【ドラゴンゲート】復帰、即裏切りのBIGBOSS清水が“元盟友”Kzyに極悪勝利!シュン・スカイウォーカーと2・5後楽園でシングル戦へ

 プロレス団体ドラゴンゲートが1月18日、東京・後楽園ホールで「OPEN THE NEW YEAR GATE 2026」を開催した。復帰して即、NATURAL VIBES(以下、NV)を裏切ったBIGBOSS清水が、かつてオープン・ザ・ツインゲート王座をともに巻いた“元盟友”のKzyにダーティな勝利を挙げた。清水は2・5後楽園でシュン・スカイウォーカーと一騎打ちに臨むことが決定的になった。

 2024年12月、清水は「重大な契約違反の疑いがあり、現在、事実関係について調査中です。調査が終了するまで、無期限出場停止といたします」との同団体の判断により出場停止に。それから1年1ヵ月の月日を経て、1・8神戸での年始大会で斎藤了GMが処分解除を発表。NVのメンバーは涙で復帰を喜んだ。

そして1・9神戸大会での復帰戦に登場した清水はアンコ型からバキバキボディに肉体改造し、ほとんど別人状態。ところが、復帰後即、NVを裏切って我蛇髑髏にまさかの加入。その後、U-T、ストロングマシーン・Jをシングルで破り、最後の砦となったKzyと激突した。

 この日、同団体としては初となる日曜の後楽園大会とあって、バルコニーの立見席もギッシリ埋まって札止め。そんななかでのメインイベントでの遺恨対決で、清水はラリアットでKzyを場外に落とすと、鉄柱にぶつけ、パワーボムで叩きつけた。清水の優勢が続くが、Kzyもエルボースマッシュ連発で反撃。

清水が必殺の砲丸投げスラムを狙うと、KzyはDDTで逆襲。さらにKZ.time(ダイビング・ボディプレス)を投下すると、セコンドのジェイソン・リーが乱入。清水はパワーボム、ラリアットもカウントは2。清水が再び砲丸投げスラムにいこうとするも、今度はKzyがスカイデ・スクールボーイで丸め込む。

Kzyはダブルアーム式DDT連発も、KAIが場外からイスで殴打。清水はKzyの脳天をイスでぶっ叩くと、シットダウン・パワーボム、砲丸投げスラム連発でトドメを刺し、NVとのシングル3連戦で3連勝を飾った。

 清水は「見たか!これが生まれ変わったBIGBOSS清水じゃ。こんなザコに俺が負けるわけないやろ。ドラゴンゲートのリングの中心はこの俺や!」と勝ち誇った。するとPSYPATRAのシュン、帆希、エル・シエロが登場。

シュンは年始早々、清水の攻撃を食って欠場に追い込まれていたが「オイ、清水。シュン・スカイウォーカーが年明けから、清水のせいでプロレスができない体になっちゃって。でも、そんな束の間の天空のバカンスから帰ってくるよ〜!オマエ、情けない姿してるな。カリカリになっちゃって。それで強くなったつもりか。オマエがかつていたあんなカスみたいなチームを抜けて倒して、強くなったつもりか」と挑発。

さらに「オマエ、シュン・スカイウォーカーに何したかわかってるか? オマエには天罰が下るよ。シュン・スカイウォーカーとシングルマッチだ!」と対戦要求。

清水は「こいつは俺に潰されたんやぞ。欠場してたんやぞ。そんな奴の言葉、なんで信じてんねん」と言い返し、「ええやないか。じゃあ、ここで起こったことはここでやろうやないか。2月5日、後楽園ホールでオマエとシングルマッチや!」と受諾。我蛇髑髏とPSYPATRAは大乱闘となり、清水とシュンは場外でもやり合うと、そのままバックステージに消えた。

 ここで、残されていたNVのKzyは「終わったらもういいってか。もうかやの外ってか。俺たちがどんな思いでヴァイブスを守ってきたか。気づけばよ、ドラゴンゲートで一番長いユニットになった。いろんな人も卒業したし、裏切りにもあったけど、今回が一番こたえた。結局、アイツを止めることができませんでした。『アンタしかいない』って言われたのに、この結果ですわ。情けないわ。さすがにキツいわ。いろいろダメージもあって、続けていく自信がちょっと…」と肩を落とした。

 リーダーのマシーン・Jも「Kzyさん、よくやったんじゃないですか。よくここまでやってきたんじゃないですか。今、俺がリーダーだけど、入ってまだ3年だか4年だか。こんな短い時間なのに、もう背負うものが重たすぎて苦しいです。『やまない雨はない』とか『夜明け前が一番暗い』とか、そんな言葉があるんだったら、奇跡の一個でも起これっていうの…」ともはやユニット解散ムードに…。

 ここで、NVのテーマ曲が鳴ると、NVっぽい髪型、服装にしてきた柳内大貴が現れ「NVがそんな暗い顔してどうするんですか!NVは明るくて元気で、ヴァイブス、アゲアゲにさせるユニットじゃないんですか!そんなヴァイブス、誰も見たくないんですよ!2026年は自分も飛躍の年にしたいんです。実力不足なのは重々承知ですが、自分もNVの力になりたいんです。自分を入れてください!お願いします!」とNV入りを懇願。

 マシーン・Jは「オマエ、とんでもない空気の時に入ってきたな。ちょっとヤバめな空気だったけど、なんか奇跡起きちゃったんじゃない?なんかね、ちょっと元気出てきた。試合が試合だったから、しんみりした空気になっちゃったけど、せっかく柳内も入ってきてくれたんだから、もう1回頑張りましょうよ」と気持ちを切り替えると、柳内の公開ダンスオーディションに突入。すると、これまたイメチェンしてきた@KEY(アッキー=佐原明浩改め)も入って、5人でダンスを披露。

 Kzyは「オマエらなりにやってくれたんだな。なんかありがとな。落ち込んでいた自分がバカみたいだ。おかげで元気になってきました。過去にNVで改造に成功して旅立っていった奴がいるから、またこの2人しっかりプロデュースしてやろうじゃないか。NVは終わらせてたまるか!しっかりと2月5日、後楽園。そこで完璧に改造したお二人、初お披露目といこうじゃないですか!」と気を取り直し、解散危機だったNVは5人で巻き返しを図ることになった。


©DRAGONGATE

■2026年1月18日(日)11:30試合開始 観衆:1,556人(超満員札止め)
■大会名:OPEN THE NEW YEAR GATE 2026
■会 場:東京・後楽園ホール

第1試合:タッグマッチ 15分1本勝負
田中良弥、〇マーカス・マザーズ  vs ストロングマシーン・J、UーT ●
(6分52秒: 450°スプラッシュ→片エビ固め)

第2試合:8人タッグマッチ15分1本勝負
ウルティモ・ドラゴン、〇柳内大貴 、佐原明浩、木村和真 vs
土井成樹、大鷲透、問題龍、パンチ富永 ●
(8分08秒: サブリエボム→エビ固め)

第3試合:タッグマッチ 20分1本勝負
●帆希 、エル・シエロ  vs 箕浦康太 〇、ジェイソン・リー
(3分35秒: Golden Rose→片エビ固め)

第4試合:10人タッグマッチ 30分1本勝負
〇豹 、BenーK、JACKY KAMEI、Riiita、望月ジュニア vs YAMATO、ドラゴン・キッド、BxBハルク、横須賀ススム、KAGETORA ●
(11分28秒: サムソンドライバー)

第5試合:タッグマッチ 30分1本勝負
〇吉岡勇紀 、ドラゴンダイヤ vs 菊田円 、KAI●
(10分35秒: ハイフライフロー→片エビ固め)

第6試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
《王者組》●ISHIN 、加藤良輝 vs 《挑戦者組》望月成晃、ドン・フジイ 〇
(15分03秒: 首固め )
※挑戦者組が第129代王者組へに

第7試合:シングルマッチ 60分1本勝負
〇Kzy  vs BIGBOSS清水 〇
(13分43秒: 砲丸投げスラム→エビ固め)

<文:ミカエル・コバタ>

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