【プロレス日記】藤波辰爾VS木村健吾
【15日目】
1月14日(土)に浅草東洋館にて、『藤波辰爾VS木村健吾』のスペシャルトークバトルが開催された。
これは今から30年前の同じ日に、後楽園ホールで二人のワンマッチ興行が開催されたのである。
チケットは全て当日券のみの販売にも関わらず、即完になり、後楽園ホールに入れなかった人は500人を越えた。凄まじい。
それから30年後の同じ日に場所を浅草東洋館に変え、レフェリーも上田馬之助からユリオカ超特Qさんになり実現した粋なイベントだ。
トークのスタートはもちろん30年前のワンマッチ興行の話からスタート。
しかし、藤波選手の第一声が『あんまり覚えてないんだよね(笑)』に場内大爆笑。
主に木村健吾さんが当時の思い出を振り返り話していく、それにしても木村健吾さんは区議会議員という事もあり、トークが抜群に上手い。どんどん引き込まれていく。
それに合わせて藤波選手が『けんちゃん!議員さんだからうまいねぇ』と合いの手。
二人の漫才の様なやり取りに、長年タッグパートナーだった理由が分かった気がしました。
60分のトークバトルは延長10分を追加しても、木村健吾さんが『もうちょっとだけやろう!』と言っても収まらず終了。
終始、ニコニコのドラゴンとメキシコがきらいだったという話から、『あのジジィ』『マヌケな顔』『腹を凹ませた』だけと急に過去の選手を毒舌で語る木村健吾さんにも爆笑。
そして、今年でデビュー45周年を迎える藤波辰爾選手。
突然、デビュー40周年の時に後楽園ホールに木村健吾さんだけ誘ってなかったという事実!(笑)
『けんちゃん、ごめん!』に場内は今日一番の大爆笑。
終始、和やかなムードで共に闘ってきたからこそ話せる安心感。
お二人にしか出せない空気がそこにはありました。
貴重な時間をありがとうございました。