【DDT】ノア・丸藤正道がHARASHIMAが属するDISASTER BOXに加入し、1・26後楽園からDDTに本格参戦へ

プロレスリング・ノアの丸藤正道がKO-D無差別級、DDT EXTREME級の2冠王者であるHARASHIMAが属するユニットDISASTER BOX(ディザスター・ボックス)に加入し、26日の東京・後楽園ホール大会よりDDTプロレスに定期参戦することが決まった。

 

同団体の年頭興行である3日、後楽園での「新春お年玉スペシャル!全席2000円興行!!2020」の休憩明け、HARASHIMA、大鷲透、上野勇希、吉村直巳、平田一喜が所属する、ディザスター・ボックスのメンバーがリングに上がり、HARASHIMAが「お正月ということで、皆さまにお年玉があります。新メンバーが入ります。新メンバーは、この人です」とマイク。

 

するとテーマ曲に乗って、まさかの丸藤が登場。丸藤は「自分のとこは開幕していないのに、他団体で新年のあいさつをしてしまうノアの丸藤です。2020年、業界全体を巻き込んでいこうと思っているさなか、HARASHIMA選手からラブコールをいただき、ここに来ました。今年、このDDTでディザスター・ボックスの一員として、盛り上げていきたいと思うので、皆さん期待してください」と所信表明。

バックステージで丸藤は、「今までDDTさんに何回も上がらせてもらってるなかで、ゲスト的な扱いで上がらせてもらってたんで、せっかくなら2020年、どこかに入り込んでやりたいと思っていたさなか、こうやって声をかけてくれた。(HARASHIMA選手が)隣にいながら普通に狙っていきます。やっていくなかで誰がいちばんおいしくて、どのベルトがおいしいのか見させてもらう。DDTのファンの皆さんもウエルカムな感じだったんで、皆さんの期待に応えられるよう楽しみながらやっていきたい。ノアの試合がいちばんの部分もあるんですが、お声がけいただければいくらでも参戦したい。特に地方とか行きたいですね。2020年、DDTでは、このメンツで暴れていきたいと思います」と意欲を見せた。

 

丸藤のDDT参戦は昨年2月17日、東京・両国国技館での遠藤哲哉との一騎打ち以来、約1年ぶり。17年8月にはHARASHIMAとのコンビで、KO-Dタッグ王座にも戴冠し、5度の防衛に成功しているが、ユニットに所属しての本格的な参戦は初めてとなる。

 

上野&吉村の若手コンビが佐々木&高尾を激闘の末破り、KO-Dタッグ王座を奪取!

上野勇希と吉村直巳のノーチラスが27分を超える激闘の末、、佐々木大輔、高尾蒼馬組を破り、KO―Dタッグ王者組を奪取し、佐々木組のV10を阻止した。

 

先に開催された「D王 GRAND PRIX 2020」公式戦で、佐々木を下して金星をゲットした吉村が、同王座への挑戦を直訴してタイトル戦が実現。上野組は昨年6月30日の後楽園大会で佐々木組にチャレンジしたものの、退けられており、半年ぶりの挑戦となった。

前半、佐々木組は吉村のパワー殺法に手を焼きながらも余裕の攻め。15分過ぎには、佐々木がペディグリー連発で追い詰めるも、吉村はクリア。20分が経過すると、ノーチラスが若さにまかせて怒涛の猛攻。佐々木の急所打ち、イス攻撃、クロスフェイスロックなどで反撃される場面もあったが、最後は上野が鮮やかなベスト・ムーサルト・エバーを決めて、佐々木から悲願の3カウントを奪った。

吉村は「オレが直接取ったわけじゃないけど、1年越しのリベンジ達成できました。オレたちがDDTの中心に立っていきたい。これを獲ったからって時代が動いたとか言いたくない。次(1・5板橋グリ-ンホール)、挑戦するのが石井(慧介)さん、平田(一喜)さんだけど、落とさない。その次に挑戦してくるヤツ。そいつら次第かなと思います。地方も盛り上げていきたい」とコメント。

 

上野は「唯一足りてなかった自信が手に入った。丸藤さんから盗めることもたくさんあると思う。チャンピオンとして、あり続けていた部分で、頭がずれてきたと思う。でも佐々木さんのずれてる部分が強みなので、9回防衛するのは生半可じゃないと思う。嫌いな人たちだけど、素晴らしいチャンピオンだったと思う。目標は10回以上」と2ケタ防衛を口にした。

 

ダムネーションとT-Hawk&リンダマンが共闘へ!

ダムネーションがCIMA率いる#STRONGHEARTS(ストロングハーツ)のT-Hawk、エル・リンダマンと業務提携し、共闘することになった。

 

3日、後楽園大会のセミファイナルでは、遠藤哲哉、X組VS竹下幸之介、彰人組が組まれていたが、遠藤のパートナーに関しては、“カリスマ”佐々木大輔から遠藤に一任されていた。

遠藤が連れてきたのはT-Hawkで、リンダマンがセコンドに付いた。遠藤の飛び技とT-Hawkのパワーがガッチリかみ合い、遠藤がサスケスペシャルで竹下を捕らえると、その間にT-Hawkがライガーボムからナイトライドを決めて、彰人から3カウントを奪取し、幸先よく白星で発進。

東京・中野のジムで、遠藤がリンダマンに声を掛け、提携が実現したという。リンダマンはカードが入っていない1・5板橋大会のへの参戦を要求していた。

★第3試合終了後、6月7日、さいたまスーパーアリーナで開催されるビッグマッチに、安田大サーカスのクロちゃんの参戦が発表された。

 

新春お年玉スペシャル!全席2000円興行!!2020
【日時】2020年1月3日
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】1750人(超満員札止め)

▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●大鷲透 vs 鏡餅○<挑戦者>
18時37分 体固め
※押さえ込む。大鷲が防衛に失敗、鏡餅が第1458代王者となる。
▼オープニングマッチ アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル 時間無制限勝負
【試合経過】
①○渡瀬瑞基<挑戦者=4> vs 鏡餅●<王者=2>
2分41秒 体固め
※押さえ込む。鏡餅が防衛に失敗、渡瀬が第1459代王者となる。
②○平田一喜<挑戦者=1> vs 渡瀬瑞基<王者>●
4分22秒 体固め
※押さえ込む。渡瀬が防衛に失敗、平田が第1460代王者となる。
③○平田一喜 vs 飯野雄貴<5>●
4分57秒 オーバー・ザ・トップロープ
④○平田一喜 vs ゴージャス松野<3>●
5分0秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑤○平田一喜 vs 大鷲透<8>●
10分25秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑥○平田一喜 vs アントーニオ本多<9>●
10分28秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑦○赤井沙希<挑戦者=7> vs 平田一喜<王者>●
10分46秒 横入り式エビ固め
※平田が防衛に失敗、赤井が第1461代王者となる。
⑧○赤井沙希 vs 中村圭吾<6>●
11分6秒 片エビ固め
※新人賞。< >内は入場順。

▼第二試合 30分勝負
○樋口和貞&坂口征夫 vs マッド・ポーリー●&大和ヒロシ
10分46秒 体固め
※ドクターボム

▼第三試合 ノーパスコード・スクランブルバンクハウス・アカウント乗っ取り3WAYデスマッチ 30分一本勝負
●男色ディーノ vs スーパー・ササダンゴ・マシン○
7分41秒 片エビ固め
※垂直落下式リーマンショック。もう1人は高木三四郎。

▼第四試合 30分一本勝負
○HARASHIMA&青木真也 vs 高梨将弘&大石真翔●
8分6秒 体固め
※蒼魔刀

▼第五試合 MAO凱旋試合 30分一本勝負
●勝俣瞬馬 vs MAO○
8分8秒 片エビ固め
※雪崩式みちのくドライバーⅡ

▼第六試合 新春!スペシャルワールドワイドマッチ 30分一本勝負
○田中将斗 vs クリス・ブルックス●
9分38秒 体固め
※スライディングD

▼セミファイナル 30分一本勝負
遠藤哲哉&○T-Hawk vs 竹下幸之介&彰人●
11分44秒 エビ固め
※ナイトライド

▼メインイベント KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>●佐々木大輔&高尾蒼馬 vs 上野勇希○&吉村直巳<挑戦者組>
27分28秒 片エビ固め
※BME(ベストムーサルトエバー)。佐々木組が10度目の防衛に失敗、ノーチラスが第67代王者組となる。

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