【新日本】AEWの刺客ゲイブ・キッドが突如乱入! 辻陽太を急襲し新日本プロレスへ憎悪の宣戦布告「会社にいる全てのヤツらに戦争を仕掛ける」

春の嵐が吹き荒れる両国に、最悪の侵略者が姿を現した。

4月4日、東京・両国国技館で開催された新日本プロレスのビッグマッチ『SAKURA GENESIS 2026』。

メインイベント終了直後のリング上で、目を疑うような惨劇と反逆の狼煙が上がった。

新たなるIWGPヘビー級王者の誕生に会場が沸き返る中、事態は急転直下する。

棚橋弘至社長からのベルト贈呈、そしてオスプレイによるカラムへの戴冠式が厳かに行われていたリングへ、正体不明の覆面男が突如として乱入。

敗北を喫したばかりの辻の背後から襲い掛かると、脳天を場外マットへ突き刺す非情なドリル・ア・ホール・パイルドライバーを敢行した。

どよめく観衆の眼前で男が覆面を剥ぎ取ると、その正体はかつて新日本マットで暴れ回った猛犬、ゲイブ・キッドであった。

騒然とする場内をあざ笑うかのように上着のチャックを下ろすと、そこにはAEWのロゴが刻まれたTシャツが明確に示されていた。

事態の収拾を図るべく鷹木がリングへ駆け込み、怒濤のエルボー連打を浴びせるも、ゲイブは強烈な張り手一発でこれを鎮圧。

さらに、持ち込んだIWGP GLOBALベルトで辻を容赦なく殴打し、意識朦朧とする辻を引きずりながらバックステージへと姿を消した。

舞台裏のコメントスペースは、ゲイブの狂気と憎悪によって完全に支配されていた。

ヤングライオンの中原を脅迫して自身のスマートフォンで動画を撮影させながら、辻への暴行を続けるゲイブ。

かつての所属団体に対する怨念を隠すことなく、AEWの看板を背負った外敵として、放送禁止用語を交えながら新日本プロレスそのものへ宣戦を布告したのである。

ゲイブ「(※ヤングライオンの中原に自身のスマートフォンを渡し、動画を撮影するように脅迫。辻に暴行を働きながらコメントスペースにやって来て)オイ、お前遊んでるのか?(※取材陣に対して)お前ら、カメラを俺に向けるんだ。カメラをこっちに向けろ。どこだ?ロゴはどこだ?あのロゴはどこだ?アァ、生き返ったようだ。また、生きてる感じがする。この身体に……闘志が戻ってきた。言ってること、わかるだろ?(※コメントスペースのバックパネルのライオンマークを指差し、日本語で)イチバンネ……イチバン、ジャナイ。(※英語に戻り) AEWから来てやったぞ。話そうじゃないか。俺の決断について人があれこれ言ってる。ああ?俺の決断について口出しする連中……『愛より金を選んだ』って? 違う、俺は愛を選んだ。なぜなら、この世界に対する俺の愛は、去年、完全に死んだからだ。そんな俺にもまた愛が生まれた。いつものように、そして今ここにいる。(※日本語で)ハジメマシテ。オレハ、AEWノ、ゲイブ・キッド。(※英語に戻り)俺はこのクソみたいな会社に、タナハシ、スガバヤシに……会社にいる全てのヤツらに、戦争を仕掛ける。皆、クソ食らえ。若いヤツらも、クソ食らえ。(※倒れている辻を指差し)コイツも、クソ食らえ。

(※辻を踏みつけながら)お前がこの会社を守るつもり? “新日本”を守る? 新日本なんて茶番のようなもの。くだらない冗談だ。オスプレイがなぜ去ったのか誰も聞かない。EVILが、ヒロムがなぜ去ったのか、それも誰も触れない。それなのに、お前らは全部、俺のせいにしようとする。お前ら一人残らず、クソ食らえ……そしてクタバレ。(※辻からIWGP GLOBALヘビー級のベルトを奪い)そしてこれは俺が奪い返して、日本から遠ざけておく。これはGLOBAL王座だよな? アメリカに持ち帰って、俺が有名にしてやる。全てはここから始まる。そして最後は(※控え室の方を指差し)あっちにいるこの会社を守ろうとする連中、その全員を叩き潰す。最後に潰すのはお前らネズミどもだ。これは俺が獲る。そしてもう誰にも渡さない。(※撮影させていた中原に対して)オイ、俺の携帯を返せ。お前ら、パンチを受けたくなければ俺の前から失せるんだ。(※コメントスペースから去りながら)オイ、トニー・カーン、俺が最強のプロレスラーだぜ!クソッタレが!」

激しい嵐が去った後、冷たい床に仰向けで倒れ伏す辻が残された。

メインイベントでの王座陥落、そして予期せぬ外敵からの無法な襲撃。

満身創痍の肉体を引きずりながらも、次代を担う男の眼光は決して死んではいなかった。

絞り出すような声で、新王者の戴冠劇に対する不満と、突如として牙を剥いたゲイブへの報復を誓った。

辻「(※ゲイブがいなくなった後、仰向けに倒れたまま)オイ……オイ……お前らがやりたかったのはこういうことか。この結末で満足か。IWGPが……あのやり方で納得できるか。アァ……何度だって俺は立ち上がり続ける。でも、ゲイブ、お前が先だ(※と言って、中原に肩を借りて退出)」

AEWという巨大な後ろ盾を得て、新日本プロレスへの底知れぬ憎悪を爆発させたゲイブ・キッド。

奪い去られたIWGP GLOBAL王座の行方と、標的とされた辻の逆襲。

両国大会を締めくくった惨劇は、団体間の威信を懸けた新たな抗争の始まりを告げている。

<写真提供:新日本プロレス>

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