元スターダム王者・惡斗が2026年2・28新木場で新団体「ACTRIUM」を旗揚げ! 「夢はソーシャルメディアのカードゲーム化、海外進出、アニメ化」

 女子プロレス団体スターダムの元ワンダー・オブ・スターダム王者で、現在はアクトレスガールズでプレーイングマネジャー兼キャストとして活躍している惡斗が12月19日、都内で記者会見を開き、フルコンタクトアクションエンターテインメント「ACTRIUM(アクトリウム)」を2026年2月28日、東京・新木場1stRING(第1部14時~、第2部18時半開演)で旗揚げすることを発表した。

 今年8月8日に「株式会社惡ACT」を立ち上げた惡斗は、新たなエンターテインメントプロジェクトをプランニング。「ACTRIUM」とは「ACT=演じる」と「RIUM=空間」の造語で、「戦乙女(いくさおとめ)×アクション×ドラマ」をコンセプトに、 アクション、殺陣、ダンスだけではなくプロレスの肉体表現と演劇的ドラマ、キャラクター性を融合させた新しい表現空間。北欧神話をベースにした VRMMORPG のゲームの中で繰り広げられるドラマを題材とした物語で、旗揚げ公演では「VALKYRIE ACTRIUM-立花の章-」(脚本=溝口優、演出=秤谷建一郎)を披露。シーズン1として、旗揚げ公演を皮切りに、2026年3月14日に大阪・176BOX(夜)、3月15日に新木場(夜)で公演を行い、5月4日の東京・新宿FACE(昼夜公演)でシーズン2がスタートする。

 シーズン1の「VALKYRIE ACTRIUM-立花の章-」は挫折し踊れなくなった少女リッカが、シュガーと名乗る女性から英霊カードを手渡され、VRMMORPG「VALKYRIE ACTRIUM」の世界にダイブする。そこはヴァルハラ、北欧神話を中心とした神々の国で、英雄としてラグナロクを止めることも、冒険家・農場主・アイドルとして生きることもできる理想の世界。しかし突如ノイズが走り、ロキが「ゲームをしよう」と告げる。不穏なデスゲームへと空気は一変し、真っ白なカードを手にしたリッカは翻弄されていく。夢か破滅か。彼女の運命が動き出す――といったストーリー。

 所属キャストは現段階で惡斗のほか、西尾咲良(アクトレスガールズから円満移籍)、初江律香(オフィス怪人社)、ダンサー兼モデルの真白恵茉の4名。旗揚げ公演にはその他、元バリアフリープロレスHEROリングアナの阿川祐未、若尾桂子、安藤啓介、アクトレスガールズの日菜といろ、みあ朝子、新井みずか、天翔ゆい、青葉ちいの出演が決定済み。追加キャストは追って発表される。

 アクトレスガールズとは姉妹団体として協力関係となり、惡斗自身はアクトレスガールズに所属した形での旗揚げとなり、並行して舞台など女優活動も続けていく。

 旗揚げにあたって、惡斗は「コンセプトは戦乙女×アクション×ドラマで、女優たちが自分の肉体を使って、アクションだけではなく、殺陣、歌、ダンス、プロレス、そういうものを使って、自分たちのドラマを表現していきます。また、キャラクター性を融合させていきたくて、ドラマの部分でやっていこうと思っております。所属メンバー、関わっていく女の子たちに戦う女性、格好よく美しく、気高くも含めて人に憧れる存在になってほしい。信念を持ってほしいという意味も込めて、戦乙女ヴァルキリーとつけました」と説明。

 続けて、惡斗は「東京だけではなく、大阪とか地方にも行きたいと思っています。アクトレスガールズのメンバー、新メンバーもみんなで上がっていきたいです。まだ先の話なんですけど、夢としてはソーシャルメディアのカードゲーム化したいとか、海外に行きたいとか、アニメ化したいとかいっぱいあります。将来的に女の子たちにこうなりたい、このキャラクターになりたいっていう憧れる職業になっていきたいなと思って、上を目指していきたい」と目を輝かせた。

 新キャストで群馬出身、18歳の初江は「元々体を動かすことが好きで、アクションをやってみたいと思っていたところ、惡斗さんに声をかけていただき、ぜひやりたいと所属することを決意しました。先日、アクトレスガールズさんの試合を見に行って、リングで戦う姿がとてもかっこいいなと思って。自分もそんなかっこよく動ける俳優になりたいと強く感じました。今後いっぱい頑張っていきます」と意気込みを語った。

 東京都出身で23歳の真白は「舞台経験はないんですけど、ダンスのステージに立たせていただいたことがありまして。人前で表現する楽しさを覚えて、もっといろんな舞台に立ちたいと思っていたところ、惡斗さんからお声掛けいただいたので、所属することに決めさせていただきました。初めての演劇の舞台で、すごく緊張しているんですけど、一員として皆さまと素敵な作品を作りたいという思いで、一生懸命頑張ってまいります」と抱負を述べた。

 プロレスの要素も含むということで、惡斗は「演技はもちろん全員やるんですけど、主に戦う場所はアクトレスガールズの子たちをメインに。役者さんの技術をお借りしつつ、戦う技術の部分はアクトレスガールズの子たちと一緒にやっていきます。アクトレスガールズが週4の道場練習をしておりまして、今一緒に練習させていただいているので、(プロレスの)技術はこれからやっていきます」と話した。

 「将来的にACTRIUMのメンバーだけでの公演を目指していくか?」と問われた惡斗は「アクトレスガールズの子たちをもっと外に広めていきたい気持ちもあって。アクトリングというアクション舞台をやりたい子が多いんですけど、なかなかやれてない状態なので。彼女たちがやりたいものを私もやりたいので、アクトレスガールズでできないのであれば、私のところでまずやりたい。リングを購入して、これから道場も構えようと思ってるんですけど、うちに入りたい子たちを育てつつ、アクトレスガールズの子も含めて上に上がりたい気持ちがあります」と語った。

 元々、女優として活動していた惡斗は出演した舞台がきっかけとなりスターダムに入団し、2012年2月5日にデビュー。わずか11ヵ月で初代アーティスト・オブ・スターダム王座を戴冠。2013年11月3日には“白いベルト”と称されるワンダー・オブ・スターダム王座に就くなどして活躍。しかし、目の負傷のため、2015年12月23日の後楽園ホール大会で無念の引退。

 その後、プロレス界から離れていたが、HEROの運営協力などを行うGPSグループの豊島修二会長からの熱烈オファーを受け、2017年7月26日に新木場で開催された「Growth」でリングアナを務め、以後「Growth」ブランドのリングアナとして活動。その一方、2019年2・23新木場大会で惡斗に“激似”の覆面マネジャー、ワイルド・バニー(惡斗は従姉妹と自称)が出現し、悪党軍団ワイルド軍のセコンドワークをこなした。

 20021年より、悪斗はアクトレスガールズの新ブランドでアクション舞台の「アクトリング」にレギュラーメンバーとして参加。同団体のプロレス部門の「アクトレスリング」にも取り組み、2024年にはAWGシングル王座を戴冠。同団体には従姉妹(自称)のバニーも登場している。現在はケガのためプレーヤーとしては欠場中で、来春の復帰を予定している。

 旗揚げに先立ち、来年2月21日、新木場で開催されるHEROの「旗揚げ16周年記念大会」ではオープニングアクトでアクトレスガールズメンバーによるアクトレスタイム、アクトレスリング提供試合が行われるが、同大会には惡斗も来場し「ACTRIUM」旗揚げのあいさつを行う予定だ。惡斗の新たな挑戦に注目が集まる。

<写真提供:ACTRIUM>

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