【全日本】大晦日決戦・三冠戦へ宮原健斗と安齊勇馬が火花! 王者は「20代はぬるい」と一刀両断、挑戦者は「時代が変わる一歩目」を予告
全日本プロレスは都内のアートホテル日暮里ラングウッドにて公開記者会見を行い、12月31日「ザ・リーヴ presents ゼンニチ大晦日2025」のメインイベントで行われる三冠ヘビー級選手権試合に向けて、王者・宮原健斗と挑戦者・安齊勇馬が調印書へのサインと意気込みを語った。

2025年の全日本プロレスを締めくくる大一番は、団体の象徴である宮原と、新時代の旗手・安齊による頂上決戦となる。会見は、互いのプライドと“時代”に対する哲学が激しくぶつかり合う舌戦の場となった。

挑戦者の安齊勇馬は、自身の2025年を「1月に三冠に挑戦して敗れ、6月にはアジアタッグを落とし、ユニット『ELPIDA』も解散。冬の『世界最強タッグ決定リーグ戦』では思わぬアクシデントにより終わった」と振り返り、苦難の1年であったことを吐露した。
しかし、土壇場で手繰り寄せた今回の大晦日決戦について「やっぱり俺は、そういう星の元にいる」と断言。「やられたことはやり返す。大晦日、仰向けに寝る宮原健斗の横で、俺は三冠ベルトを掲げます」と、王座奪還によるリベンジを誓った。
さらに安齊は、「宮原健斗の声はプロレス界に響くが、俺ならプロレス界を超えたさらにその先、プロレスを知らない人たちにも全日本プロレスを届けることができる」と語り、自身こそが新たな広告塔にふさわしいと主張。「ぜひ皆さん、時代の変わる一歩目をその目で確かめに来てください」とファンに呼びかけた。

対する第76代王者・宮原健斗は、安齊の言葉を真っ向から否定し、強烈なプレッシャーをかけた。
宮原は「安齊は『時代を変える』と言うが、一度三冠王者になった時に確固たる“安齊時代”を築けなかったのが現実だ」と指摘。「その言葉のプレッシャーで眠れない日々を過ごしているだろう。だが安心しろ、そのプレッシャーも大晦日までだ。リング上で『お前は時代を変える男じゃない』という現実を突きつけてやる」と通告した。
さらに宮原の口撃は止まらず、「彼(安齊)には強引さが足りない。俺がずっと言っている通り、20代を代表する“ぬるいレスラー”だ」と酷評。「これは甘やかしすぎた全日本プロレスにも責任がある」と団体批判まで展開し、「大晦日で世代交代が起こることはない。2026年もまだまだ宮原健斗の時代は続く」と、長期政権の樹立を豪語した。
「ぬるい」と批判された安齊だが、「僕は甘やかされているとは思っていない。誰も歩いてこれなかった道を、いろんなものを背負いながら歩いている」と反論。「30代レスラーの言う“ぬるい”で結構。俺が“古いレスラー”に20代の格好よさを教えてあげる」と、世代闘争の構図を鮮明にした。
また、昨年5月に三冠戦で安齊に敗れている宮原だが、「あれで安齊に自信をつけさせてしまったのは僕の責任」と認めつつも、「今回は僕がチャンピオン。三冠王者・宮原健斗の会場支配力の凄さに驚き、安齊は大晦日で自信を失うことになる」と予告。
これに対し安齊は、宮原の必殺技であるシャットダウンスープレックスを掟破りで繰り出す可能性について問われると、「やれることは全部やる。俺にはまだ開けていない引き出しがいっぱいある」と不敵に語った。
プロレス大賞の受賞を逃したことについて問われた宮原が「昨日のことなど忘れた。俺を誰だと思っているんだ」と一蹴するなど、王者のメンタルは揺るぎない。
2025年のフィナーレで笑うのは、絶対王者・宮原か、それとも新時代の怪物・安齊か。
全日本プロレスの未来を左右する決戦のゴングが鳴る。

【大会概要】
「ザ・リーヴ presents ゼンニチ大晦日2025」
日時:2025年12月31日(水) 14:00試合開始(13:00開場/12:40FC先行入場)
会場:東京・国立代々木競技場 第二体育館
▼第7試合 メインイベント 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
(第76代王者)宮原健斗 vs 安齊勇馬(挑戦者)
※第76代王者・宮原健斗、3度目の防衛戦
<写真提供:全日本プロレス>













