女子プロレス生き残りをかけて力を合わせ闘う集合体『Women’s Pro-Wrestling Assemble』が10月1日に大会を開催!

27日、都内にて女子プロレス団体の集合体となる『Women’s Pro-Wrestling Assemble』の活動開始に関する記者会見が行われた。

会見には北斗晶、ダンプ松本(フリー)、朱崇花(フリー)、堀田祐美子(フリー代表·T-HEARTS)、長与千種·彩羽匠(Marvelous)、里村明衣子·橋本千紘(センダイガールズプロレスリング)、尾崎魔弓(OZアカデミー女子プロレス)、コマンド・ボリショイ・マリ卍(PURE-J女子プロレス)、高橋奈七永·世志琥(SEAdLINNNG)が出席。(氏名順不同)

また、会見には出席していないが、STARDOM、アイスリボン、プロレスリングWAVEも趣旨に賛同して加盟している。

冒頭、北斗晶は「本日、日本の女子プロレス団体の半数以上が集まり、普段はかかわることのない団体も力を合わせ、このコロナ禍に立ち向かっていく共闘組織Assemble(アッセンブル)のご紹介をさせていただきます。

ことのきっかけは、今年35周年を迎える私の同期の堀田祐美子選手の記念大会に向けて私も陰ながらお手伝いをさせていただいていた矢先に皆さまもご承知の通り、世界中に新型コロナウイルス感染症が蔓延。堀田祐美子の記念大会も中止を余儀なくされました。私は女子プロレス界を引退してすでに18年の月日が経っておりますが、先輩方をはじめ、同期・後輩、たくさんの仲間に恵まれ、現在も縁が切れることなくお付き合いをさせていただいております。そのなかで先輩の長与千種さん、同期の堀田祐美子選手、私の現役最後のパートナーでもありました尾崎魔弓選手らに現在の女子プロレスの状況をいろいろと聞き、話をしてきました。このコロナ禍のなか、スポーツ界・エンターテインメント、人が集まる娯楽ものは世界中で大ダメージを受けています。女子プロレスもそのひとつです。

既報の通り、女子プロレス数社からコロナ感染者が出てしまい、開催直前での大会中止という本当に苦しい決断を余儀なくされていました。現在も女子プロレス界は小さな団体がおもで、若い選手を抱え、育てながら、力を振り絞り、なんとか頑張っている状態です。小さな団体が小さな会場を押さえ、高い会場費を払ってもソーシャルディスタンスと会場の規定により、従来の半分、3分の1しか入れることはできません。そのうえコロナウイルスの影響で会場に足を運んでくださるお客様も減っているのが現状であります。

この状況では1大会を開催するのもとても大変です。そこでこんな状況だからこそ、普段手を組むことがない小さな団体が力をあわせ、このコロナ禍を乗り切るためにやってみようという話が一部で上がり、それが徐々に大きくなり、1ケ月という短期間で現実となり、本日会見をさせていただきました」と挨拶。

この組織には、女子プロレスOBの山田敏代さんやダイナマイト関西さんなども現役選手に力になれればと動いているという。

そして北斗は「世界中のコロナウイルスと闘う人々に元気と勇気を与え、やられてもやられても必死に立ち上がる姿を、今だからこそ力をあわせることの大切さをAssemble(アッセンブル)を通して、ここにいる選手たちと力をあわせて世界中のみんなに見ていただけたらと思っております」と力強く語った。

また、Assemble(アッセンブル)マークについては、昔、農民と幕府の闘いのとき、農民たちが結束をし、その証に書いた唐傘連判状がマークのモチーフになっており、誰が上でもなく、下でもなく、始まりがどこで、終わりがどこかわからないようになっているという意味であることも明かされた。

目的としては、新型コロナウイルスとの共存を余儀なくされた現状でプロレス団体は集客も難しい中、個々の団体でプロレスをやっていくよりも、今こそ力を合わせて一つの大会を開催し、すべての選手がより多く活躍出来る場を生み出していくというもので、2020年10月1日に東京・上野恩賜公園野外ステージで大会が行われることが発表された。

大会名『Women’s Pro-Wrestling Assemble』 にあるASSEMBLEの意味は、集合、組み立てるなど、女子プロレス団体が集まり、女子プロレスの生き残りをかけて力を合わせ闘って行くこと。

また、大会については「Women’s Pro-Wrestling Assemble は女子プロレス界の向上の為の組織であり、通常興行の「ASSEMBLE」と「Uprand -Coming Edition(スター候補選手)」「Hall of Fame Edition(スーパースター殿堂入り選手)」の3つのパターンで試合を行っていく。

そして大会だけでなく、ファンイベントや過去に仙女が手動で行った女子プロレス運動会なども行われる予定となっている。

各選手のコメントは以下

長与「本日はありがとうございます。この混沌としたプロレス界で必死に各団体、もがきながら、もがきながら、やっと一筋の光が見えました。ASSEMBLE。この時だからこそ、この奇跡を心から称え、そして私たちにできることを精一杯やらせていただきたいという気持ちでおります。どうかこの素敵な瞬間がずっと長く、長く、長く続いていくものでありますように心から祈り、本日よりASSEMBLE、参加します。どうぞよろしくお願いします」

彩羽「ホントにこうやってたくさんの女子プロレス団体がいまここに集まり、きっと交わらない団体ともいまこうやって、一緒の会見をしてるんじゃないかと思います。コロナウイルスの影響でマイナスなことがたくさんあったんですけども、このように記者会見している通り、たくさんの団体がいまここに集まっている、それだけでも自分は少しでもプラスになったんじゃないかなと思います。そして、10月1日から始まるんですが、OBの先輩方、関係者の皆さまがたくさん力を合わせてくださって開かれるASSEMBLEでしっかり女子プロレスをいままで以上に盛り上げられるように、たくさんの人に女子プロレスを伝えていきたいと思います。しっかりマーベラス、女子プロレスで一番目立てるように頑張っていきたいと思います、よろしくお願いします」

尾崎「OZアカデミー女子プロレスの尾崎魔弓です。SNS見てるみんな、元気かー!ちょっと前にですね、北斗さんから連絡いただいて、この興行の経緯をいろいろ話したんですけど、まず一番最初に思ったのは北斗晶がやっと出てきたかと。北斗さんとは、皆さんご存知の通り、誰の引退興行も来ない、周年興行も顔も出さない。きっと女子プロレスにはすっぐ関わってこないんだろうなとこれからもと思っていた矢先、私が一番驚きました。でも断る理由はありません。私は北斗晶が大好きです。これから一生懸命、一緒にやっていきたいと思います。よろしくお願いします」

堀田「T-HEARTSという会社を設立し、フリーの選手をまとめることになりました。今回、北斗が私の35周年を全面的にバックアップしてくれるという話から女子プロレスというものを北斗晶が離れて18年後に、やっと女子プロレスというものに関わってくれて、そして女子プロレスの現状を見た時、やっぱり私が助けなくちゃという姉御肌。昔から困っていた人を助けるっていう、なんか女子プロレスに恩返したいとずっと思っていたと思うんです。そのなかでこうやって音頭を取ってくれて、このような素敵な団体さん、たくさん、いままで集まれなかった女子プロレス、それをみんな力をあわせて頑張ろうと。いまの時代だからこそ立ち上がろうと言って、みんなの熱い気持ち、女子プロレスに対する熱意、みんなが集まったら相当すごいことになると思います。私はフリーを担当させていただくんですが、フリーだからと言って私は容赦しないし。後ろにいる、この朱崇花選手、朱崇花には期待を込めて、ギャフンと言わせるぐらい頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」

朱崇花「今回、堀田選手の大推薦を受けて、参加させていただきます日本初のジェンダーレス・プロレスラー、フリーランスの朱崇花です。私自身、ちょっと日本の社会のセクシャリティに対して思うことがあって。正直、私自身もメディアとかに出させてもらうことが、笑いを求められたりとか。なんか面白いエンターテインメントないですかとか聞かれるんですけど、私自身、そういうことを考えたことなくて。いち女子プロレスラーとして、女性としていまを懸命に生きて、命をかけて闘っているので。なんかこのASSEMBLEのリングではイロモノではなく、ひとりの女子プロレスラーとしての私の闘いを見せていけたらいいなと思っております」

ダンプ「極悪同盟、ダンプ松本です。よろしくお願いします。自分は2、3日前に千種から電話がありまして。デートの誘いかな、『やったー!』って思ったら真面目なお話で。ASSEMBLEとかいろんなヨコ文字が入っていて、聞いてないふりしてたんですけど。みんなで何かをやる。北斗を中心にみんなで動くという話を聞いて、やっぱりいまはそれが必要だなと思い、ふたつ返事をしました。ドンドンプロレスに花を咲かせ、花火をあげたいってずっと思ってきたので。みんなでやったらすごく花火があがるかなとすごく思っています。自分的には、あれ、ここの団体はいそうなのにいないの?ここの団体は来ないに?やっぱりここはこないんだとか思いながら、一番ビックリしたのはOZの尾崎が入ってること。尾崎も成長したなと思って、いますごく嬉しいです。若い頃一緒に遊んでいたからね、こういうところには絶対来ないだろうなと思っていたので。それだけでも進歩じゃないかなと思っています。頑張りたいです。よろしくお願いします」

里村「センダイガールズプロレスリングの里村明衣子です。こんな時だからこそ立ち上がろうということで指揮を執ってくださった北斗晶さんをはじめ、長与千種さん、お集まりいただいた大先輩方、そして現役の選手、こんなチャンスはないなと思っています。昔、女子プロレスを見ていたけど、いまは離れてしまったというファンの方も多いと思います。GAEAジャパンという団体からいまセンダイガールズという団体で、25年、ずっと現役でやり続けているなかで、だいぶ選手も様変わりして、時代も変わってきました。ですが、ここで女子プロレスがひとつになれるっていうことは、いまの若手にとってもチャンスですし。ウチは平均年齢が19歳、若い選手がたくさんいるんです。そのなかでもっともっと若い選手はチャンスをもぎ取りたいと思いますし、いまの若手にちょっと足りない弱肉強食っていうところを学んでもらいたいなと思いますし。そしてこの時代だからこそ、絶対負けてられないっていうその気持ちを闘いを通して、世界中の皆さんに伝えていきたいと思います」

橋本「みなさんこんにちは、センダイガールズプロレスリングの橋本千紘です。記憶にも記録にも残る女子プロレスをASSEMBLEのリングで、自分が本物のプロレスリングを見せていきたいと思います」

高橋「こんにちパッション。SEAdLINNNG代表の高橋奈七永です。私自身はただいま欠場しているんですけど、SEAdLINNNGの一番熱くて、一番刺激的なプロレスをたくさんお団体が集まるという貴重な機会に、一番目立つぞとか、一番取りたいっていう気持ちがビシビシ感じられるような大会になることが理想だと思いますし、そのなかで皆さんの心にバシッと届くプロレスをここにいる世志琥はじめ、選手のみんながやってくれると信じています。先ほど、北斗さんがやられてもやられても立ち上がる、そんな姿を見せたいとおっしゃっていましたが、まさにSEAdLINNNG、それをキャッチコピーとしてやっています。やられてもやられても立ち上がる、それは君の人生と一緒だ。見てくださる皆さんもいろんなことがあるなかでプロレスで出会ってくださって、力をもらいに会場に来てくださってると思うんですけども、そんな姿をこうやって、全女時代の大先輩、かかわることのなかった北斗さんをはじめ、こうやって一堂に会すことができて、とても感謝しています。私も全日本女子プロレス最後のWWWA王者として何かを残せるように頑張っていきたいと思います」

世志琥「どうも女子プロレスラーの世志琥です。ASSEMBLE、ウチが面白く料理してやるぞコノヤロー!女子プロレス、ここにアリっていうのをしっかり見せてやっから。テメーら楽しみにしとけ。そこんとこヨロシク」

コマンド・ボリショイ「PURE-J女子プロレスのコマンド・ボリショイです。ASSEMBLE、北斗晶さんはじめ、諸先輩方が素晴らしいアイデアをたくさん持ってきてくださって。感動しました。一緒に何かを創り上げていけるというのは本当にうれしいことです。女子プロレスが世界中に元気を与えていけるように、微力ですが、PURE-Jも頑張っていきたいと思います」

マリ卍「PURE-J女子プロレスのマリ卍です。今回、このようにたくさんの団体があつまるということはふだんなかなかないことだと思いますし、大きなチャンスだなと思っております。PURE-J女子プロレスももっともっと注目してもらえるように頑張りたいなと思います。よろしくお願いします」

『Women’s Pro-Wrestling Assemble』
日時:10月1日(木) 試合開始17:00(16:00開場)
会場:台東区上野恩賜公園野外ステージ

各団体が提供試合を実施、試合順についてはくじ引きにて決定される。

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