【新日本】<11.7大阪決戦>内藤がEVILを撃破し二冠防衛、飯伏がジェイに敗れる大波乱!〔その他全試合結果・バックステージコメント掲載〕

新日本プロレスは7日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で『POWER STRUGGLE』を開催した。

今大会では来年の1.4、1.5東京ドームに向けたマッチメイクが行われ、メインではIWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合、王者である内藤哲也と挑戦者EVILの今年4度目の対戦が実現。

またセミファイナルでもG1 CLIMAX30を制した飯伏幸太に「オマエは真の『G1』覇者じゃない。なぜならオマエは俺に勝っていない」と物言いを付けたジェイ・ホワイトの東京ドーム・IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証争奪戦が行われた。

その他の試合を含めた、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)大会の模様を試合結果・バックステージコメントを全文掲載。

POWER STRUGGLE
日時:2020年11月7日(土) 15:00開場 17:00開始
会場:大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
観衆:2,834人

<第1試合>

第1試合 時間無制限1本勝負
「KOPW 2020」争奪戦 ノーコーナーパッドマッチ
<KOPW2020保持者>
〇矢野 通
vs
<チャレンジャー>
×ザック・セイバーJr.
12分11秒  リングアウト

※矢野が「KOPW 2020」防衛

▼バックステージコメント

矢野「おい! ザック・セイバーJrくん! このKOPWのトロフィーはそんなに甘かねえんだよ! お前が思ってるほどな、簡単には獲れねえんだ、バカ野郎、おい! バカだ、バカだって言ってたな? バカはーーーッ! お前だーーーッ!」

ザック「(※ハサミを手にして引き揚げてくる。コメントスペースに座り込んで)オイ、靴紐代13ユーロ弁償しろよ! あの野郎、ヤノめ! こんなふざけた試合がオープニングマッチでいいのか!? それにまだあいつがKOPW保持者だと? どうせあのバカが初代KOPW王者になるんだろ。あんなトロフィー、真っ先にゴミ箱に捨ててやるつもりだったが、こうなったら本気でKOPW王者の座を狙ってやる! (※フロアに寝転んで)ヤノの相手ばっかりさせられて、気がおかしくなりそうだ! 姑息な野郎め! サブミッションマスターの俺が、何でヤノのふざけたお遊びに付き合わないといけないんだ? 俺は『G1』にも出場して、(今シリーズ)NEVER6人タッグ王座にも挑戦し、タッグベルトの防衛戦までやった。おかげでもうクタクタだ。(※上半身を起こして)お願いだからもうこれ以上、ヤノの相手をさせないでくれ。(※立ち上がって、控室に歩を進めながら)もう、俺の目はタッグリーグに向いている。それだけを睨んでる。タイチ、行くぞ」

 

<第2試合>

第2試合 60分1本勝負
NEVER無差別級選手権試合
<第30代チャンピオン>
×鈴木 みのる
vs
<チャレンジャー>
〇鷹木 信悟
※初防衛戦
18分56秒  ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め

※鈴木が初防衛に失敗。鷹木が第31代王者となる。

▼バックステージコメント

鷹木「(スタッフに肩を借りながらバックステージに現れて)ゆっくり、ゆっくり……おおッ(と、腰の痛みに顔を歪めて着席し)しんどかったよ。いろいろ試合前からしんどかった。こんな最悪なコンディションで迎えたタイトルマッチは、キャリアで初めてだ。できれば、今回やりたくないっていうぐらい腰がしんどかった。でも、レスラーは、やるしかねえだろう。どんな状況だろうと、五体満足じゃなかろうが、命ある限り、リングに上がるしかねえんだ。そして、そういう状況でも俺は奪還したぞ。奪い返したぞ。勝手に言わせてもらうが、これで再びNEVERの価値は上がったんじゃねえか? おい、新日本プロレス! どういうことだ? ビッグマッチ、第2試合だと? この後、スペシャルシングルマッチ、権利証マッチ。タイトルマッチが2試合目? それはNEVER王者として黙ってらんねえからな。俺がチャンピオンである限り再び、(囁くような声で)価値を上げてみせる。もちろん、俺の今の価値もな。(控室へ帰ろうと、再びスタッフを呼ぶが、自ら立ち上がり、再びしゃべり始める)鈴木に関して言えば、あいつの生き方はクソだと思うぞ。あいつの生き方なんか、何も真似したくねえ。だがよ、あのクソの生き様は大したもんだよな。大先輩の生き様、ちょっとは参考にさせてもらうよ。あいつがプロレス王を名乗るんだったら、俺はドラゴン・キング、竜王を名乗ってやるぜ(と言って、スタッフの肩を借りながら控室へ)」

鈴木「ゔあぁぁ………ゔあぁぁ……(と唸りながら、フラフラとした足取りで、控室へ直行)」

 

<第3試合>

第3試合 60分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
〇オカダ・カズチカ
vs
×グレート-O-カーン
12分58秒  レフェリーストップ

<オスプレイ リング上>

「マイクをオフにしたのは誰だ? クソ野郎! おめでとう、オカダ。これでお前はテストに合格した。教えてやろう。お前は俺に利用された。ウィル・オスプレイの名を世界に知らせるために、お前を利用させてもらった。そのためにレインメーカーの隣に居続けた。でも、いつまでもお前の隣に居たら、俺が世界一になれないと気づいた。オカダ、俺はお前の元を離れてから、もっと良い生活を送ってるんだ。このスーツは3,000ポンドだし、俺が飲むシャンパンは2,000ポンドだ。それからこの腕時計は10,000ポンドもする。でも俺はもっともっと金持ちになって注目を浴びたい。お前を裏切っただけじゃ満足できない。俺の望みはお前のキャリアを完全に終わらせることだ。そして俺がトップに立ち、もっと高いスーツやシャンパンに時計を手にするんだ。こんなのよりもっと良いのをな(と言って腕時計を投げ捨てる)。すべてを手に入れる。レインメーカーを終わらせるのに最もふさわしい舞台はどこだろうかな? トーキョードームはどうだ? 俺にリベンジしたいんだろ? トーキョードーム……カズチカ・オカダvsウィル・オスプレイだ」

▼バックステージコメント

オーカーン「(辻の肩を借りながらバックステージに現れて、床に倒れ込み)ハアハア……タップアウトなんか……してねえぞ! クソ野郎!」

オスプレイ「テストは合格だ。まあ、カズチカ・オカダなら問題なくやってくれるだろうと思ってた。でも、俺にはもっと大きな計画があるのさ。リング上で言っただろ。俺たちTHE EMPIREがすべてを制覇する。ちょっとだけ秘密を教えてやろうか。もうすぐ新メンバーを紹介できそうだ。すぐにわかるだろう。オカダを裏切った俺を許せないのか。勝手に怒ってろ。レインメーカーを終わらせない限り、俺は満足できない」

オカダ「オスプレイ、いくらだ? 3000ポンドのスーツだ? いくらだのシャンペンだ? いくらだの時計だ? 所詮スーツに着られてるんですよ。ああやって、いいじゃない。『レッスルキングダム』、東京ドーム、待ってましたよ、俺はこれを。オーカーンみたいに……そうだな、なんなら突き上げが始まってるよ。俺は上ばっかり見てた中で、こうやって下から育ってきて、突き上げを食らってる。それはそれでいいじゃない。だからってな、これで終わるオカダ・カズチカじゃねえんだよ。キャリアを終わらせる? 終わらせられるもんなら終わらせてみろ、この野郎! 俺はな、俺のキャリアをそんなに安売りしてないから。ただリング上で言ったように、本当にお前のことは今までのように戦うつもりはないよ。ここまでお預け食らってたけど、『よくテストを通過した』だ? お前なんかテストを通過しただけの価値があるのか? 俺はもう熱くなってるよ。前哨戦、いつでも、あってもなくても、どっちでもいいし、必ず東京ドームでお前を捻り潰してやる」

➡次ページへ続く(セミ・メインはまさかの展開へ)

<写真提供:新日本プロレス>

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