【編集長インタビュー】DDT「ALL OUT」竹下幸之介と彰人が「何かと話しちゃいます」とトークイベントに意欲満々②

第3回ストロングトークLIVE「ドラマティックドリームトライアングル」(7月19日午後7時~、東京・渋谷のLOFT9SHIBUYA)でHARASHIMAとともに「すべて話します」と意気込むDDT「ALL OUT」の竹下幸之介と彰人が再登場。「今でもプロレスファン」とプロレスへの熱い思いを明かした。

――各選手がリングに向かう前に、必ずやることがあるそうですね

彰人 リングシューズのひもの結び方とか、気にする人はいます。それぞれ、細かいことを大切にしています。

竹下 (男色)ディーノさんはお尻にお気に入りのスプレーを延々と吹きかけるんです。でも、やっぱり臭いんです。獣のニオイなんです。何度、食らってもたまりません。皆さんに、あの苦しみを共有してもらいたい。

彰人 まあ、ディーノさんはお尻に「シュー」とするのが気持ちいいから、やっているんでしょう。

――今回のトークイベントでもこうした「楽しいお話」をたくさん聞かせてください。ところで、DDTは新日本プロレスを追いかけています。

竹下 僕も2歳のころからプロレスファン。たかが20年のファン歴ですが、プロレス界にはさまざまな「波」がありました。ですから、自分が頑張っていれば、ひいては「DDTのためになる」って感じですかね。

――オカダ・カズチカ選手はいかがですか? 年代も体格も竹下選手のライバルじゃないですか?

竹下 ケニー・オメガさんがオカダさんと再び絡み合うようになった今こそ、意識し始めています。自分もケニーさんと闘うことが多かったので「あのケニーさんがオカダさんと、どう闘うのか?」という観点で見ますね。

――オカダ選手とケニー選手は6月、60分時間切れ引き分けという熱闘を繰り広げたばかりです

竹下 移動するバスの中でしたが、生中継で見ていました。僕は新日本プロレス、全日本プロレス、WWE、NXT、インディ団体、女子プロレス…見られるものは大概、チェックしています。「研究熱心だね」と褒められるんですが、実は好きで見ているだけなんです(笑)

彰人 スゴクよくわかる(笑)。僕もお店(DDTのお店「スポーツBAR・ドロップキック」)でも家でも、プロレス番組ばかり見ています。勉強というよりも好きでチェックしているんですよね。趣味なんです。お店でも選手目線ではなく、ファン目線でしゃべっています。

竹下 だってプロレスラーになる前、プロレスファンでしたからね。レスラーになったら「プロレス見ない」なんて理解できませんよ。ケニーさんも「とにかくプロレスのDVDを貸してくれ」と言っていました。我々に負けないぐらい、チェックしていました。今でもそうでしょうね、きっと。僕は勉強するためにプロレスを見てないですけど、見ている人は「強い」ですよ、きっと。

――自分の目で見ることは大切です

彰人 僕なんか生観戦にも出かけています。普通に会場にいますから。飲み仲間がいる団体が主ですが「付き合いでいっている」という体で、見ています。

竹下 DDTは皆、見ています。「僕ほど見ている人はいないだろう」と、思っていたけど、結構います。偏っている人もいて、各自、好きなプロレスがあってやっている。それらが集まったのがDDT。DDTの面白さはそんなところにあるんですかね。

――そんなDDTで「ALL OUT」は何を目指しますか?

竹下 「面白くて」「最高」のプロレスをDDTは目指してきましたが。そこに「強さ」を付け加えたい。僕はよく「プロレスがオリンピック種目だったら」と考えるんですが、予選落ちはいやなんです。絶対に決勝に進出したい。ふと気づくと「DDTが、僕が、決勝に進出するためにはどうしたらいいのか?」と、頭を巡らしていますね。陸上競技もやっていたんで「0.01秒」「1センチ」を争ってきた。シビアな闘いなんです。で、やっているほうも面白いんですが、見ていても「感動」するじゃないですか。「五輪の感動」をプロレスで僕が感じられたら、皆さんにも感じていただけたら、なんて思っているんです。

彰人 僕と竹下は、決してスゴク仲がいいわけではないんです。目指すものが一緒なんで組んでいます。立ち位置的には、竹下はオカダさんじゃないですか。僕は外道さんになりたいんです。これまでマイクアピールすることはなかったんですが、今は自然とマイクをとっていますね。とにかく竹下はまっすぐなんで、僕は「アクのある人間にならなきゃな」と思っています。まずは「竹下、彰人組VSオカダ、外道組」やってみたいです。

――いいですね。「オカダVS竹下」も早く実現してほしいです。「オカダVSケニー」が60分時間切れで引き分けた、一か月半前に「竹下VS遠藤哲哉」も60分、時間いっぱい闘って引き分けでした

竹下 僕はジャンボ鶴田さんが好きだったんですが、鶴田さんは10回以上、60分闘っているんです。オカダさんは「プロレスラーは超人」と、おっしゃっていますが、まさにその通りです。今は石川修司さんが「ジャンボ鶴田・感」があるんじゃないですか。あの人の練習もスゴイですね。

彰人 石川さんはヘビー級の練習の仕方じゃないですよ。飯伏(幸太)さんと一緒に練習して、同じメニューをこなしている。ジュニアみたいな練習して、あの巨体で飯伏さんと同じ動きをしようとしているんです。スゴイですよ。

竹下 秋山(準)さんと一年前に試合をさせていただいたんですが、スゴかったですね。青タイツのころから秋山さんに憧れていましたが、闘っていてこれまでで一番、感動しました。

――様々なスタイルのプロレスを実践しているDDTです。「最高」で「最強」を目指す最終目標は?

彰人 ALL OUTにマスクマンを加えたいですね。女子やちびっこファンを増やしたい。

竹下 アントニオ猪木さんですね。「夢とロマン」目指します。

二人の口から次から次へと「プロレスへの熱い思い」「プロレスラーの楽しいエピソード」が飛び出してくる。ここにHARASHIMAが加われば、まさに鬼に金棒。トークLIVEが盛り上がること、間違いなしだ。

(撮影:二瓶隆弘)

 

第3回ストロングトークLIVE
『ドラマティックドリームトライアングル』

販売期間 : 2017/06/07 (水) 12:00 ~ 2017/07/18 (火) 23:59
開催日時:2017年7月19日(水)18:00開場 19:00開演
会場: LOFT9 Shibuya (渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 1F)
出演者:
HARASHIMA選手(DDTプロレスリング)
竹下幸之介選手(DDTプロレスリング・ALL OUT)
彰人選手(DDTプロレスリング・ALL OUT)

司会:
青木泰寛(セイシュンダーツ)
宮澤聡(ジグザグジギー)

チケット:
前売限定特別チケット(4ショット記念撮影付き) 5000円
前売通常チケット4000円

※特別チケットの当日発売はございません。
※当日、別途ワンドリンク必須
※写真撮影OK・動画撮影NG
※なお、混雑状況により立ち見になる可能性がございます。ご了承の上お申込みください。

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