【新日本】辻、フィンレーに『G1』の雪辱!しかし握手は拒否され…辻「新日本を引っ張ると言ってる俺にはやはり勲章が必要だ」

新日本プロレスは9月28日、兵庫・神戸ワールド記念ホールにて『DESTRUCTION in KOBE』を開催。今大会では5大タイトル戦を含む熱戦が展開された。

『DESTRUCTION in KOBE』
日時:2025年9月28日 (日) 14:30開場16:00開始
会場:兵庫・神戸ワールド記念ホール
観衆:4,672人

第6試合では新世代の旗手・辻陽太と、BULLET CLUB WAR DOGSのボス、デビッド・フィンレーによる遺恨渦巻くシングルマッチが実現。

“G1 CLIMAX 35”で敗れた雪辱を期す辻が、壮絶な死闘の末に勝利を収めた。しかし、試合後に辻が差し出した握手をフィンレーが拒否。

両者の“戦争”は、決して終わることがない、根深い闘争であることを改めて示した。

今年のG1公式戦では、フィンレーが辻から勝利。辻にとって、この一戦は、新世代のプライドを懸けた、絶対に負けられないリベンジマッチであった。

試合は、ゴングと同時に互いの感情がむき出しになった、激しい打撃戦で幕を開けた。

場外戦では、フィンレーがエプロンサイドへのバックドロップという非情な一撃を見舞えば、辻も負けじとトペ・スイシーダで応戦。

リング上でも、パワーボムの応酬や、互いの必殺技を巡る、息をのむような切り返し合戦が繰り広げられた。

そして、死闘の末、最後は辻がゲレーロスペシャルからのジーンブラスターという必殺のコンビネーションで、フィンレーとの激闘に終止符。

G1の雪辱を、最高の形で果たした。

<試合結果>

▼第6試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
辻 陽太 〇
vs
デビッド・フィンレー ×
14分35秒 ジーンブラスター→片エビ固め

試合後、勝利した辻は、ライバルであるフィンレーに握手を求めた。それは、辻なりのリスペクトの表現であったのかもしれない。

しかし、フィンレーはこれに応じず、無言で背を向けた。その真意は、バックステージで明かされた。

フィンレー「ツジ、俺とお前は何年も闘い続けてきた。実際、俺たちは戦争をしてきた相手だ。(中略)それなのにいまさらお前は休戦に同意しろって言うのか?“友情”の手を差し出すって言うのか?それについては考えさせてもらうぜ。(中略)もし答えが分かったら返事をする……俺のタイミングでな。だがな、その間に一言忠告する。もし俺が右手を友情の証として差し出すことがあったら……坊や、左手に武器を持ってないか賢く見ておけよ」

一方、勝利した辻もまた、この一勝に満足はしていなかった。

「これで『G1』のフィンレーの借りは返した。でもな、足りねぇんだよ。俺のもとには今、何もない。この新日本を引っ張ると言ってる俺にはやはり勲章が必要だ」と、次なる目標である“ベルト”への渇望を露わにした。

辻はG1の雪辱を果たし、一つの区切りをつけた。

しかし、フィンレーはその区切りを認めなかった。両者の“戦争”は、どちらかが完全に倒れるまで終わらない。

神戸の夜は、二人の物語が、より深く、危険な領域へと足を踏み入れたことを証明した。

<写真提供:新日本プロレス>

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