【編集長インタビュー】「ミヤマ☆仮面」垣原賢人が藤原喜明組長と「道場スパーリングマッチ」に挑む

自ら「がんサバイバー」と称する「ミヤマ☆仮面」垣原賢人。悪性リンパ腫(血液のがん)との闘いを公表しているが「垣原賢人復帰戦~カッキーライド~」(8月14日、東京・後楽園ホール)で藤原喜明組長との「UWF道場スパーリングマッチ」に挑む。

――試合復帰に向け、コンディションはいかがですか?

垣原 一年前に抗がん剤の治療を終了しました。日常生活には何ら支障はないのですが、トレーニングを始めたのは今年になってからです。正直言うとお医者さんは「(リング復帰を)良いこと」とは言ってくれません。色々とお話して、何とか認めてもらったのが本当のところです。

――ドクターストップを振り切っての決断ですか?

垣原 家族も当初は反対でした。本音では今でも反対かも知れません。でも、僕の想いをわかってくれました。今では応援してくれ、何かとバックアップしてくれます。僕の病気に完治はないのです。だからこそ、再発を心配してビクビクしながら過ごすのではなく、病気に対して「守り」ではなく「攻め」の姿勢で立ち向かっていきたいと思います。同じ病気と闘っている人たちが、リングに上がる僕の姿をみて、元気になってくれたら嬉しいですね。

――同じ病気の人たちと交流があるのですね

垣原 はい。先に目標があるほうが、リハビリにも力が入るし、今回のことを点に終わらせないで、線にしたい。5年、10年と続けたい。いや、かつてのUWFのように月に一回、試合ができたら、最高ですね。

――第1試合で藤原喜明組長と対戦。「UWF道場スパーリングマッチ(時間無制限)」です

垣原 道場スパーリングマッチなので、ノーレフェリーになるかも知れません。試合開始のゴングもありません。組長が「オイ、やるぞ」と言ったらスタートです。組長が「よし、終わり」と満足されるまで終了しません。時間無制限ですから。反則もOKですかね。覚悟を決めて臨みます。

――まるで「デスマッチ」じゃないですか?

垣原 そうですね。30分時間切れを闘ったことはありますが、生涯最長試合になるかも知れません。

――ルールはもちろん、相手が藤原組長とは、厳しすぎる復帰戦です

垣原 藤原組長も同じ病気を克服されました。「がんサバイバー」同士。実は組長とはスパーリングも初めて。すれ違い続きで「UWF」時代からの「忘れ物」だった。ずっと頭にあった組長とのスパーリングが実現できて最高です。僕自身のカードももちろんですが、他の試合も僕の希望で組ませてもらいました。全試合に思い入れがあります。僕自身が誰よりも決戦の日を楽しみにしていますよ、きっと。

 

⇒次ページ(自身で組んだ全カード見どころ、桜庭選手からプレゼントされたコスチュームについて)

柴田惣一 (プロレスTODAY編集長)
「プロレスTODAY編集長」であり「プロレス解説者」。
〝千のネクタイを持つ男”の異名もあり。
テレビ朝日「ワールドプロレスリング」、サムライTVでプロレス中継の解説。
今日も一緒にプロレスを楽しみましょう!

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