【DDT】KO-D無差別級王者・上野勇希がKANONを撃破し、DDT29周年のメインを締めた!デビュー戦の相手務めた飯野雄貴が4・15後楽園で挑戦
DDTプロレスが3月22日、東京・後楽園ホールで「Judgement2026~旗揚げ29周年記念大会5時間スペシャル~」を開催した。KO-D無差別級王者・上野勇希がストレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)のKANONを撃破して6度目の防衛に成功し、周年大会のメインイベントを締めくくった。上野は4・15後楽園でデビュー戦(上野&吉村直巳vs飯野雄貴&岩崎孝樹)の相手を務めた後輩・飯野の挑戦を受ける。

JTOを経て、2022年4月からDDTに参戦したKANONはこれが同王座初挑戦。ショルダータックルで上野を場外に吹っ飛ばしたKANONはチョップ連打。上野は鉄柱に手をぶつけ、シャイニング・ウィザード一閃。リングインすると、上野はアームロック、ヘッドロックで締め上げた。

上野が投げ捨てジャーマンを見舞えば、KANONはドクターボム。KANONは豪快なミサイルキックを繰り出すもカウントは2。上野がフロッグスプラッシュもヒザ剣山。コーナーでの攻防から、KANONがトップロープに叩きつけた。KANONはコブラツイストで絞り上げるも、抜け出した上野は背中にドロップキック、シットダウンひまわりボム。

上野がブレーンバスター、KANONがラリアットを叩き込むと両者ダウン。上野がエルボーで攻めれば、KANONはチョップ連打。ラリアット相打ちからKANONが強引に押し倒し、スリーピーホロウもカウント2。上野はリバース・フランケンシュタイナー、スタンド式シャイニング・ウィザード、フロッグスプラッシュも2カウント。上野はエルボー連打、張り手を連発するも、KANONはラリアット連打で攻め込んだ。上野は顔面へのドロップキックからブラックアウトスリーパー。最後はWRで粘るKANONを仕留めた。

V6を果たした上野は「今回挑戦してきてくれて、KANONのこといっぱい考えたよ。KANONはめちゃめちゃ強い。顔もかっこいい。やさしい。それでいて、ちゃんと変な奴だ。ここからもう1回、DDTのテッペン取ったろうと思ったときに、今のままじゃあかんぞ。恥ずかしがって怖がらんと、もっと見せてくれよ。めっちゃおもしろかったよ。ダムネーションT.Aにおったときから、DDTの家族や。29周年のメインでめっちゃ強い奴に勝ったチャンピオンが言うんやから。自信なんかあとからついてくるから、これからも一緒に楽しもう」と言葉をかけて、涙を流すKANONと握手を交わした。

ここで、KANONの奮闘にもらい泣きした飯野がリングに上がり、「上野さん、防衛おめでとうございます。そのKO-Dのベルトに挑戦させてください。僕が練習生のとき、1個上の先輩でしたね。 ずっとプロレスのプの字から、スの字まで教えてもらいました。今もセコンドで最強の男の姿見せてもらいましたよ。だから、僕に次挑戦させてください」とアピール。上野は「受けるよ。でも1個だけ条件がある。受けるよ。決まるやん。握手するやん。そしたら、すぐ攻撃されんねん。それだけはやめてくれ」と要望し、飯野と握手を交わした。
最後に上野は「僕は10年前に樋口(和貞)さんの胸を借りて、プロレスラーになることができました。DDTは29年前に髙木(三四郎)さんが、この『Judgement』でみんなに進めるかどうかを聞いて、進んでくれました。DDTに関わってくれている人、僕が戦ってきてくれた人、リングに上がれてても、上がれていなくても、DDTが好きでいてくれたならば、今もこの先も僕は全員の思いを背負って、30年目のDDTも盛り上げていきます。みんなが明日を、あさってを楽しめるようなプロレスにしていきます。超満員の後楽園のメインに立てて本当にうれしいです。これからも頑張ります。みんなありがとう!」と締めくくった。

バックステージで上野は「29周年のこの大会を一人ひとりが興味を持ってくれて、後楽園が超満員、全席完売。こんなにうれしいことはないんですよ。みんなが気にしてくれる、そんなDDTを作りたいと思い続け、どの大会も超満員にしたい。両国国技館だって満員にしたい。東京ドームにだって行きたい。その思いが伝わって、みんながこの家族たちを、おもしろがってくれている今が僕は本当に誇らしく思っています。KANONが挑戦してきてくれて、いっぱい考えたと思う。挑戦者にふさわしい言葉っていっぱいあると思う。プロレスって歴史もいっぱいあって、いろんな挑戦者がいろんな言葉を紡いできたと思う。でもKANONにしか出せない気持ちがいっぱいあって、僕はやっぱそれが見たい。それが見たくてプロレスしてる。僕は毎大会、毎試合勝ちに行くよ。勝負にこだわるよ。でもそれ以上に、僕たちの持っている過去も今も未来も見せるために試合するよ。これからもDDTはその姿を見せるって、僕は掲げます。僕たちDDTは過去も今も未来も全員が全部背負って、みんなが先々で振り返ったときに頑張ろうと思う存在になります。この先もみんなで進んでいきます。みんな家族です。みんなのことが大好きです。東京ドームに行くぜ。両国だって超満員にする。僕たちの生き様をみんなに見せつけるから。KANON、おまえは変で強くて最高なDDTの家族だよ。飯野、楽しみだ!」と感慨深く語った。
敗れたKANONは「すごい悔しいような、でもなんかちょっとうれしいような、今はそんな感じです。この2ヵ月、長かったけど、上野さんにしっかり向き合えてよかったと思ってます。この 2ヵ月めっちゃ楽しかったです。今日の試合もめっちゃ楽しかったです。俺は必ずKO-D無差別、自分の方法で獲りに行きます。僕は自分の時代を絶対あきらめません。絶対DDTにKANON中心の時代を作ります」と前を向いた。
「飯野“notセクシー”雄貴」としては、2023年5・3横浜武道館で当時王者の火野裕士に挑んでいるが、「飯野雄貴」では2019年11・24後楽園(当時王者はHARASHIMA)以来の挑戦となる飯野は「上野さんは僕が練習生のときの1個出先輩。デビュー戦の相手でもあり、とても勉強になる偉大な先輩です。上野さん、絶対に勝ちます。そして上野さんを超えて、もっともっと強い最強の男になります」と意気込んだ。
【大会名】Judgement2026~旗揚げ29周年記念大会5時間スペシャル~
【日時】2026年3月22日(日)
【会場】東京・後楽園ホール
▼メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>○上野勇希 vs KANON●<挑戦者>
25分12秒 体固め
※WR。第88代王者が6度目の防衛に成功。
<写真提供:DDTプロレス>
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