【アイスリボン】8.29(土)後楽園開催「絆トーナメント」チーム決めで前ICE王者・雪妃と現王者・鈴季すずがタッグ結成へ!

8.23(日)SKIPシティ多目的ホールのメイン終了後にこの日参戦した選手がリングに集結し、8.29(土)後楽園ホールで開催される『絆トーナメント』のチーム決めが行われた。

このトーナメントは先輩と後輩のタッグによる1DAYトーナメントという形式で行われ、後輩が先輩を選んでタッグパートナーを決めていくというルールとなった。

「アイスリボン1065 in SKIPシティ」
2020年8月23日(日)SKIPシティ多目的ホール
11時30分開場/12時00分開始
観衆:150人(満員)

◆第6試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
〇鈴季すず&星いぶき&朝陽 (18分12秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド) 星ハム子&つくし&Yappy×

ICE王者となったすずが、いぶきと朝陽との17歳トリオでメインに登場した。

17歳トリオの奇襲攻撃で始まった一戦は、17歳トリオが若さを随所でアピールし、20代=つくし、30代=ハム子、40代=Yappyの反撃を浴びながらも、決して折れることなく、前向きに攻撃を仕掛け、しっかりと試合の主導権をモノにしていく。

王者であるすずは必然的に標的となるが、王者としての自覚、自信からか、追い込まれる前にきっちり技で切り返していくチャンピオンらしい反撃をみせていく。お互いに声を掛け合いながら、しっかりとチームとして戦った17歳トリオ。

これもすずがいぶき、朝陽を上手くリードしながら、引っ張っていったことが大きい。乱戦模様の展開も見られたが、最後はいぶき、朝陽のアシストを受けたすずが、スピアー、ジャンピングハイキック、そしてジャーマン・スープレックス・ホールドでカウント3を奪っての快勝。

チームとしての団結力での勝利を飾った。試合後、つくしがすずの前に立ち無言でベルト挑戦をアピール。これに大きくうなずいたすずはマイクを手にした。

〈試合後のリング上〉

すず「みなさん見ましたか!若い力―っ!20代、30代、そして40代のタッグチームを下しましたよ。これからはここにいるティーンズ、一緒にアイスリボンを引っ張っていきましょう。ですが鈴季すずはこのICE×∞のチャンピオンなので、あなたたち(=いぶき&朝陽の)2人には負けないぐらいに突き抜けて突き抜けて突き抜けて!アイスリボンの顔になります。

ハム子「若いっていいね。若いって素敵だね。若かりしあの頃にはもう戻れないんだよね。だけど、気持ちがあれば年齢なんて関係ない!プロレスが好きな気持ちは何歳になったって変わらない。覚えとけ!」

すず「大人の勢いって凄いですね。ハムさん。アイスリボンは8月29日後楽園ホール大会がありますね。そこで1DAYトーナメント、絆トーナメント、先輩と後輩がタッグを組んで優勝を目指すというトーナメントがあります。(リングサイドに藤本におぶられて登場した真白を見て)」大丈夫?大丈夫ですか?よかった。大丈夫そうです。そのタッグチームを決める権利と言いますか、ルールと言いますか、後輩が先輩を指名できるというルールがありましたよね、つっかさん。じゃあ全員上がってください。」

 

【絆トーナメント チーム決め】

※選手たちがリングに上がる。雪妃のみリング下。

藤本「まずは昨日もお伝えしたんですけど、ルールを簡単にお伝えします。1DAY絆タッグトーナメント。先輩と後輩のタッグによる1DAYトーナメントという形です。で、15分1本勝負。ドローの場合は両者失格となります。後輩が先輩を選んで、タッグを決めていくという形になります。リング上にいる選手以外にも真琴選手、山下りな選手、HIRO’e選手の参戦が決まっております。そしてテクラ、タイトルマッチは後楽園ホールにしましょう。OK?」

テクラ「Yes.」
※8・29後楽園大会でトーナメントとは別枠でチェリーvsテクラのWUW選手権試合が決定。

藤本「テクラは外れてください。この(テクラ以外の)メンバーで後輩からの指名でパートナーを決めます。選んだ理由も言ってください。では一番キャリアの浅い子から言ってもらいましょう。ちなみにすず選手、あなたはチャンピオンで一番強いんで後輩グループではあるんですが、一番最後に指名してください。」

すず「一番最後!?」

藤本「当たり前でしょ。あなた一番強いんだから一番最後よ。」

すず「キャリアで言うと後ろから数えた方が早いんですけど…。」

藤本「関係ないです。ちなみに先輩は一度だけ断る権利があります。あと前年度優勝者以外は同じパートナーとは組めないということになっております。なので、朝陽だけは去年と同じパートナーを選ぶ権利がある。他はダメです。すずが世羅とか、いぶきと私もはダメです。それでは真白優希から。」

真白「えっと、自分はお客さんからよく戦って欲しい組んでほしいって言われている人がいて、その人は…真琴さんです。」

藤本「真琴、真白組…なんか同じ匂いを感じるような感じないような。いいですか?真琴&真白組決定です。

真白「すみません、私はドロンさせていただきます。」

藤本「ジャイアント・スイングで三半規管がまだ回ってるらしいのよ。沙弥さん、連れていってください。」

※テキーラ沙弥が真白をおぶって引き上げる。

※真琴&真白優希組が決定。

Yappy「ピースパの最年長はYappyですね。だから考えました。アイスリボンの最年長はハム子さんですね。だから最年長タッグを組みたいでーす!ハム子さん、よろしいですか?お願いします!」

ハム子「あたし、来るもの拒まずなんですよ。最年長タッグ、大人の魅力を見せつけましょう!」

※星ハム子&Yappy組が決定。

藤本「バニーからは連絡がありまして、組みたい選手がいると。一番大きいくるみ選手と言っておりました。ちなみにバニーは最初山下選手に声をかけているんですが、山下は断っております。」

くるみ「えっ…。」と困惑した表情。

藤本「1回断られてるからね。」

くるみ「そういうこと言われたら、あれじゃないですか。え~。……。」

※周囲が断れない空気を作る。

くるみ「そう言われたら組みますよ!やってやりますよ。いいですよ、それで。はい、いいです!」

※柊くるみ&バニー及川組決定。

※朝陽がマイクを持つ。

朝陽「前年度優勝したオレンジサンライズ、あれから何回も組んで絆がより深くなってるんですよ。今年もあかねさん!」

あかね「やった~!よかった~!」

朝陽「今年もあかねさんと絆トーナメントの優勝者になる!なります!」

あかね「2連覇します!そういえば前回の優勝したご褒美、何ももらってないですね。じゃあ2連覇して2回分のお願い聞いてもらおうか?」

朝陽「よっしゃー!」

あかね「オレンジサンライズ頑張りま~す!」

※昨年優勝チームのオレンジサンライズ=藤田あかね&朝陽組決定。

青野「絆トーナメント、キラキラに一番輝くタッグがきっと優勝すると思うので、セクシーでキラキラ輝いてるもちさん、一緒にキラキラタッグ組みましょう!」

もち「組みましょう!私たちが優勝して、見たことない景色を見せてあげましょう!よろしくお願いしま~す!」

藤本「ちょっと、髪型同じ!後ろ姿似てるんじゃない!?一緒じゃん!セクシータッグ?フ~!」

もち「これはもう優勝間違いなしですね。良いタッグチーム名考えましょう。」

※宮城もち&青野未来組決定。

いぶき「アイスリボンで一番と言える武器を持っている、つくしさん!エルボーが一番凄くて自分も憧れていて、自分もアイスリボンで一番チョップが凄いと思っている星いぶきなので、一番同士で組んで、エルボーとチョップで色んなヤツらを倒してやりましょうよ!」 つくし「いいの?よし、組もう!みんなの胸を真っ赤にさせて爪痕を残して優勝するぞ~!」

※つくし&星いぶき組決定。

トトロ「これって1回断った先輩ってもう断れないんですよね?1回お願いを断ってる先輩の中に、絶対倒したい、そして組みたい人がいるんですよ。大阪市西城区大好き!山下りな~!」

藤本「そっか。大阪タッグか。いいね!山下とトトロ、決定です。」

※山下りな&トトロさつき組決定。

うの「これは素直に単刀直入に言います。一番大好きな世羅さん。お願いします!」

世羅「ごめんなさい!」

うの「じゃあ2番目に好きです。朱里さん、お願いします!」

朱里「あのう、2番目はちょっと嫌じゃないですか?1番だったら嬉しかったのに…。2番じゃダメ!」

うの「藤本さん。37歳、同じ学年ですよね?」

藤本「その理由はやだ!ごめんなさい。」

うの「真面目に告白します。やっぱり一番がいい。世羅さん。ぶれない、芯がある、そして有言実行してる、女が惚れる女。色々学ばせてください!よろしくお願いします!」

世羅「これもう、1回断ったから断れないんですか?マジかよ!え~…じゃあお願いします。優勝しましょう。せっかくだからね。断っちゃったけど、1回。」

うの「やったー!」

※世羅りさ&松屋うの組決定。

多恵「私は一番に組みたいです!朱里さん、よろしくお願いします!」

※朱里が笑顔で駆け寄りがっちりと握手。

※朱里&本間多恵組決定。

妹加「自分今日、Rebel&Enemyに加入したんですよ!イェ~イ!やった~!今日タッグパートナーだった会長!今日も勝ったし、このタッグで絆トーナメント優勝しましょう!」

※ラム会長が照れながら握手。

※ラム会長&尾崎妹加組決定。

藤本「次は…今余ってるの誰?(藤本と雪妃が手を挙げる)。HIRO’e選手。HIRO’eは同期なんですよね、ユキさんと。実は私、HIRO’e選手から伝言を預かっております。『引退できなかったけれど、藤本さんのおかげでアイスリボンにまた参戦することが出来たと。藤本さんとは何度も何度もシングルマッチをしました。数え切れないほど恩があると。なので、最後は対戦ではなく組みたい!』という連絡がありましたので、私はHIRO’eと組みます!」

※藤本つかさ&HIRO’e組決定。

藤本「ということは…。すず…。」

すず「ということは…(雪妃を見ながら)雪妃さん、まさか、あなたとタッグを組むことになるとは思わなかったです。そういうことですよね?」

藤本「そういうことですね。」

すず「すっげー嫌そうな顔してますけど…。このベルトを賭けて戦った。そしてこのベルトを自分が奪った相手、雪妃真矢。タッグ、いいタッグになりそうですね。あははは…よろしくお願いします。」

※雪妃がリングに上がり、すずと握手。なぜか苦笑い全開ですずと並びポーズ。

※雪妃真矢&鈴季すず組決定。

すず「良いタッグになりそうだな~。(から笑い)そ、それでは締めていいですかね?」

藤本「この絆タッグトーナメントの優勝者には、好きな願い事を叶えられるという権利があります。そして、タッグチーム名もみなさん考えてきてください。すぐ発表出来るようによろしくお願いします。」

すず「それでは、8月29日後楽園ホールに向けて、アイスリボン、まだまだまだまだ突っ走ります!みなさん楽しみにしておいてください!それではいきま~す!プロレスでハッピー、アイスリボ~ン!」

〈試合後の鈴季すず〉

「まずは1つ。20代、30代、40代タッグを下しましたね。若い力を存分に発揮出来たんじゃないかと思います。その上で、やっぱり自分はチャンピオンなので、アイスリボンの最高峰のベルトを持ってるチャンピオンなので、17歳で、同世代で若々しく楽しくタッグはやりましたけれども、やっぱり負けてる場合じゃないので、しっかりとスリーは取ってやりました!よし!」

――雪妃とのタッグでトーナメントに出るのは、勝って当たり前のチームだからプレッシャーがあるのでは?

「確かに、確かに…。いや、ユキさんはこのベルトを自分の前に巻いてた時に何回防衛したんだ?9回?9回も防衛してる。本当に自分はあの人の強さを間近で見てたし、そして何度も何度も試合して一番近くで体感してたので、強さは十分に分かっている。でも、その雪妃真矢に勝った鈴季すずですから。タッグを組んで勝って当たり前、勝って当たり前ですけど、やっぱりタッグを組んでトーナメント全部、すずが勝ちたいですね。雪妃真矢には任せず。いや、まさかのタッグにちょっと混乱してるんですけどね。こんなことありますか?(笑)。」

――雪妃のあの感じを見て、上手くいきそう?

「良いタッグになりそうですね(苦笑)。な、なりますよね?良いタッグになると思いますよ。」

――意識するチームは?

「やっぱり藤本つかさ、HIRO’e組。HIRO’eさんはあんまり自分、接点がなかったんですけど、引退間際ということもあって、そして、なんかこう似てるものを感じるんですよ、勝手に。勝手に似てるものを感じてるからこそ、ピースパとかにも出て頂いてたからこそ、ちょっとそこのタッグチーム気になりますね。そしてもう1つ気になるタッグチーム、いるんですけど。タッグチームと言うか個人でなんか凄く意識されてるなっていう、つくしさん。今日も試合しましたけれども、エルボーが強烈で、なんか意識されてると感じたので、当たりたいなと思います。勝ちますけどね。」

――つくし選手はICE挑戦への意欲を示しているが、それも見据えて?

「どうですかね。自分はこのベルトNGなしって言ってるので、向こうがその気ならいつでも受けて立ちますよ。本当は今日でもよかったぐらい。でもなんかね、今日はベルト挑戦するのしないの、やっぱりどっちなのみたいな感じだったんで、なんかこう考えてることがあるのかなと思いました。楽しみです。」

――そういう中でのトーナメントですが、優勝は当たり前と?

「もちろん。雪妃真矢とタッグですよ。負けるわけないでしょ。息が合えばの話ですけど。」

――他のチームもタッグチームとして実績があるのは前回の優勝チームのオレンジサンライズぐらいですしね。

「そうですね。意外な人たちがタッグ組んでたりしてるので。負けてる場合じゃないですね、本当に。でも色んなタッグチームがあるからこそ、何が出てくるか分からないので、そこは気を付けながら挑みたいと思います。8月29日後楽園ホール大会に。」

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