【新日本】オーカーンが棚橋の膝を非情攻撃で破壊!「棚橋、貴様の、心と膝が壊れてなければ、あともう一個、貴様が頭(こうべ)を垂れるなら、シングルで戦ってやる!」<12.11日本武道館>

 新日本プロレスは11日、東京・日本武道館で『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』両リーグのダブル優勝決定戦を開催。

第2試合では6人タッグマッチ、トーア・ヘナーレ&棚橋 弘至&オカダ・カズチカ vsジェフ・コブ&グレート-O-カーン&ウィル・オスプレイが行われた。

1月4日東京ドームでシングルマッチが決まっているオカダとオスプレイがやり合い、オーカーンは棚橋の膝を狙うなどの試合は、コブがヘナーレツアー・オブ・ジ・アイランドで仕留めてTHE EMPIREが勝利。

オーカーンは試合終了のゴングが鳴ったにも関わらず、棚橋への膝十字固めで攻め続ける。

オカダが助けに入るもコブに襲われ捕まると、オスプレイがオスカッターを見舞いKO。

これで終わらず、コブとオスプレイが棚橋を押さえつけると、オーカーンが棚橋の膝へパイプ椅子をフルスイングで何度も打ちつけ破壊した。

オーカーンは最後に「ひれ伏せ愚民ども、これがTHEEMPIREの力だ!」と叫びバックステージへ戻っていった。 

WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27
日時:2020年12月11日(金)16:00開場 18:00開始
会場:東京・日本武道館
観衆:3,564人

第2試合 30分1本勝負
×トーア・ヘナーレ&棚橋 弘至&オカダ・カズチカ
vs
〇ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&ウィル・オスプレイ
10分45秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め

▼バックステージコメント

コブ「これでやっとTHE EMPIRE全員が揃ったな」

オスプレイ「『WORLD TAG LEAGUE』、2人ともよくやったな」

コブ「ニュージャパンが大事にしてる、ヘナーレ、タナハシ、オカダ組を打ち負かしてやった。あいつらごときで俺たちTHE EMPIREに太刀打ちできると思うな! トーキョードームはもう目前だ。オーカーン、タナハシはお前に任せた」

オーカーン「オフコース!」

コブ「オスプレイ、レインメーカーを完璧に潰してやれ。じゃあ、俺はどうしようかな? 悪いが、第3試合が気になるから先に行くぞ(と言って、退場)」

オーカーン「(不気味な笑顔で)楽しいなぁ……蹂躙こそが余の楽しみだぁ。

棚橋、貴様の、心と膝が壊れてなければ、あともう一個、貴様が頭(こうべ)を垂れるなら、シングルで戦ってやる! 楽しみだなぁ」

オスプレイ「俺たちTHE EMPIREを止められる者はいない。ファンに嫌われようがどうでもいい。俺の目的はただ一つ、ニュージャパンのトップに立つことだ。

オカダの試合が見れるのももうあと少しだぞ。1.4でオカダは息絶える。THE EMPIREにカンパイ!」

オカダ「(コメントブースに来るなり倒れ込み)クソッ。いろんな意味で久しぶりだね。新日本プロレスもウィル・オスプレイも、なんならプロレスというものも。まあまあ、オスカッター、強烈だけども、やられた分はしっかりとやり返したいと思います。まだスイッチ入ったところだから、東京ドームに向けて。俺の目的はオスプレイを倒す。それがメインだけれども、もう一つ俺がしないといけないと思ってるのは、やっぱり今年の新日本プロレスのメインの戦い、IWGPの戦い。

IWGPの戦いは……(ここで棚橋が辻の肩を借りながらコメントブースにやって来て、床に倒れ込む。オカダはそれを見て一度コメントを止めるが、棚橋が手で『続けろ』とジェスチャーをしたため)

まあIWGPの戦いは、それでいろいろ不満も溜まっている人もいると思うし、『こんなの新日本プロレスじゃないよ』って、『こんな新日本プロレスならいいよ』って思って、離れていってしまったファンの人もいるかもしれない。

でも、そういう人たちをしっかり引き戻すことができるのは、僕だったり、まあずっと何年かIWGP戦線で戦ってきた人なんじゃないかなと思います(と、棚橋を指差しながら退場)」

棚橋「プロレスっていう競技はさ、荒々しいもんだと思うよ。相手を痛めつけて、ぶっ飛ばして、それでダメージを与えて勝つ。そういう競技だけども……あいつやり過ぎたな。試合終わってのさ、攻撃にさ、ルールなんかないよね。ああ、ああ、どうやったらこの腹の虫が収まるか……? 怖い棚橋先輩が教えてやりますよ。オーカーンとやらせろ、こら」

ヘナーレ「また今日もタナハシの期待に応えられなかった。オーカーンはまた椅子を使ってタナハシに攻撃を仕掛けてきた。あいつは卑怯者以外の何者でもない。まるで自分をモンゴル帝国の皇帝・テムジン(チンギス・ハン)だと勘違いしているようだが、テムジンはあいつと違って正真正銘のファイターだった。俺が先にシンゴと闘いたかったが、どうやらジェフもシンゴを狙っているようだ。俺は今日、オーカーンだけに狙いを定めていた。次こそは絶対にお前を倒す。お前は『ドラゴンボールZ』に出てくる人造人間19号にそっくりだな。ジェフ・コブのツアー・オブ・ジ・アイランドでやられてしまったが、俺はたとえあの技を1000回かけられたとしても、必ず最後の最後まで戦い抜くぞ。

SNSでは俺が次のTHE EMPIREのメンバーになるなんて噂が広まってるようだが、それは絶対にあり得ない! 俺には本隊の誇りがある! あいつらみたいな卑怯者には死んでもなりたくないし、回り道でも必ず自分の力でトップまで上がってやる。この間のコメントでも言ったけど、2020年は世界のみんなにとって厳しい1年だった。でも、来年2021年は今よりもっと良い結果を残せるようにさらにがんばっていきたい。今日、俺は世界トップの2人、タナハシとオカダと組んだ。これからももっと2人と組んで、傍らで学んで、さらに上のレベルに上がれるよう、成長していきたい」

(写真提供:新日本プロレス)

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