【プロレスのある風景 Vol.54|榎本タイキ】

強さと優しさを兼ね備えたミスターアフロ

10.18ノア後楽園ホール大会にて25周年興行を開催したモハメド ヨネ選手。その人柄と人望に溢れたとてもあたたかい大会でした。

ハードヒットな攻撃力とタフネスぶりが魅力のヨネ選手。そのルーツが渡り歩いた藤原組、格闘探偵団バトラーツにあり、そして最高水準のプロレスを繰り広げるノアで完熟していることを強く感じさせられました。

改めて思ったのはヨネ選手はいつどんなときも変わらぬ明るく熱いファイトを見せてくれていること。ヨネ選手が重苦しい表情でプロレスをしてる姿というのはあまり思い浮かんできません。

ノアが苦しい時代でも常に元気をお客さんに向けて発信し続けていました。苦しいときに笑顔でいられる人は本当に強い人。

肉体的な強さ、ファンを楽しい気持ちにさせるファイトスタイル。そして25周年大会の締めのマイクで伝えたお母さまへの優しい言葉。

ヨネ選手のプロレス人生の魅力と素晴らしさを感じるいい大会でした。ヨネ選手、デビュー25周年おめでとうございます!!

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