【DDTプロレスリング高木三四郎 大社長インタビュー③】プロレスの面白さ・尊敬するレスラー・プロレスとは

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【2】尊敬するプロレスラーとは?

 

尊敬するプロレスラーはどなたですか?

 

〔高木〕 大仁田さん、天龍さんも好きでしたし、今でも尊敬してますね。

 

天龍さんにはかなりご尽力されていましたよね。どこが一番尊敬できる部分ですか?

 

〔高木〕 光と影が両方あるというか、光だけじゃないですよね。いろいろ苦労されている方なんです。大仁田さんもそうなんですけど、苦労されている方が一気にブレイクして光を放った時がすごいなと思って。両方持ってる人は強いんですよ。いい時代もしんどい時代も経験しているので。SWSもあるし、全日本プロレスでは「第三の男」ですよ。第三の男なんて、トップでもないし二番手でもないですから。

そういうところで苦労されたと思います。そういう苦労が見え隠れして、一気に天龍同盟で花が開いて、SWSでも苦労されて、WARでまた新日本プロレスとの対抗戦で一気にバッと上がる、みたいな。そういうところじゃないですか。生き様として尊敬できるな、と。

プロレスって不思議なもので、光だけだとダメなんですよ。団体としては光を放ち続けないとダメですけど、レスラーとしては、光だけだと共感されないんです。判官贔屓じゃないですけど、うまく行き過ぎている人間は、お客さんからすると「なんだこいつ」ってなるんです。プロレスって不思議ですよね。海外もそんな感じなんです。最初から最後までスター街道を歩んでいる人間なんて誰もいないですよ。

 

一回コケて、コケてから立ち上がる時にプロレスファンの気持ちが連動するんでしょうね。

 

〔高木〕 最初からスターなんていないんです。スターは光と影でできていて、尊敬するレスラーというのは、光と同じくらいの苦労が見える人ですね。

 

⇒次ページへ続く!【3】高木大社長にとってプロレスとは?

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