【新日本】石井智宏、復帰即ドーム出陣! タイチ&小島とNEVER6人タッグ挑戦「落とし前は必ずつける」
新日本プロレスは12月22日、東京・後楽園ホールにて2025年最後の大会となる『Road to TOKYO DOME』最終戦を開催した。
1.4東京ドーム大会に向けた機運が最高潮に達する中、第2試合ではNEVER無差別級6人タッグ王座戦線(トルネードランボー形式)を見据えた、総勢10選手によるタッグマッチが組まれた。

対戦カードは、後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&ボルチン・オレッグ&村島克哉&松本達哉の本隊・後藤革命軍連合に対し、タイチ&小島聡&ランス・アーチャー&アレックス・ゼイン&安田優虎という多国籍混成軍。
特にタイチ組のセコンドには、負傷欠場中だった石井智宏が帯同し、戦況を見守った。

試合は若手の村島と安田による意地の張り合いで幕を開けるが、徐々にドームを見据えた主力選手たちの熱がリングを支配していく。

タイチが後藤に対し相撲勝負を持ちかけると見せかけて不意打ちのキックを見舞えば、後藤とYOSHI-HASHIの“毘沙門”は、得意の連携「ざんまい」や「太鼓の乱れ打ち」で応戦。
ボルチンもアーチャーとの肉弾戦で一歩も引かず、ショルダータックルで巨体をなぎ倒す怪力を披露した。

混戦を制したのは、新たなトリオとしての完成度を見せた後藤組だった。
終盤、孤立したタイガーマスクに対し、毘沙門が合体技「激烈一閃」と「消灯」を組み合わせたような体勢で捕獲すると、そこへボルチンが強烈なジャンピングボディプレスを投下。
この豪快な新合体技でタイガーを圧殺し、3カウントを奪取した。

試合後、リング上ではドラマが動いた。敗れたチームのタイチが小島聡を突き飛ばし、一触即発の空気に包まれる。

小島もやり返すが、ここでセコンドの石井がリングインし両者を仲裁。 タイチが「本当にやれんだな?3人で取れんだな?」と問い詰めると、小島は「やるよ!」と即答。
これを聞いたタイチは「3人でNEVER、取るぞ!」と宣言し、石井を含めた3人で手を突き上げ、ドームでの王座獲りへ結束を固めた。
バックステージでは、石井が復帰への並々ならぬ決意を語った。

石井「まずドームで復活する前に二つ。まずAEW。何試合かまだ残ってるのに穴空けちまったな。それからタイチ。『WORLD TAG』。9月にベルト落としてから、『大丈夫ですよ。タッグリーグで優勝してリベンジしましょう』って言ってくれたのに、優勝どころかエントリーもできなかった。この落とし前、この二つの落とし前、必ずつけるから」
さらに、NEVER6人タッグのパートナー選定をタイチに委ねた経緯について言及し、小島聡とのトリオ結成を承認した。
石井「俺はずっと休んでた人間だ。そんな権利はねぇ。発言権もねぇ。それにタイチ、オメーの方が小島聡っていう人間をよく知ってるだろう。俺はお前の意見には何も逆らわねぇ。お前が決めてくれ」
これを受け、タイチは小島に対し、「今日みてぇなあんなことあったら、1発だぞ?前哨戦なんてないんだよ、俺ら。1発勝負だ。組む以上、3人で組む以上、1発で獲りましょう」と厳しい口調で覚悟を問うた。
小島も「分かってるよ」と繰り返し、背水の陣で挑む姿勢を示した。

小島が去った後、石井はもう一つの心残りを吐露した。それは引退する棚橋弘至への思いだった。
石井「1個だけかたを付けられないもんがあんだよ。それは棚橋弘至とのシングルだ。いつだったか、後楽園の控室で二人きりになった時によ、『シングルお願いします』ってお願いされたんだよ。だけど、間に合わなかった。もう1回ぐらい頭から突き落としてやろうと思ったけどよ、しょうがねぇ。あと2戦、しっかり棚橋弘至を目に焼き付けるよ」

一方、新合体技の前に沈んだタイガーマスクは、試合を振り返りつつ、自身の進退について衝撃的な発言を残した。
タイガー「まぁ最後に、今年最後の試合で強烈な技を食らったなと。あと一つ、あとは自分もNEVER6人に挑戦するということをね、言わせてもらったんで。(中略)あと来年、1月4日のドームから始まるけど、僕は今年がそれが最後の、レスラー人生最後の年だと思ってます。まぁ思ってますっていうか、年になります」
2026年を現役ラストイヤーと定めたことを明かし、7月までの契約期間を含め、国内外を問わずオファーのある大会には全て出場する意向を示した。
タイガー「日本で開催される大会は全部出る。そのつもりです。そして、日本全国、応援していただいたファンの皆様にお礼を言って、自分自身のケジメを付けたいと思っています」

勝利した後藤、YOSHI-HASHI、ボルチンのトリオは、手応えを口にした。
YOSHI-HASHI「新技。毘沙門でもそうだし、これは俺たちが新たにボルチンと組んで、さらにさらにチューンナップされた6人タッグだ。他のところには絶対負けない。V9超えよう!」
後藤も「作ってこうぜ」と呼応。ボルチンは試合の勝利を喜びつつ、年末恒例のボディビル大会「新日本プロレスコンクルソ」への意欲も語った。
ボルチン「やっぱりコンクルソは棚橋さんのイメージがあるから。棚橋さんはプロレスは凄いけど、プロレスだけじゃなくてコンディション、凄い体を作って、ずっと続けて頑張ったから、俺たちもそういう感じで頑張らなきゃいけないかなって思うんですけど。(中略)もっといいコンディションを作って頑張っていきたいと思うんで、また。今年はもう終わりだから、東京ドーム目指して頑張ります」
様々な思惑が交錯した年内最終戦。1.4東京ドームへ向け、それぞれの闘いは続いていく。
<写真提供:新日本プロレス>
Pages 1 2















