【編集長インタビュー】FMW・山近義幸代表が「Ray エイド」を語る
脳腫瘍と戦うRayを全面的にバックアップするFMW。8月7日(日)には「Ray エイド」(東京・板橋グリーンホール=試合開始13時)を開催する。陣頭指揮をふるう山近義幸代表が、Rayの復活にかける熱い思いをぶちまけた。
――「Ray エイド」全貌が明らかになりました
山近 現在、通院治療中のRayですが、体調が良い時には、どんどん前に出てもらう。お医者さんやお母さんとも話しましたが、リング復帰を目指すうえでも、ファンの皆さんと交流することが一番の近道のようです。
――大会当日には、Ray選手とザ・ショッカー1号、2号とのトークバトルが行われますが、ショッカーは「イーッ!!!」としか、しゃべりませんよね
山近 ですよね(笑)。私が通訳をします。
――ショッカー語がわかるんですね(笑)
山近 ハイ(笑)。Ray選手は「今年に入ってからの状況や、今はどんなことをしているのか、ざっくばらんに話したい」と言っています。月に2回の通院など、頑張っています。トレーニングもしています。ショッカーとのトーク、大丈夫です。実はザ・ショッカー2号はRayがスカウトした選手。いわばRayの弟子で、JAC(ジャパン・アクション・クラブ)出身なんです。素晴らしい動きをしますので、当日のリッキー・フジとの第一試合も楽しみにしていてください。
――華麗で鋭いRay選手の動きが再現されると?
山近 皆さん、驚くと思いますよ。しかもマスクの下はイケメン。本当は素顔で出したいくらいです。上田勝次対HASEGAWAも期待が膨らみますよね。私もワクワクしています。
――大仁田選手も駆けつけます
山近 会場の関係でデスマッチはできませんが、大仁田選手は「俺はどんなスタイルだって、できるよ」と語っています。普段の大仁田選手とは、また違ったファイトが披露されます。他にも「Ray選手のために」と多くの選手が集まってくれました。様々なスタイルのプロレスを楽しんでいただけます。また、メッセージカードも用意します。ファンの方々、一人ひとりにRay選手への思いを書いていただき、Ray選手に渡したいと思います。何よりの応援になるはずです。
――Ray選手は「青い海のある海外で試合したい」と復帰後の希望を語っていました
山近 彼女は頑張っています。我々もできる限りのバックアップをしていきたいと思います。