【新日本】王者タイチ、K.O.B.の襲撃を受け、10.19地元凱旋防衛を魂に誓う「譲れねぇ理由がもう一つできたんだよ」

新日本プロレス9月24日の北海道・北ガスアリーナ札幌46大会で行われたIWGPタッグ選手権試合の前哨戦は、王者組のタイチ&石井智宏組が雪辱を果たし、凱歌を上げた。

しかし、試合後も挑戦者組“K.O.B”の暴行は止まず。

その非道な振る舞いに対し、王者タイチは、来月に控える地元・石狩市での凱旋興行を前に、「チャンピオンで帰らなければ意味がない」と、魂の防衛を誓った。

『NJPW BATTLE LINE HOKKAIDO ~Road to DESTRUCTION ~』
日時:2025年9月24日 (水) 17:30開場18:30開始
会場:北海道・北ガスアリーナ札幌46
観衆:2,038人

9.28神戸ワールド記念ホール大会での王座戦を前に、連日激しい火花を散らしてきた両チーム。

これまでの前哨戦ではK.O.B.が連勝を重ねてきたが、この日の最後の前哨戦は、王者組が意地を見せた。

ゴング前から大乱闘で始まった試合は、K.O.B.のYuto-IceとOSKARがその規格外のパワーと連携で王者組を追い込む。

しかし、石井とタイチも、百戦錬磨の経験で応戦。

最後は、タイチが必殺の天翔十字鳳を外道に叩き込み、王者組として初めて、そして最後の前哨戦で大きな勝利を掴んだ。

しかし、ゴングが鳴っても、K.O.B.の暴挙は止まらない。TAKAみちのくを必殺の合体技「K.O.B」でKOすると、石井をもパンチとキックで完全にノックアウト。

その惨状を見かねてリングに戻ったタイチが、一人でK.O.B.を蹴散らすと、マイクを握り、その胸の内を叫んだ。

「ガキども、オラ!テメーらがイキがってんのも今日までだぞ。神戸できっちりカタ付けてやるからよ。それとよ、来月、俺の地元で大事な興行があんだ。それに向けてよ、チャンピオンで帰らねぇと話になんねぇだろう。だから残念ながらテメーらにベルトが渡ることはねぇんだよ」

その言葉の裏には、30年来の夢があった。バックステージでタイチは、その真意を語った。

「(※IWGPタッグベルトを掲げて)次はもうこれが懸かるんだ、いよいよ。(中略)譲れねぇ理由がもう一つあんだよ。もう一つできたんだよ、さらに。昨日発表した通りだ。10月19日、地元だ。石狩でだ。石狩市の母校、花川南中学校で試合することが決まったんだよ。その時に俺がそこにチャンピオンで帰らねぇとどうすんだよ。カッコ悪いだろう、ファンの人が見たら。そのためにもな、譲れねぇんだよ。悪いがな、お前らには渡せねぇから」

「中学校で毎日プロレスごっこやって、プロレスラーになりたくて架空の興行ノートに書いて、架空の対戦カード書いて、そんなタイチ少年が、30年後に本物のプロレスラーになって、母校で興行を打つんだ。こんな夢のある話ねえだろう?」

一方、暴挙の末に敗れたK.O.B.。

Yuto-Iceは「やっぱよぉ、ブチ切れたタイチはクソ強えな、オイ。石井、タイチ、やっぱ俺らの最初のターゲットはお前らにしてよかったと思っとるわ」と、王者組の実力を認めつつも、「神戸はよぉ、もっとブリブリにハイになってよぉ、テメーらから俺らがそのベルト獲って、俺らがテメーらよりカッコよく着こなしてやるから」と、ベルト獲りへ絶対の自信を見せた。

凱旋帰国後、その勢いのままにベルト獲りを目論む、危険な新世代。そして、故郷への凱旋防衛という、絶対に譲れない理由を手に入れた王者。

9.28神戸のIWGPタッグ選手権試合は、単なる王座戦ではない。互いのプライドと、夢、そして故郷への想いを懸けた、全面戦争となる。

<写真提供:新日本プロレス>

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