【新日本】海野翔太、あと一歩での無念のタイムアップ! 潔く敗北宣言も、TAKESHITA「新日本魂がそうさせるのか」試合後、謎の“能面男”出現&チェーズ急襲!

新日本プロレスが誇る春の祭典『SAKURA GENESIS 2026』が4月4日、東京・両国国技館にて開催された。

数々の激闘が繰り広げられた本大会において、独特の緊張感を生み出したのがNJPW WORLD認定TV王座を懸けたタイトルマッチである。

第10代王者として君臨するKONOSUKE TAKESHITAに対し、海野翔太が挑んだ一戦は、同王座最大の特色である「15分1本勝負」という非情なルールの前に、誰もが予想し得ない結末を迎えることとなった。

昨年の「G1 CLIMAX 35」公式戦において海野が勝利を収めているという背景もあり、TAKESHITAにとっては雪辱と王座防衛の両立が求められる闘いであった。

試合は序盤から、王者が挑戦者の腕へ執拗な集中砲火を浴びせる展開となる。

場外の鉄柵やエプロンなど、リングの内外をフルに活用した厳しい攻めが続くが、海野も決して屈することなく、闘志をむき出しにして反撃の糸口を探り続けた。

残り時間が少なくなるにつれ、両者の攻防はさらにヒートアップしていく。

終盤、死力を尽くしたラリアットの打ち合いとなり、ついに海野が競り勝った。

しかし、勝利のフォールへ持ち込もうとしたまさにその瞬間、非情にも15分経過を知らせるタイムアップのゴングが館内に鳴り響いた。

規定により、TAKESHITAの引き分け防衛が成立したのである。

死闘の余韻が残るリング上であったが、事態はここから急転直下する。

タキシードに能面を被った不気味な男が突如としてエプロンに姿を現し、王者の気を引いたのだ。

その隙を突くように、背後からチェーズ・オーエンズがTAKESHITAを急襲。

強烈な打撃技で王者を徹底的に痛めつける暴挙に出た。

この窮地を救ったのは、先ほどまで死闘を繰り広げていた海野であった。

リングへ舞い戻りオーエンズを敗走させると、海野は倒れ込むTAKESHITAの肩へ静かにTV王座のベルトを掛け、言葉を発することなくリングを後にした。

試合後、バックステージへと戻った両者は、勝敗のつかなかった結末に対するそれぞれの複雑な胸中、そして乱入者に対する怒りを露わにした。

TAKESHITA「今日も勝たれへんかった。海野翔太に勝つビジョンしかないけど、この間負けて、今日は引き分けで、なんかしぶといんすよね、アイツ。なんかしぶとくて、これで立ってこないだろうっていうところから立ってくる。それが、海野翔太が持ってるものなのか、新日本魂がそうさせるのか、それは俺にはわからへんけど、なんかしぶといんよ、アイツ。そして、チェーズ・オーエンズ、そしてなんかあの“おかめ納豆”みたいな、なんかわけのわからんのが出てきたな。この俺に、世界のTAKESHITAに喧嘩売ってんのか?チェーズ、お前はこの間の長岡で裕二郎とほぼ2対1で闘って、ボコボコにしたやろう。まだ懲りてへんのか?いつでも1対1、やりたいならやったるぞ。あの“おかめ納豆”みたいなヤツも連れて来い。2人まとめてボコボコにしたるわ。海野翔太、またすぐやろうとは言えへん。俺、お前に勝てるようにもっと強くなっときますわ。From THE ALPHA」

一方の海野は、規定上は引き分けであるものの、時間内に王者を仕留めきれなかった事実を重く受け止め、自らの敗北であると潔く認めた。

海野「15分で決着がつかなかった。すなわち、今日は俺の負けだ。ルール上、仕方のないことだ。ただTAKESHITAさん、またいつかやることがあればまた闘いましょう。そして最後のHOUSE OF TORTURE、水を差すようなやり方してんじゃねぇよ。クソ食らえだ」

15分という時間が生み出した勝者なき防衛劇。

そして、次なる火種としてリングに投下されたHOUSE OF TORTUREの不気味な暗躍。

TV王座を巡る闘争は、混沌の度合いをさらに深めていくことになりそうだ。

<写真提供:新日本プロレス>

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