映画『アイアン・シーク』&前田日明のハイブリッドトーク. 2で前田日明×ジョシュ・バーネット×ハチミツ二郎の秘蔵クロストークが実現

19日、東京・シネマート新宿にて映画アイアン・シークの観覧後に前田日明によるトークイベント~映画『アイアン・シーク』&前田日明のハイブリッドトーク. 2~が行われた。

アイアン・シークはイラン出身のプロレスラーで本名コシロ・バジリ。レスリング選手として活躍した後に1970年にイランからアメリカ合衆国に亡命、AAU選手権に優勝しレスリング米国代表のアシスタントコーチとなった。

1972年にプロレスラーとしてデビュー70年代後半からアイアン・シークと改名しヒールになると1979年にWWFに登場。得意技のキャメルクラッチを武器にボブ・バックランドを破りWWFヘビー級ベルトを獲得。

その後のハルク・ホーガン時代へと橋渡しをしたレスラーとして歴史にその名を刻んでいる。2005年WWE殿堂入り。

本作はそんな彼の数奇なレスラー人生をドキュメンタリータッチで描いている。

日本で例えるならタイガー・ジェット・シンの伝記的映画が公開された様なイメージである。

『アイアンシーク』上映後に登場したMCのハチミツ二郎と前田日明

更にハイブリッドトークの途中で特別ゲストとしてジョシュ・バーネットが登場

前田日明、ジョシュ・バーネット、ハチミツ二郎によるアイアンシークやアメリカマット等々のトークが展開されか会場を大いに沸かせた。

冒頭、会場に登場するなり新型コロナウィルスは中国を狙った他国からの陰謀説を“ネットで見た”情報として語った前田日明。

ハイブリッドトーク開始前にも楽屋で大いにコロナウィルストークをしていた。

MCのハチミツ二郎は日頃より自信の責任編集本のカメラマンを前田日明に依頼するなどの仲。

当時のアメリカマットの情報を絡めながら前田やジョシュ・バーネットから軽妙にトークを引き出した

海外遠征時にアイアンシークとも対戦したと語った前田日明。クイック・キック・リー時代にベビーフェイスで勝利したと証言。

当時のWWFは数年働いて牧場を開けるだけのお金を稼ごうというレスラーが多くて滅茶苦茶だったと当時を語る。

ジョシュ・バーネットもリングスで一緒に動いていたらUFCのチャンピオンにもっと早くできたと互いの印象を語った。

ジョシュ・バーネットはアイアン・シークはアメリカでその発言に注目を集める存在だと立志伝中の人物の現在を伝えた。

プロレスの魅力は点と点を線で結ぶこと。その意味でアイアン・シークはWWEの歴史の中に多大なる一歩を刻み、現在のアメリカではYouTubeで辛口に毒舌を吐く存在として人気者になっている。

彼の歴史と存在感を知り現在につながるファイトを見ればあなたの点と点が線につながることは間違いないだろう。

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