【DDT】EXTREME級王座V5成功の青木真也が11.3大田区で高木三四郎とウエポンランブルルールで防衛戦!

 “バカサバイバー”青木真也が27日の後楽園大会で、アントーニオ本多の挑戦を退けて、DDT EXTREME級王座のV5に成功。次期挑戦者に高木三四郎を指名し、11月3日の大田区総合体育館で、公認凶器持ち込みOKのウエポンランブルルールで防衛戦を行うことが決まった。

 青木は本多とUWFルールさながらの「5ロストポイント制」で激突。これは、ダウン、エスケープ、KO、ギブアップ、相手のモノボケで笑った場合、1ポイント減点となり、ロストポイントが5になった時点でTKO負けとなる特殊ルール。

 関節技で4回、ギブアップ、KOを奪った青木だが、2回笑ってしまい、2ロストポイントを喫した。それでも、最後は両ヒザを決めた変型の足固めで、ギブアップを奪い、TKO勝利。

 試合後、青木は「方々から、『アイツは悪いヤツだ』『アイツは搾取してる』って悪口がくる。高木三四郎、そんなとこに座ってるより、大田区でこのベルト懸けて、ボクと勝負しましょう」とアピール。

 放送席から、リングに上がった高木は「青木さん、後楽園大会に出なくなって、しばらく経ちますけど、最初の頃は『出ないんですか?』とか、いろいろ書かれていたんですけど、最近は何一つ書かれなくなりました。オレもこれでいいかなと思ったけど、私を必要としてくれてありがとうございます。挑戦させてください」と受諾。

 同選手権戦は王者がルールを決めることになっているが、青木は高木に一任。高木がウエポンランブルルールを提案し、青木も承諾した。

 バックステージで青木は「今月MMAもやって、これもやって、落差がすごい。対極にある、自分が表現したいこと。物事のおもしろさは幅だと思うんで。(大田区は)何を持っていくか考えます。ヤツの急所は握れてるんで」と発言。

 高木は「6月に復帰して、体調のこともあったし、経営のこともあって、あまり表に立つつもりはなかった。最近解説席にずっといるけど、『これでいいのかな?』みたいに思ってたときに、青木さんから声をかけてもらってうれしい。そのベルトはもともとオレが作ったベルトだから、やるからには私が獲って再び輝かせてみせます。ウエポンを持ってこさせたらオレの右に出る人間はいないから。青木選手がひっくり返るくらいのウエポンを持ってくる」と意欲をみせた。

 

【大会名】Who’s Gonna TOP? 2020
【日時】2020年9月27日
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】未発表

オープニングマッチ 30分一本勝負
○高尾蒼馬&マッド・ポーリー&島谷常寛 vs 大鷲透&赤井沙希&岡谷英樹●
6分45秒 エビ固め
※ダイビング・フットスタンプ

第二試合 お戯れシリーズ第二幕 30分一本勝負
○平田一喜 vs 男色ディーノ●
7分34秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め

第三試合 DDT EXTREME級選手権試合~5ロストポイント制 60分一本勝負
<王者>○青木真也 vs アントーニオ本多●<挑戦者>
9分45秒 TKO勝ち
※ギブアップ→5ロストポイント。5ポイントを持ち点とし、ダウン、エスケープ、KO、ギブアップ、相手のモノボケで笑った場合で1ポイント減点となり、持ち点が0ポイントになった時点でTKO負けとなるルール。第48代王者が5度目の防衛に成功。

第四試合 KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>上野勇希&○吉村直巳 vs クリス・ブルックス●&ドリュー・パーカー
11分0秒 体固め
※投げ捨てパワーボム。第67代王者組が7度目の防衛に成功。

セミファイナル 準烈vsALL OUT3対3綱引き戦! 各10分一本勝負
①●大石真翔 vs 竹下幸之介○
9分55秒 カバージョ2020
②○秋山準 vs 彰人●
2分19秒 TKO勝ち
※フロント・ネックロック→レフェリーストップ
③●渡瀬瑞基 vs 勝俣瞬馬○
5分38秒 エビ固め
※バズソーキック。1対2でALL OUTが勝利。

メインイベント スペシャル8人タッグマッチ 30分一本勝負
○佐々木大輔&遠藤哲哉&T-Hawk&エル・リンダマン vs HARASHIMA&樋口和貞&坂口征夫&納谷幸男●
16分32秒 クロス・フェースロック

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