としての新納さんは、魔界に対してどんな心構えで臨んでいらっしゃいますか?

新納:毎回、新人のつもりでやらせていただいております(笑)演技に関してはド素人なので。

――絡みがある志田先輩から見ると、どうでしょうか?

新納:指導されっぱなしです!

志田:うそつけー!(笑)

――志田さんから見た新納さんはどんな人でしたか?

志田:ちょこちょこ見かけてはいたんですが、魔界で知り合ったときに初めて顔と名前が一致しました。新納さんの第一印象は、つかみどころがない人。不安ではありましたけど、仲良くなれないオーラみたいなのが出てて。

吉野:人見知りですもんね。

新納:開いたらどこまでも開くんですよ。

――前に志田さんをインタビューさせて頂いた時は、新納さんを「男前」って言ってましたよ。

新納:それはそうなんですけど(笑)

志田:自分で(笑) 男前な人という印象しかなかったです。

――いざ魔界でやってみてどうでした?

新納:「この大根が!」とか(笑)

志田:上から目線になっちゃうけど、成長が著しすぎて……焦りますね。

吉野:隠れて、(魔界の作者)眞邉さんの演劇レッスンに行ってますからね。もともとモデルの女の子に芝居を教えるワークショップだったんですけど、TARUさんがそれを見つけて入り浸って、そこに新納さんも入ってきた。何度も行ったら、だんだんプロレスラーばかりになってきました(笑)

志田:最初は「こうして、こうして、こうする」みたいな段取りで演技していたのが、鶴姫と安成としての会話ができるようになりました。回を重ねてキャラクターをつかんでからは、新納さんのおかげですんなりと役に入れます。

新納:初めてほめられましたね(笑)

志田:新納さんがどんどん成長していくので、逆に焦ります。今では追い越されてしまいそうだから、私も頑張らないと。

――新納さんには役者になりたい気持ちはありましたか?

新納:まったくなかったんですよ。自分がお芝居をするなんて考えたこともなかった。むしろ引っ込んでいたいタイプです。

志田:プロレスラーにしては珍しい(笑)

新納:魔界で演技が楽しくなって、それからは魔界以外のお芝居にも出たりしています。やるからには、どんどん突き詰めていきたいです。

――女性人気は感じますか?

新納:安成は人気がないんですよー! 女性人気で言うと前田慶次ですね。実は、安成に慣れてきたのは、つい最近です。安成は陰キャじゃないですか。自分自身が「こういう役か……こいつネクラだな」って思ってしまって、自分を見ているようで嫌だったけど、最近になって、「もういいや、安成はほぼ僕だ」と認めたら、とてもやりやすくなりました。

――役を受け入れる気持ちが作れた時に、演じやすくなったんですね。

新納:キャスティングをした人も、僕の人間性を分かっていてやったんじゃないか(笑)

吉野:安成を刃さんに合わせてきたんじゃないですか(笑)

――役を演じることが、プロレスラーとしての経験に寄与していると思いますか?

新納:プロレスは戦いといえども、お客さんに見せるものです。いかにしてお客さんを喜ばせるかというところでは、すごく役に立ちます。

――新納さんは準レギュラーですよね。物語が進むうちに勢力も変化し、チームも繰り返し移動しました。役者としては落ち着かないところはありませんか?

新納:今の方がしっくりきます。鶴姫とは引き離されましたけど、逆にそれがいいのかもしれません。

志田:実は、鶴姫と安成はあまり一緒にいたことがないんです。ずっと敵対しているかも。

新納:鶴姫様のことを、実はうざったいと思っていて、嫌いだった、せいせいしたとか言ってますからね。

――リング上で相対するときはどんな感じですか?

新納:今は戦うこともないので、鶴姫様にかしずく感じです。

 
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