【新日本】『WTL』開幕! “大巨人”石川修司が本戦初登場、ボルチンと肉弾戦を展開!最後は矢野通の“頭脳プレー”が炸裂「凄い破壊力、初戦で良かった」
新日本プロレスは11月20日、東京・後楽園ホールにて『WORLD TAG LEAGUE 2025』の開幕戦を開催した。
今年のタッグの祭典は全16チーム・2ブロック制で行われ、上位2チームが決勝トーナメントへ進出する形式となる。
第5試合ではAブロック公式戦として、矢野通&ボルチン・オレッグ組と、今大会の注目チームであるエル・デスペラード&石川修司組が激突した。
新日本の本戦初登場となる“大巨人”石川の暴れっぷりと、デスペラードとの異色タッグの連携に注目が集まったが、最後は策士・矢野の老獪なテクニックが勝敗を分けた。

試合序盤、石川とボルチンが正面から激突。
ショルダータックルの打ち合いは互角の様相を呈したが、石川がニーリフトからのタックルでボルチンをなぎ倒し、その巨体に見合わぬ機動力を披露した。
デスペラードも石川との連携攻撃を試みるが、ボルチンの圧倒的なパワーの前に吹き飛ばされる場面も。

矢野はデスペラードの腰に狙いを定め、金具むき出しのコーナーへのハンマースルーやサミングなど、得意のラフファイトを展開。
ボルチンも矢野の指示でデスペラードをコーナーへ叩きつけようとするが、誤ってパッドのあるコーナーへ投げてしまうという、とぼけた場面も見られた。

中盤、再び石川とボルチンが対峙すると、リング上はヘビー級の意地がぶつかり合う戦場と化した。
石川のニーリフト連発、フットスタンプに対し、ボルチンもエルボーで応戦。
ラリアットの相打ちから、ボルチンが巨漢の石川をブレーンバスターで投げ切る怪力を見せつけ、場内をどよめかせた。

終盤、デスペラード&石川組が連携で矢野を追い詰める。石川とデスペラードによる連続ダイビングフットスタンプ、石川のランニングニーリフトと畳み掛け、勝負あったかに見えた。
しかし、ここでボルチンが驚異的なカットを見せる。デスペラードをポップアップ式で高く放り投げ、なんとパートナーの石川に向けてぶつけたのである。

石川はこれをキャッチしたが、その一瞬の隙を矢野は見逃さなかった。
背後から石川にローブロー(急所攻撃)を見舞うと、そのままデスペラードごと石川を横入り式エビ固めで押さえ込み、電光石火の3カウントを奪取。
矢野&ボルチン組が、注目の異色タッグを下し、白星発進を決めた。

■試合後バックステージコメント

勝利した矢野は「ウワァ、凄い破壊力。初戦で良かった」と冷や汗を拭いつつ、「私たちのチーム名は“ボルチンのおかげ”」とパートナーを称えた。

ボルチンも「違う団体の人とやると、凄いスイッチが入るね。石川とやって良かった」と、初対決の石川との肉弾戦に手応えを感じた様子で、「Aブロックに勝って、最後に優勝したい」と意気込んだ。

一方、敗れたデスペラードは「サポーターはダメだ。矢野さん相手にサポーターなんてのはもう餌を置いているようなもん」と自身の腰の状態と矢野への対策不足を悔やんだ。
石川は「ボルチンとやりたいってコメントで出したけど、まぁやってみたら凄いっすね。岩みたいでした」とボルチンのパワーに舌を巻きつつ、「まだ、まだまだありますから、これから逆転しましょう」と前を向いた。
デスペラードも「負け方がなんかやられる側の、これから自転車漕いで帰んなきゃいけないですよ」と独特の表現で悔しさを滲ませながら、「連携を作ってやりましょう!」と石川とのタッグ完成度向上を誓った。
<写真提供:新日本プロレス>
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