日高郁人&青木いつ希が激白!ショーンキャプチャー11.15川崎大会直前インタビュー!

ーーさてここからはZERO1を退団し、本格的にショーンキャプチャー所属として始めたきっかけをお聞きしたいのですが。

日高 2020年6月30日付けでZERO1を退団しました。所属としては15年、フリーとしては2002年から出ているので18年もの間、お世話になったプロレスリングZERO1から独立しました。僕にとっても非常に大きな決断で、それでいてそれを受け入れてくれたZERO1の皆さんにも感謝しています。世間が今年、コロナ禍に陥ってその中で自分も、以前から会社をやりながら巡業で全国を回るのが厳しい時もあったんです。そんな中、コロナ禍のステイホーム期間に色々考えて、株式会社ショーンキャプチャーとして運営してる中野・ブロードウェイにある「ホカクドウ」もお客さんが全然来なくなって休業になりましたし、高円寺にあるパーソナルジム「フレンジ」の方も人に接する仕事だからすぐ休業に入ったんですね。トレーナーをやってくれてる澤宗紀と一緒に何かを発信していこうという事でオンラインフィットネスを無料で始めたり、色々取り組んだんですけど、その中でやはり今まで通りにプロレスを続けていくのは厳しいなと思って。青木はまだ大阪に住んでいたんですけど、澤は歩いて来れる距離に住んでいてコロナ禍でありながらも毎日のように色々話しました。それでいて社員も澤をはじめとして雇ってるし、決断をしなきゃいけないなと。それが一つZERO1から離れる決断となってます。今、コロナの第2波がすでに来たってなってるじゃないですか。なんですけど、その時点ではやはり政府も色んな支援をしてくれたけど、その支援もいつまで続くか分からないし。その中で第2の理由としては、第3波が来た時に株式会社ショーンキャプチャーを続けていく上での方法を探しておかなきゃいけなかった。ZERO1も大好きだし、プロレスも大好きですけど、一人じゃ無いんで決断する時でしたね。

ーーその所属第1号が青木選手です。

日高 青木は4月1日からショーンキャプチャーで迎え入れたんですけど、その頃も彼女は大阪にいて、所属になった事を発表したかったんですけど、外出自粛等もあって東京に来させるわけにはいきませんでした。それで業界初のZoom会見で発表しました。

青木 遠い昔のようです。少し実感がないっていうのもありましたね。3月から試合もどんどん無くなっていって、かと言って、自分の事情もあったのもあって、所属になって住まいが東京に移るとかも無かったですし、所属が変わっても大会が始まらないのでコールもされることがないじゃないですか。ジャパンプロレス2000の青木からショーンキャプチャーの青木になるまで、所属になるまで2ヶ月空いたんで、6月くらいまで。最初のSEAdLINNNGのテレビ収録マッチまでなかったので。正直実感が沸かないのが一番。でも日高さんが死ぬ程、自分の事を心配してくれてました。親みたいなものです。

日高 お父さんいくつだっけ?

青木 51歳です。

日高 僕の3つ違いですね。3つ年上。

青木 実質、父親みたいなものですよ。

ーーショーンキャプチャーでどんなことをやっていきたいですか?

青木 これは所属する時の決め手でもあったんですけど、ご時世的に今は難しいけど、島根県での活動を色々していきたいですね。日高さんの講演とかもあると思いますし、そういう所についていけるならついていって、島根の県知事さんへの挨拶とかもやっぱり今後していきたいですし、最終的な目標は日高さんみたいに自分の主催で島根県で大会をやりたいです。浜田市でやりたいです!

日高 そういうのは嬉しいですね。人を育てる事が出来て。今までだったらそういう思いも芽生える事は無かったと思うんで、一つ背中を見せて、教育というか、そういうのが出来てるのかなと。

青木 あとこれはもっと先の話だと思いますけど、いつか日高さんにも引退する時が来るじゃないですか。こういう活動も続けられると思うんですけど、自分も日高さんが一線を退かれたのちに…。

日高 おい、俺をやめさせるなよ!青木 あるかもしれないじゃないですか(笑)。人生何が起こるか分からないですし。ただ、そういう時にこのその紡がれた縁を自分が繋げて、続けていきたいです。せっかく日高さんが一代で築き上げた縁をここで一代で終わらせるのは勿体ないじゃないですか。

日高 嬉しいなあ。

青木 私、島根県がめっちゃ好きなんで。目指すは西川貴教さんです。西川さんは滋賀県出身ですが。

日高 それ俺が言おうとした事だよ。この間「アナザースカイ」っていう番組でやってたんですよ。県庁で働いてて県知事にも訪問して。凄く地元の人達から頼られてる。僕もそれを見てて俺の目指す所はここだなって。その時も「イナヅマロックフェス」っていうのを西川さんが毎年開催されてたんですけど、IKUOさんがずっとサポートされててIKUOさんも映ってたりしてて、ここだと思いましたね。青木も過去3回、2018年から「しまねツアー」に出てもらってるし、浜田の大会っていうのも青木がいて、その頃ZERO1だったから岩﨑がいて開催しようと思ったわけなんで、僕も後輩達に育てられてますよね。だからどこから所属になるとか、そういう話が出たかも覚えてないけど、浜田出身の子がいるらしいっていうのを聞いてそこで知り合って。島根県出身でリングに上がってる以上、力になってあげたいなっていうのが始まりですね。

ーー将来的な展望は?

日高 将来は西川貴教さんになります! 島根県って東西に長いんですよ。なので県庁所在地がある松江市と僕の出身地である益田市は本当に距離的にも160〜170kmくらい離れてて、端と端なんですよね。だからなかなか難しいところはあるんですけど、地元でずっとやってきましたからね。勿論、松江でも大会やったし、松江市、出雲市、雲南市、浜田市、益田市ですね。島根には19市町村があって、いつも応援いただいてる「秘密結社鷹の爪」の株式会社ディー・エル・イーさんも19市町村の吉田くんをデザインしてリリースしてるんですけど、、それも全て使いたいなと思うんですよ。19市町村で大会をやりたい。そして19市町村全部からプロレスラーに出て貰いたい。そういう発掘だったりとか、いつも地元で講演とかやらせてもらう時に話すんですけど、夢を抱いてても夢の叶え方が分からない子達が沢山いると思うんですよ。だから青木のように違うルートでプロレスラーになった子もいるだろうけど、春ぐらいに島根の高校生から手紙を貰って、僕はプロレスラーになりたいと。その子はZERO1に入りたかったかどうかは分からないですけど、僕が返事を返したのは独立後だったんですけど、自分が思う事を書いて返事を返したんですけど、そういう島根で夢を持ってる子達の手助けをしてあげたいし。実際、岩﨑永遠もツイッターのDMで僕に連絡してきましたからね。そうやって気軽に連絡も出来る時代でもありますので、そういう島根の夢を持ってる子達の手助け、それが島根県、故郷を活性化する事に繋がればいいなと思いますので、これからもそういう活動をしていければいいですね。

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タイトル: 「ご縁の国しまねツアー2020 in CLUB CITTA’」

日時  :2020年11月15日(日) 試合開始15:00(開場 14:30)

会場名  :神奈川・CLUB CITTA’(神奈川県川崎市川崎区小川町5-7 TEL:044-244-7888)   

アクセス:JR東海道線・京浜東北線・南武線川崎駅/京急川崎駅から徒歩5分

主催  :株式会社ショーンキャプチャー

後援  :島根県 江津市 浜田市 益田市 川崎市(順不同)

協力  :NPO法人ピープルデザイン研究所

応援  :株式会社ディー・エル・イー

協賛   :タクミ商事株式会社

お問い合わせ:株式会社ショーンキャプチャー info@shawncapture.jp

(取材協力:イープラス、eplus LIVING ROOM CAFE&DINING)

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