【アイスリボン】藤本つかさ12周年記念試合は同期の朱里と対戦し15分ドロー!

「アイスリボン1065 in SKIPシティ」
2020年8月23日(日)SKIPシティ多目的ホール
11時30分開場/12時00分開始
観衆:150人(満員)

◆第5試合 藤本つかさ12周年記念試合 シングルマッチ15分1本勝負
△藤本つかさ (時間切れ引き分け) 朱里△

この日がリアルデビュー記念日の藤本。オープニングの入場式でマイクを手にすると次のように語った。

「2020年8月23日、本日は私のデビュー12周年記念日です。こんなにね、まさかプロレスを自分が続けるとはあのとき思ってなかった。でもプロレスは続ければ続けるほど面白い。続ければ続けるほど深いなって感じております。今日は同期の朱里選手とシングルマッチ。ここで勝って、私の13年目のステップにしたいと思っております。」

あくまで13年目への通過点とした藤本は試合開始早々はグランドでお互いの動きをけん制しあい、さらにサッカーキックの打ち合いで意地の張り合いへ。

朱里のPKをかわした藤本が丸め込みを狙うが、これを切り返した朱里がPKを叩き込むと、藤本をコーナーに振っての串刺しニー3連発からフォール。カウント2で返した藤本だが、その流れで腕十字の態勢に入った朱里が一気に腕を決める。ロープブレイクで逃れた藤本は卍固めへ。

朱里がロープに逃れると、はりつけドロップキックをヒットさせカウント2。コーナーに朱里を詰めてエースクラッシャーを狙う藤本。これをこらえた朱里はバックに回ってのスリーパー。後ろに逃れた藤本がサッカーキックを放つが、この蹴り足をキャッチした朱里は裏アキレス腱固め。

反転した藤本は膝十字からフェースロックに入るが、朱里もアームブリーカーで切り返す。さらに腕十字に移行した朱里だが、これを切り返した藤本が裏アキレス腱固め。ロープに逃れた朱里は藤本の蹴りをかいくぐると投げっぱなしジャーマン。

すぐに起き上がった藤本が延髄ハイキックをヒット。藤本がロープに走ると、朱里が追っかけてニー。朱里がロープに走ると、今度は藤本が追っかけてドロップキック。朱里の蹴り足を掴んだ藤本だが、朱里は藤本の頭を抱えてのコードブレイカー。

倒れるのをこらえてPKを放った藤本だが、ここで両者ダウン。先に起き上がった藤本が左手をつないだ状態でのエルボー合戦へ。ここで至近距離でのジャンピングニーを叩き込んだ朱里はDDTからフォールもカウント2。

投げっぱなしジャーマンを仕掛けた朱里だが、藤本が着地し、サッカーキック、串刺しドロップキックからヨーイドン、ミサイルキックと畳みかけてフォールもカウント2。極楽固めを決める藤本。なんとかロープに逃れた朱里にインフィニティを狙うが、これは朱里がこらえ、藤本をファイヤーマンズキャリーに取り、前方へ落としながら両膝を叩き込みフォールもカウント2。

ミドルキックの連打からハーフハッチで投げた朱里。カウント2。腕十字、アームブリーカー、そして朱雀を狙うが、これは藤本が必死にロープブレイク。片膝立ちの藤本にジャンピングニーを放った朱里は、再び膝立ちの藤本にフィニッシュ宣言し、バズソーキックを狙うが蹴り足を掴んだ藤本はそのまま足を肩口に抱え、肩車の形で朱里を持ち上げ、ジャパニーズ・オーシャンを狙う。

上でもがき後方に逃れた朱里にダブルチョップを叩き込んだ藤本はPKでカウント2。もう一発PKでカウント2。低空ドロップキックもカウント2。インフィニティを決めた藤本だが、朱里はなんとかカウント2でクリア。藤本がバックキック。

朱里が右ハイキックを側頭部に。藤本が延髄ハイを決め、ビーナスシュートをヒット。着地した藤本の側頭部にバズソーキックを放った朱里。ここで2人がダウン。残り10秒。

朱里を引きずり起こした藤本がジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールドを放つもカウントが入る前に15分タイムアップのゴングが鳴り、試合はドローに終わった。
試合後はお互いの肩を借りながら、一緒に退場していった。

〈試合後の藤本つかさ&朱里〉

藤本「あんまり知られてないかもしれないけど、同期なんですよ。」

朱里「あんま知られてないよね。」

藤本「だから12周年の2008年組、活躍してんだぞ!っていうところをアイスのお客さんにも女子プロのお客さんにも知って欲しいなと思って、今日は朱里ちゃんとシングルを組んだんです。」

朱里「超嬉しい!組まれて、12周年っていう大事な周年記念に自分を組んでもらえて、本当にもうありがたい。」

藤本「朱里ちゃんしかいないってホントに思ったの。やっぱりキャリアを積むごとに後輩のお母さん的な存在になったり。たぶん朱里ちゃんも思うと思うけど…。」

朱里「めちゃめちゃ思う(苦笑)。」

藤本「だからそういうのを全部取っ払って、このシングルが出来たらいいなと思って。結果、取締役だっていうことを忘れてました。ただ、決めきれなかったのは時間が何分であろうと悔しいので、いつかどこかで決着をつけたい。私、5年前は勝利してるんで、シングルで。勝ち越してますから。」

朱里「クソ!(笑)。ずっと本当にやりたいと思っていて、5年前からずっとシングルやってなくて、今日本当に出来て、なんかめちゃくちゃ楽しいのと頭がめっちゃ痛いけど、それ以上に感じるものとか、これをやって、自分ももっと頑張ろうとか、そういう気持ちにさらになれたので、本当にありがとうございます。」

藤本「こちらこそありがとうございます。私もまだまだベルト戦線にいかなきゃなってマジで思った。」

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