【DDT】6.7 WPP2020 Day2 上野勇希&吉村直巳のノーチラスがタッグ王座V4!「ダムハーツ」の“KO-D”ベルト独占はならず

上野勇希(24)と吉村直巳(25)のノーチラスが、「ストロングハーツ」のT-Hawk(30)、エル・リンダマン(25)組を退け、KO-Dタッグ王座のV4に成功。同ユニットと「ダムネーション」の業務提携軍「ダムハーツ」は掲げていた“KO-D”ベルトの独占はならなかった。

動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」、テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA」で、7日、無観客による「WRESTLE PETER PAN【DAY2】」(DDT TV SHOWスタジオ)が放送され、セミファイナルでノーチラスと「ストロングハーツ」による同王座戦が行なわれた。

ノーチラスはHARASHIMAを加えたトリオで、遠藤哲哉、T-Hawk、リンダマン組が保持するKO-D6人タッグ王座に2回連続で挑戦するも連敗を喫しており、絶対に負けられない一戦となった。

しかし、ノーチラスは前半、「ストロングハーツ」に攻め込まれる場面が目立ち、なかなかペースをつかめず。だが、15分過ぎ、ノーチラスは連係も冴え渡り、猛反撃。

「ストロングハーツ」も食い下がったが、リンダマンを捕獲した上野が初公開のWRを繰り出して、3カウントを奪取。苦戦したノーチラスだが、タッグ王座を死守。5月30日配信大会での6人タッグ選手権戦でピンフォール負けを許した上野は、その借りを返した。

上野は「無観客でもタッグのタイトル戦ができてうれしい。6人タッグは2回挑戦して負けたけど、負けからつながった。ボクたちの成長につながった。『ストロングハーツ』、OWEでもやりましょう! プロレスラーは踏ん張って、がんばっていきたい。さびしい日々が続くけど、元気を取り戻していきましょう」とアピール。

バックステージで、T-Hawkは「おそらく視聴者のみんなは、オレたちの方がタッグとして、格上で、完成度も高いって思ったはず。まだ君たちの三歩先を行ってる」と、リンダマンは「そんじょそこらのタッグにないものを持ってると思ってる。敗因あるとしたら、アイツ(上野)のビッグマッチに懸ける気持ちだろ。最後の技は首から突き刺さった。次会うときは、もっとすごい『ストロングハーツ』を見せてやる」とコメントした。

WRESTLE PETER PAN 2020【DAY2】
【日時】2020年6月7日(日)
【会場】DDT TV SHOWスタジオ

▼オープニングマッチ スーパー・ササダンゴ・マシン・リモートプロデュースマッチ~チョップアップチャレンジ 時間無制限一本勝負
大鷲透 vs アントーニオ本多
72分45秒 1000発達成
※試合中に繰り出されたチョップ1発につき100円をササダンゴが医療従事者に寄付するルールのため、合計100,000円を寄付。

▼第二試合 東京女子プロレス提供6人タッグマッチ 30分一本勝負
○坂崎ユカ&山下実優&中島翔子 vs 辰巳リカ&天満のどか&愛野ユキ●
15分31秒 片エビ固め
※マジカル魔法少女スプラッシュ

▼第三試合 DDT EXTREME級選手権試合~祝!外出制限解除ルール 60分一本勝負
<王者>○青木真也 vs 納谷幸男●<挑戦者>
10分49秒 ヨーロピアンクラッチ
※第48代王者が3度目の防衛に成功。

▼第四試合 30分一本勝負
○坂口征夫&赤井沙希 vs クリス・ブルックス&伊藤麻希●
12分1秒 エビ固め
※PK

▼第五試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 30分一本勝負
<王者>×男色ディーノ vs 大石真翔×<挑戦者>
試合不成立

▼第六試合 30分一本勝負
○HARASHIMA&丸藤正道 vs MAO&朱崇花●
17分24秒 体固め
※蒼魔刀

▼セミファイナル KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>○上野勇希&吉村直巳 vs T-Hawk&エル・リンダマン●<挑戦者組>
22分13秒 片エビ固め
※WR。第67代王者が4度目の防衛に成功。

▼メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>●田中将斗 vs 遠藤哲哉○<挑戦者>
26分19秒 片エビ固め
※シューティングスター・プレス2連発。田中が5度目の防衛に失敗、遠藤が第75代王者となる。

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