【編集長もビックリ! お宝拝見!!】①「日本プロレス記録帳」
新連載「編集長もビックリ! お宝拝見!!」第一弾は、国井大輔氏が所蔵する「日本プロレス記録帳」です。
日本プロレスの公式記録を書き記した「日本プロレス記録帳」1963年版には、馬場さんと猪木氏の試合が載っています。その後、日本プロレス界を背負って立つBI砲。夢の対決が若手時代には実現していました。
他にも同年暮、不慮の死を遂げた力道山の最期の試合(1963年12月7日、静岡・浜松市体育館)そして追悼試合(同年12月20日、東京・渋谷のリキパレス)が記されています。
1964年版にはザ・グレート・カブキさんのデビュー戦(同年10月31日、宮城・石巻小学校校庭特設リング)が記録されています。本名の米良明久として、山本小鉄さんとの記念すべき一戦が残されていました。
日本プロレスのリングアナウンサーが記録していたもので、カブキさんは自身のデビュー戦が記録されている1964年版を手にして、当時の様子を思い出し、感慨にふけっていました。
いずれにせよ、公式記録を記した「日本プロレス記録帳」は、貴重そのもの。お宝を所蔵する国井氏は、1995年10月9日、東京ドーム大会で開催された「新日本プロレス対UWFインターナショナル」対抗戦を観戦し、プロレスの魅力にはまってしまったそうです。毎年、年間150試合を観戦しながら、プロレスにちなんだお宝を収集しています。