【ノア】潮崎vs拳王 GHCヘビー級&ナショナル ダブルタイトル戦は死闘の末に60分ドロー!潮崎「これがノアの闘いだ!」

プロレスリング・ノアは10日、この夏最大のビッグマッチ『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.3』を神奈川・横浜文化体育館にて開催した。

GHCナショナル王者の拳王が8.5後楽園大会にて要求して実現した潮崎豪のGHCヘビー級とのダブルタイトルマッチは60分ドローとまさに死闘であった。

逆水平チョップとミドルキックの攻防、拳王の花道から場外へのブレーンバスターや場外へのダイビングフットスタンプ、潮崎の豪腕ラリアット、そして8.5後楽園でも見せた三沢光晴さんばりのローリングエルボーなど激闘を繰り広げると時間はいつの間にか過ぎていった。

二人の戦いをオンラインで見守る小橋建太さん

そして潮崎がムーンサルトプレスを決めたところで60分時間切れドローとなった。

規定によりお互いにタイトル防衛となり、ベルトを受け取った拳王は金剛のメンバーの肩をかりて何も語らずに控室に戻っていった。

リング上の潮崎は片膝をつきながらマイクを握ると「これがGHCだ!これがノアの戦いだ!」と叫ぶと会場から大きな拍手がおこった。

そして最後に「こんな暑い中、今日こそみんなで一緒に叫びたいけど、心の中で叫んでください。いくぞー!We are NOAH!」とノアのラスト文体を締めた。

バックステージコメント

――時間切れ引き分けになったが、試合を振り返るとどうですか?

潮崎「なんだろうね。このGHCヘビー、GHCナショナル、それぞれお互いプレッシャーがあったのかな。重く考えるものがあったかもしれない。でも、それだけGHCを軽く見てない俺たちの戦いだよ。胸張って言えるよ。これがノアだ。これがGHCだ。あいつが2冠にヘビー、そしてナショナル、2冠を手にしたいというあいつの欲望。最初はね、俺もその欲望…そういうものはそこまでなかったけど、あいつと『どちらが強い』そういう戦いをしたかった。そういう気持ちは最初あったよ。でも、だんだんだんだんあのベルトが欲しくなってきたよ。でも、ただ胸張って言えるのは、これがGHCだ。これがノアだ。以上だよ。ボロボロだよ。あいつもボロボロだよ。俺もボロボロだよ。後ろで小橋さん、小橋建太が見てたからね。そして、会場にいるよりもさらに多くのファンの人たち、HOMIESのみんな、いつも以上のみんなの目があったよ。簡単に負けられるかよ。まだまだこれから先ノアの戦いも続くよ。さらに進化して、絶対に歩みは、コロナ禍のなかで止めてこなかったこの歩みは絶対に止めさせねえ。加速させていく!以上」

PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.3
日時:2020年08月10日(月)開始16:00/開場14時30分
会場:横浜文化体育館

【試合結果】

▼GHCヘビー級&GHCナショナル ダブル選手権試合
<GHCヘビー級王者>△潮崎豪 vs <GHCナショナル王者>△拳王
60分時間切れ引き分け
※第33代GHCヘビー級選手権者・潮崎豪が4度目の防衛に成功
※第3代GHCナショナル選手権者・拳王が初防衛に成功

▼スペシャルシングルマッチ
○武藤敬司 vs ×清宮海斗
27分07秒 足4の字固め

▼6人タッグマッチ
杉浦貴&○桜庭和志&ケンドー・カシン
vs
マサ北宮&×征矢学&稲村愛輝
15分18秒 ローリングアームロック

▼IPWジュニアヘビー級選手権試合
<王者>×原田大輔 vs ○HAYATA
15分06秒 ヘデック→片エビ固め
※第3代選手権者が初防衛に失敗。
HAYATAが第4代選手権者となる。

▼6人タッグマッチ
○丸藤正道&望月成晃&宮本裕向
vs
中嶋勝彦&谷口周平&×モハメド ヨネ
15分40秒 真・虎王→片エビ固め

▼6人タッグマッチ
×鈴木鼓太郎&小川良成&岡田欣也
vs
小峠篤司&大原はじめ&○吉岡世起
11分01秒 飛びつき十字固め

▼タッグマッチ
タダスケ&×YO-HEY
vs
○覇王&仁王
8分13秒 ジャックナイフ式エビ固め

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