【新日本】<10.7広島大会>『G1 CLIMAX30』試合結果・バックステージコメント全文掲載

10月7日(水) 、新日本プロレスはG1 CLIMAX30 Aブロック公式戦5試合を含め全6試合を広島・広島サンプラザホールで開催。

各試合結果、バックステージコメントを掲載。

G1 CLIMAX 30
日時:2020年10月7日(水) 16:30開場 18:30開始
会場:広島・広島サンプラザホール
観衆:1,430人

【試合結果】

<第1試合>

▼第1試合 15分1本勝負
〇辻 陽太 vs ×ゲイブリエル・キッド
6分43秒  逆エビ固め

辻「これでやっと証明できたな、ゲイブ。前回は引き分けだったけど、今回は俺の勝ちだ。俺の(ほう)が強ぇんだ。この『G1』のツアー、ヤングライオンの三つ巴、その対戦結果を見ても、やっぱり俺の(ほう)が強ぇだろ。その結果は変わんねぇんだよ。でもな、お前の努力、それは俺だって認めてる。LA DOJOに帰らずに野毛道場に残って、俺たちと一緒に道場の仕事して、練習をして、お前はたしかに強くなってる。いいか、でもな、日本のヤングライオンからしたら、そんなことはリングに立つ以前の問題、当たり前なんだよ」

キッド「(※腰を落として引き揚げてくる。コメントスペースにたどり着くと、しばらく壁に顔を埋めたまま無言。しばらくしてつぶやくように)今日は絶対にあいつを倒せる自信があったのに……。でも無理だった。できなかった……。以上……」

<第2試合>

▼第2試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦
〇石井 智宏(3勝3敗=6点) vs ×高橋 裕二郎(0勝6敗=0点)
15分25秒  垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め


 
石井「(※余裕の表情で、両腕に巻いたテーピングをほどきながら)……やっぱ、入場が一番の見せ場のヤツから、入場取ったら、なんも残んねぇよ。実質、入場もあいつのメインってわけじゃねぇから。でも裕二郎、そんな落ち込むな。お前にはまだ、乱入って道が残ってんだ。立派な乱入職人になってくれ」


 
裕二郎「(※コメントスペースにたどり着くや、崩れ落ちるように座り込み、ゆっくりした口調で)今日は……今日、悔しいよ。……とても悔しいよ。相手が、石井だからなのか、それとも、もうこの『G1 CLIMAX』も、優勝の可能性が、もうほとんどなくなっていたことなのか。今日、心の底から…………悔しいよ……(※ゆっくり立ち上がって控室へ)」

<第3試合>

▼第3試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦
〇オカダ・カズチカ(4勝2敗=8点) vs ×ジェフ・コブ(2勝4敗=4点)
11分03秒  エビ固め


 
オカダ「ま、4勝2敗……ま、だいぶ、勝ちも先行してきてね。でも、ジェフ・コブ、ナメてました。でもホントに、ジェフとの闘いっていうのは、この『G1』で一番楽しみにしてた大会。それ僕個人的にね。まあ『G1』出てるけど、どんなモンかって思ってたらジェイ(・ホワイト)にも勝ってるし、実際やってみたら、ヤバかった。まあでも、みんなわかるでしょ。(僕は)腰のテーピングもなくなったし、こういう勝ち方もできる。コブラクラッチ(マネークリップ)も出たし、こういう丸め込みも出たし、次あと何があるかな……。まあ、楽しみにしてて。ま、とりあえず、こうやって、勝ち始めることができたってのが、自分の中ですごく大きいんで。ま、次は、僕が大好きな『G1』大阪大会なんで、しっかりとまた結果を残したいなと思います」

コブ「(※コメントスペース内を右へ左へ行ったり来たりしたあとで)クソッ! 信じられない! (2004年アテネ)オリンピック代表選手にも選ばれたこの俺が、オカダにアマチュアレスリングの技で負けるなんて! オカダ、この『G1』でいろいろと引き出しを広げてるようだな。マネークリップ、レインメーカー、ツームストンまでは予想してたが、最後のは読めなかった。次は誰だ? イシイさん? この鬱憤をイシイにぶつけてやる! オカダもツアー・オブ・ジ・アイランドに連れていってやるつもりだったが、どうやらハワイ旅行には興味がなかったみたいだ。代わりにミスター・ストーンピットブルことイシイを招待してやる。ピットブルのためにペット用ケージも用意しておくぞ。オーサカで会おう。ガチムチ。以上」

<第4試合>

▼第4試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦
〇ウィル・オスプレイ(4勝2敗=8点) vs ×鈴木 みのる(3勝3敗=6点)
14分26秒  ストームブレイカー→片エビ固め


 
オスプレイ「(※右腕をアイスパックで冷やしながら引き揚げてくる)いやあ、ボロボロにされたよ。あの痛みが永遠に続くかのようだった。でも、最後に勝ったのは俺だ。これで俺は父親よりも強いと証明できただろ。まあジョークはこれくらいにして、俺は本気でスズキを尊敬してる。これだけ長いあいだ第一線で活躍してきて、いまでもハイレベルな試合をしてる。その上、俺の親父と同い年だなんて信じられないよ。頭がフラフラして、目の前に星がチカチカしてきそうだ。氷で冷やさないと(※と言って、アイスパックを頭の上に乗せる)。でも、ダメージはひどくない。次の相手もスズキグンのタイチか。このあとのアイツの試合も見たいけど、まずはトレーナーに腕の状態を診てもらうよ。ウーン、かなり悪そうだな。でも、『G1』はまだまだ続いていくし、俺の優勝の可能性もまだ十分にある」

――鈴木選手とあなたのお父さん、どちらが強く感じましたか?

オスプレイ「スズキだね。親父が相手だったらこんなに時間はかかってないよ。10年か15年前の親父なら倒されてたかもしれないけど、いまなら俺が簡単に倒せるよ。まぁでも、親父からスズキみたいに殴られることはないと思う。だってそんなことしたら教育上よくないだろ? おっと、気まずい雰囲気になりそうだから、その話題はやめとくよ。でもスズキは、俺の親父の何倍も強い。これはハッキリと言えるね」


 
鈴木「(※アリーナとを仕切る扉から入ってくるなり両ヒザをフロアに着け、うつむいたまま)ああ、クソッ! クソッ! チクショー……チクショー……チクショー! (※いきなり立ち上がると『ワーッ!!』とわめきちらし、『チクショー!!』と叫んで通路を仕切るパーテーションを蹴飛ばして消えていった)」

<第5試合>

▼第5試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦
×タイチ(3勝3敗=6点) vs 〇ジェイ・ホワイト(4勝2敗=8点)
15分16秒  ブレードランナー→体固め


 
ジェイ「イスは用意されてるか?(※コメントスペースにすでにイスが2脚用意されているのを見て)サンキュー。(※外道と並んでイスに座り)タイチを見てるとなんとなくナイトーを思い出す。お前と闘っていると正直楽しい。お前も俺と同じように、ファンの意見に囚われないヤツだし、それにファンを小バカにする態度まで俺に似てる。そういう点でお前のことはリスペクトしてるんだよ。お前が負けてくれたおかげで“2020 JAY 1 CLIMAX”、また俺は2点追加。次は誰だった? ン、ユージローじゃないか! 休みと同じようなもんだ! これでジェフとタイチから受けたダメージを回復できる。ユージローのことはすごく信頼してるし、アイツは賢いからゲームプランもちゃんとわかってるだろう。ユージローはいつだってチームプレーに徹して忠実に動いてくれる。Bブロックのあいつとはまるで違う。じゃ、氷をもらってきてちょっと休もうかな。ユージロー、また一緒に飲みに行こうぜ。俺たちらしい試合をファンに見せてやろう。TOO SWEETだな」


 
タイチ「(※コメントスペースにたどり着くや、IWGPタッグベルトをフロアに置き、崩れ落ちるように片ヒザを着いて)クソッ……あんなヤツらの手なんてよ、お見通しのはずなんだよ。クソッ……。やることワンパターンなんだよ、テメエら。わかってんだよ。俺には通用しねぇんだよ。今日は余裕だと思ったんだけど……。でもお前、俺のこと『好きだ』って言ってたらしいじぇねえか。俺のことリスペクトしてんのか? いいぞ、やってやってもいいぞ、一緒に。だけど、まずは俺の付け人からだ。それだったらいいぞ、一緒にやってやっても。それか! 外道、テメェも気に入らねぇ。(※ベルトを2度叩いて)テメエとジェイ、外道、お前で来い。来てもいいぞ。(挑戦を)認めてやるよ。ボコボコにしてぇからな。いいぞ、お前ら来ても。な。外道、弱ぇから、簡単に勝てんだろ。(※立ち上がって)はあ、3連敗か。3連敗……3連敗……。いまから部屋帰って、親方と相談する。3連敗……休場もやむなし!」

<第6試合>

 

▼第6試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦
×飯伏 幸太(4勝2敗=8点) vs 〇鷹木 信悟(3勝3敗=6点)
21分56秒  ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→エビ固め

■試合後のリング上でマイクアピール

「おい、広島!この1勝はでけえぞ、おい!これで俺の『G1』の成績は3勝3敗、やっとイーブンだ。これから話すことは理屈じゃねえ。感情論として話す。広島のお前らも、新日本プロレスが好きなんだろ?だったら、俺の感情論を心で聞いてくれ。今日の試合、俺は前年度覇者、そしてAブロックの首位を走る飯伏幸太から勝った。間違いなく勝った!お前ら、それがどういう意味かわかるか?わかるか?残り3戦、まだ俺にも決勝に残るチャンスがあると、俺は信じてる。まだまだ!俺は行けるぞ、おい!。おい、ちょっと待て広島。お前ら忖度するんじゃねえぞ、昨日の棚橋のマイクの時はもっと拍手がでかかったぞ、おい!。よーし、それでいいんだよ。じゃあ、今日の飯伏からの勝利の勢いに乗って、『G1』最後まで、龍の如く駆け昇っていくぞー!」


 
鷹木「(※アリーナを仕切る扉を入ったところで立ち止まり深呼吸。気持ち落ち着かせてから、ゆっくりとコメントスペースへ。ノドを押さえ、言葉が出てこない。しばらくしたのち)ハア、ハア、ハア……キツかったな。ホント、キツかった。だがそれ以上に! こんなこと言ったらアレだけど……多分これは飯伏もいっしょだろうな、楽しかったよ。飯伏と闘えて。率直な感想は、楽しかった。戦前は“『G1』だから、そんなこと関係ねぇ”って言ってたけど、やっぱり、俺はアイツのこと12年前から追いかけてたから、感慨深いものがあった。『G1』だからそんなこと考えちゃいけないって思ったけど、まあ、向かい合ったらつい、笑顔が出ちまったな。ま、それでもよ! 飯伏の野郎、試合前、誌面(紙面)とかで、『鷹木は誰とでもいい試合する』とか(言ってやがって)。38(歳)になんのによ、いまさら“善戦マン”じゃキツイぜ、オイ。なあ、だから今日は、何としてでも勝ちにこだわりたかった。まあ、そんな12年間追いかけた。俺は常に、団体は違っても、仮想の相手、対戦相手・飯伏幸太ってのは頭に入れてたから。その反骨心が、今日はちょこっと差が出たんじゃねぇかな。まあでも、リング上で言った通り、今日の勝ちはデカい。この勢いを持って……そう、オスプレイの時もそうだ。オスプレイに勝って一気にいくと思ったら、石井に負けた。だが、前年度覇者の、トップを走る、首位を走る、飯伏から勝った。この勢いを持って、一気にいかなきゃいかんだろ。次の相手はオカダか! (※自然と笑みがこぼれ)ヘヘッ、オカダか。なんだかあの野郎、テーピングが目立つな。オッ、満身創痍か? オイ、プロレスラーっつうのはな、満身創痍なんてのは当たりめぇなんだよ。俺がグッドコンディションで試合したときなんかな、デビュー戦以来ないわ。たかが1試合だよ。体が痛かろうが、レスラーはやるしかねぇ。おまけになに? レインメーカーは封印だと? オイ、それは俺たちのことバカにしてんのか? それとも自分だけが次のステップに、行こうとしてんのか? 気に入らねぇな、オカダ。俺は龍魂(ラリアット)だろうがパンピング(ボンバー)だろうが、右でも左でも、何発でも打ち込んでやるからな。オイ、正直なところ、俺はオカダと正面からぶつかったことねぇから、アイツを脅威に感じたことねぇんだよ。オイ、オカダ、俺に、強くてすごいオカダで来てくれよ! じゃなかったら、勝つ意味はねぇからよ。まあ俺は、こう見えて、口ベタなんで、話は短めに、終わらせてもらう」


 
飯伏「(※真っすぐ歩けず、フラフラした足取りで引き揚げてくる。コメントスペースにたどり着くと、立っていられずに座り込む)はあ……。この1敗は……デカい。この1勝は、大きいと思う。彼は……ここ、ここで、ここで勝てなかったってことは、ちょっと、後々、響いてくるのかなと……。ウン……。ホントに、『G1』抜きにして、鷹木信悟、(シングル)初対決、何回でも、何回でもやりたいと、ずっと言ってきて、やっと実現した、初シングル。タッグとかでは、何度かやってるけど、シングルはホントに初めてだったから。彼の言ったようにやっぱり、彼の1勝はおっきいし、僕の1敗は、大きい。でも、逃げない、負けない、あきらめない。絶対、裏切らないから……。はあ……。(※ゆっくり立ち上がり、フラフラと控室に歩を進めながら)効いたあ……。ああ、クソーッ……」

<写真提供:新日本プロレス>

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