【スターダム】赤いベルト王者・岩谷麻優が彩羽匠から防衛に成功!11.15仙台で林下詩美が挑戦表明も岩谷「このベルトは重たいよ」10.18後楽園ホール〈全試合結果〉

スターダムは18日、東京・後楽園ホールにて『第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦~』を開催した。

メインイベントで行われた赤いベルト戦、ワールド・オブ・スターダム選手権試合のスターダムのアイコン岩谷麻優vs彩羽匠(マーベラス)はまさに激戦。

彩羽が攻め続けるも立ち上がってくる岩谷に驚きを隠せない中、ランニングスリーを決めた彩羽を鮮やかに切り替えして岩谷が3カウントを奪って勝利した。

試合後に岩谷は「赤いベルトをかけて戦って、今まで1勝1敗1引き分け。また次リングで会うときはタッグで組みたいなって」とマイク。
 

彩羽も悔しさを口にしながらも「また次はタッグで組みましょう。タッグ組んだら誰も相手いないんじゃないですか。ありがとうございました」と返した。

 

そしてここに『5★STAR GP 2020』覇者の林下詩美がリングに登場すると「なんだかまた赤いベルトの価値上げてくれたみたいですね。岩谷麻優、次の挑戦者は2020年5★STAR優勝者、最高の夏女・林下詩美が相手です。あなたとは最高の名勝負をした上で、必ず私がそのベルト奪います。場所は11月15日、次のビッグマッチ、仙台サンプラザで、その赤いベルトの戦いお願いします」と挑戦表明をした。

これに岩谷は「林下詩美、仙台でまた会いましょう。5★STARの優勝者が権利があるはず。受けて立ちます。でもこのベルト、このベルトは重たいよ。」と赤いベルトの挑戦を受諾した。

 
また、セミファイナルで行われたGODDESS OF STARDOM~タッグリーグ公式リーグ戦は、Queen’s Quest同門対決を渡辺桃&AZMが勝利。
 
DDM vs 大江戸隊 8人タッグマッチは引き分けとなったが、大江戸隊がアーティスト王座へ挑戦表明をした。
 
第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦~
日時:2020年10月18日(日)11:30試合開始
会場:東京・後楽園ホール

【全試合結果】

第6試合:ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分一本勝負
〈王者〉○岩谷麻優
(22分22秒、パワーボムを切返し→エビ固め)
〈挑戦者〉●彩羽匠
※岩谷が5度目の防衛に成功。

岩谷「もの凄くハードな戦いでした。頭がいま働かなくて、なんて言っていいかわからないんですけど、最後に3カウント奪ったのは岩谷麻優です。しかも、今日は、今日はもう100点満点。自分の作戦勝ちでした。みなさんお気づきでしょうか。きょうドラゴン・スープレックスもムーンサルトも1発も出してないです。自分の必殺技。試合を見返して気づく人もいるんじゃないでしょうか。それはあえてです。

何回も何回も過去のシングルマッチを見直して、彩羽匠にはスキというものがない。どう研究していいかわからない。たぶん、向こうも研究してて、ドラゴンもムーンサルトも、力でも体格でも劣ってしまう部分は正直自分の中でもあるので。その差っていうのがわかるので、あえて自分なりに作戦を立てて、今日は丸め込みでいこうと、作戦を立ててこの試合に挑んだんですけど。まあ、ことごとく丸め込みも返されてしまいまして。でも、ただの丸め込みじゃないです。きょうはウラカン・ラナにかけました。だから何回出したんだろう。7、8回、10回ぐらい?わかんないですけど、ドラゴン、ムーンサルトは一切出さずにウラカン・ラナで勝ちにいこうと思いました。

結果的に作戦勝ち。今日は少ない脳みそでも活発にフル回転させたらこのような結果になりました。でも、自分はいままで約10年間プロレスラー人生を歩んできて、紫雷イオ、花月、この2人が自分にとっての最大のライバルだったんですけど、彩羽匠、これからの最大のライバルになっていくんじゃないかなって思いました。でも、次はタッグを組んでみたいなと思いますね。次の挑戦者、林下詩美出てきましたけど、勢いがあるのはわかってます。5★STARに優勝して、実力があるのもわかってます。でも、女子プロレスのアイコン、スターダムの頂点、岩谷麻優。そこの座はまだ譲らないです。まったく譲る気はないですね。次の仙台サンプラザまでちょっと時間があるので、十分に体を休めて、万全のコンディションで挑みたいと思います。」

彩羽「赤いベルトってこんなに遠かったっけって。最近、いろんな試合とかタイトルマッチとか、いろんな試合とかメインイベントとか任せられて。自分が練習生のときに見てきた赤いベルトのタイトルマッチに追いついてきたし、越してるんじゃないかという自信があった。ベルトに対してこんなにしんどい思いっていままで味わったことがない。対戦相手はもちろん強いんですけど、こんなに遠かった?ベルトって。自分もベルトは何度かいろんなベルトを巻かせてもらって。一番最初に目指したベルトがあのスターダムの赤いベルトだったぶん、すごく悔しさはありますね。麻優さんに対しては本当に、麻優さんのバケモノさ。あんなバケモノいる?なんであんな力が出るの?なんであんなに返してくるのかが、正直怖かった。途中で。本当に麻優さんをやっちまうんじゃないかという恐怖さえも自分は覚えました。麻優さんはどう思ったかわからないけど、やってるこっちが途中怖くなった。技でダメージ的には自分の方が与えてたと思うんだけど、プロレスってそうなんですよね。難しい。また勉強しました」

第5試合:GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ公式リーグ戦/20分一本勝負
○渡辺桃&AZM=得点6点〈3勝1敗〉
(15分2秒、ピーチ・サンライズ)
林下詩美&●上谷沙弥=得点1点〈2敗1引き分け〉

第4試合:DDM vs 大江戸隊 8人タッグマッチ/20分一本勝負
ジュリア&朱里&舞華&なつぽい
(20分時間切れ引き分け)
ビー・プレストリー&小波&刀羅ナツコ&鹿島沙希
※大江戸隊がアーティスト王座に挑戦表明。

第3試合:シングルマッチ/15分一本勝負
○ひめか(7分58秒、JPコースター→片エビ固め)●白川未奈

第2試合:シングルマッチ/15分一本勝負
○中野たむ(10分21秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)●飯田沙耶

第1試合:6人タッグマッチ/15分一本勝負
○ゴキゲンです☆&吏南&妃南
(6分31秒、後方回転エビ固め)
里歩&スターライト・キッド&羽南●

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