【スターダム】エンディングにSEAdLINNNG勢が登場!奈七永「ケンカ売りにきました」世志琥「シングルでタイマン張れよ」12.26 後楽園『STARDOM YEAREND CLIMAX 2020』

スターダムは26日、東京・後楽園ホールにて『STARDOM YEAREND CLIMAX 2020』を開催した。

メインイベントで行われたゴッデス・オブ・スターダム選手権試合ではQQ:林下詩美&上谷沙弥の王者組に大江戸隊:ビー・プレストリー&小波が挑戦し、小波のトライアングル・アームロックで挑戦者組が勝利した。

エンディングにはなんとSEAdLINNNGの高橋奈七永と世志琥が登場。高橋奈七永が「ケンカ売りにきました」と言えば、世志琥は「女子プロレスのアイコンだったらよ、久々にウチとシングルでタイマン張れよ」と岩谷麻優に挑戦状を叩きつけた。

STARDOM YEAREND CLIMAX 2020
日時:2020年12月26日(土) 
会場:東京・後楽園ホール
観衆:713人(コロナ対策限定人数)

主な試合結果は下記の通り

DDM vs 大江戸隊 タッグマッチ 20分1本勝負

ひめか&なつぽい〇 vs 刀羅ナツコ&鹿島沙希✖

11分42秒 ジャーマンスープレックスホールド

ひめか&なつぽいのコメント

――大江戸隊とのタッグマッチだったが。

なつぽい「1月以降のカードを見たところ大江戸隊と何度も何度もしつこいように当たるから、ここで来年に向けて、いい弾みになったんじゃないかなって思います」

ひめか「とにかく自分はおなかがすいていたので、ブタモヤシが食べられてよかったなと思います」

なつぽい「もうおなかいっぱいだね」

ひめか「おなかいっぱい。もうブタモヤシはいらない」

DDM vs COSMIC ANGELS 6人タッグマッチ 20分1本勝負

ジュリア&朱里&舞華〇 vs 中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ✖

17分16秒 炎華落とし→片エビ固め

舞華「アーティスト・オブ・スターダム・チャンピオンのCOSMIC ANGELSとやら、いま必死に頑張ってるみたいだけど、われわれDDMにはまだまだほど遠いね。まあ私たちがそのベルトをいただくまでにせいぜい頑張って、鍛えておいてください。私は、来年1月17日、ここ後楽園ホール大会で林下詩美が持つ赤いベルトに挑戦し、そしてチャンピオンとして日本武道館に進みたいと思います」

ジュリア「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君、メリークリスマス! 1日遅れのメリークリスマス。今年1年、DDMの応援、諸君ありがとうございました。2021年もわれわれDDMがスターダム、いや女子プロレスを盛りあげてどんどん注目を集めていきたいと思うので、一瞬たりとも目を離すなよ。ありがとうございました」

朱里「2020年に、DDMが誕生して、そして私自身スターダムに入団して、来年はもっともっと大きな夢をつかんで最高に輝きたいと思ってまーす」

舞華「じゃあ、なつぽい、ひめかいないね? なつぽい、ひめか、朱里、ジュリア、そして舞華。世界に弾ける女たち、ドンナ・デル・モンド、良いお年を!」

ジュリア組のコメント

ジュリア「2020年、後楽園での最終戦ということでしっかりドンナ・デル・モンドが、ひめかもなつぽいも勝利して、我々も勝利し、いい締めくくりだったんじゃないのかしら?」

舞華「そうだね。どうしても鰻重が食べたくて食べたくて。血糖値上がるので気をつけないと」

朱里「コズミックエンジェルズだっけ? あの3人はベルトを持ってるからね。どんな感じかなと思って試合をして、まだまだウチらの強さには及ばないなっていうのはわかったけど、なんかちょっと熱いなにかを感じた気がして、次また当たるとき、ちょっと楽しみかなっていうワクワク感が今日ちょっとやってみて生まれたかなって」

ジュリア「人って変わるものだから、これからどうコズミックエンジェルズが変わっていくのか、すごい見ものじゃないのかなって、今日やってみて楽しみが今後が楽しみなユニットなんじゃないかなって肌で感じた。かわいい、乳がデカい。あと、ひとつだけ。中野たむは相変わらず、痛い。2021年も我々ドンナ・デル・モンドがスターダムの、いや、女子プロレスを盛り上げて、プロレス界の顔となれるようにガンガン輝いていきたいと思います。来年もよろしくお願いいたします。アリベデルチ。またな」

 

ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

【王者】林下詩美&上谷沙弥✖ vs ビー・プレストリー&小波〇【挑戦者】

16分4秒 トライアングル・アームロック

※第18代王者組の林下詩美&上谷沙弥が3度目の防衛に失敗。ビー・プレストリー&小波が第19代王者組となる

小波「ゴッデスが、ゴッデスが戻ってきたぞ! 来年は大江戸隊がスターダムの中心になる。2020年ジ・エンド。また来年」

ビー「ヘイ、コナーミアリガト、エット…オオエドタイ・イチバン・チーム。クイーンズ・クエスト・ショッパイ、ネ。デモ…、ワタナベ・モモ、イチバン・ショッパイ! フォーエバー!! メリークリスマス&ハッピーハッピーハッピー、ハッピー・ニュー・イヤー」

大江戸隊が退場すると会場が暗転し、スターダムの2020年を振り返る映像がスクリーンに映し出される。

場内が明るくなるとSEAdLINNNGの高橋奈七永と世志琥が登場。リングに上がりマイクを握る。

奈七永「どうもお久しぶりです、スターダムさん。私は、初代ワールド・オブ・スターダム・チャンピオン、高橋奈七永です。今日はちょっとケンカ、売りにきました」

世志琥「どうも女子プロレスラー・世志琥です。久しぶりだな。おい何かさ、スターダムにウチらと試合ができる骨のあるヤツいねーのかよ。おい、ロッシーでもいいぞ。でもな、岩谷。オメエが女子プロレスのアイコン? 笑わせんじゃねーよ。女子プロレスのアイコンだったらよ、久々にウチとシングルでタイマン張れよ」

飯田が割って入る。

世志琥「誰だテメー?」

飯田「アッシはスターダムの飯田沙耶だ。麻優さんに指一本、触れんじゃねーよ!」

世志琥「悪いけどさ、お前には用ないんだわ。下がっててくんね?」

岩谷「世志琥ちゃん、スターダムに出たいの? 自分は10年間ここのリングでスターダムを守ってきた。けどアンタたち2人はスターダムからいなくなった。ここに、ここのリングに上がること、そんな簡単なことじゃないんだよ」

世志琥「女子プロレスのアイコンがそんなもんかよ。簡単なことじゃない? ウチらだってな、どういう気持ちでここのリングにいま上がってるのか、オメエら知らねーだろ。こっちは女子プロレス背負ってきてるんだよ。逃げるのはえーな、アイコンさんよ。お前がやらないんだったら別にいいよ。他にウチらとできるようなヤツいないだろうし、もうこのリングには用ないわ。いいですか、それで…」ジュリアが立ち上がりアピール。

ジュリア「これはこれは、女子プロレス大賞を取り損ねた世志琥さんじゃないですかー!まあ私はね、スターダムの歴史は知らないんですけど、ちょっとね、ひとつ…」

スターライト・キッドもアピールする。

キッド「おい世志琥、高橋奈七永。麻優さんが出るまでもない。私と飯田沙耶が相手してやるよ!」

奈七永「飯田とキッド? この2人のお子ちゃまたちじゃな、相手になんないんだわ。麻優、出てこいよ」

リングサイドで見ていた渡辺桃がリングに上がる。

桃「麻優さん、これはSTARSだけじゃなくて、スターダムの大きな問題ですよ。そんなに言うんだったらこの渡辺桃がやってやりますよ。高橋奈七永、5年前の渡辺桃だと思ったら、ケガしますよ」

岩谷「桃、頼もしいね。本当にこれは自分たちの問題じゃなくて、スターダムの問題でもあるんで、いまのスターダム、アナタたちに知ってもらいたいなって思います」

世志琥「ウチはテメエとシングルをやるまで、逃げも隠れもしねーからな。楽しみにしとけよ」

世志琥が岩谷の胸ぐらを掴むと、飯田が止めにはいる。

世志琥「テメエらに本物の女子プロレス見せてやるから、楽しみにしとけ。そこんとこよろしく」

奈七永と世志琥が退場。

岩谷「最後の最後にとんだ爆弾がきましたね。そして、2020年、スターダム年内最終戦、メインで勝った大江戸隊がいない…!? 誰が締めるんだよ、この興行! 年内最後だぞ。まあ、みんないるからみんなで今日だけ仲良く締めようよ。まあ、ここは仕切らせてもらいます。2020年、年内最終戦、本当に満員のお客様、皆様ありがとうございます。スターダム2020年、本当に、本当にいろいろなことがあって、激動な1年でしたけれども、ここで選手みんなが一生懸命に闘えているのは、みなさんが日々応援してくれてるからこそです。本当にありがとうございます。2021年の、22年だっけ? 2021年のスターダムにも目を離さないで、みなさん、チェケラー! というわけで、おのおのの…今日はいいや。渡辺桃、普段はね敵だけど、今日は一緒にね名乗り出てくれたし、すごい頼もしかったよ。渡辺桃にかかってる。みんなにも。必ずスターダム、これからもスターダムのてっぺん目指して、羽ばたいていくので、今日はWe are STARDOMで…いやー、おのおのでいいや。みなさんも好きなユニットの応援してる決めポーズで大丈夫です。じゃあ今日は年内最後なので立っていただこうかな。すみません、お立ちいただいて。これでいいよ、じゃあデリシャスでいいからさ。じゃあ行きますよ。2020年、スターダム楽しかったですか? 2021年もスターダムを見に来てくれますか? これからも一生、スターダムを応援するって人は手をあげてください。なんとなくいい感じです。というわけで2020年、年内スターダム最後、締めさせていただきたいと思います。いまを信じて、明日に輝け、We are STARDOM! ありがとうございました!」

 

奈七永&世志琥のコメント

奈七永「リング上で言ったのがすべて」

世志琥「まあ、自分は本当に岩谷にしか興味ないし、あんなクソチビどもに興味ないんで。自分が狙うは岩谷ただ一人です。あれで女子プロレスのアイコンとか言われても、全然面白くないし」

奈七永「すぐ売られたケンカ買えばいいのにね」

世志琥「ねえ。周りに守られて、それでもアイコンかよって。アイコンだったらもっと堂々と、こっちが売ったケンカ買えよって思ったし。こっちは身一つで来てんだ。いまのスターダム、クソ面白くねえんだ。うちと高橋奈七永が来てんだよ?」

奈七永「もっと、別に岩谷だけじゃなくて」

世志琥「誰も上がってこないじゃん。うちらが上がったって。みんなビビッちゃってさ」

奈七永「あの飯田とキッド? 目の前に来た度胸だけは買いますよ。あと桃? あとはちょっとこれから女子プロレスかき回していくためにきょうは来たってことなので。まずきょうは第一歩。これからまた楽しみにしていてください」

世志琥「自分の最終標的は岩谷麻優なんで、そこは変わらずにいきたいと思います」

――岩谷とやりたいという話は出していたが、反応がなかったところも実力行使につながった?

世志琥「そうですね。こっちがふっても反応がないんだったらいくしかねえな、みたいな。つまんないじゃないですか、なんの発展もなくてさ」

奈七永「つまんねえな」

世志琥「本当につまんない。売られたケンカも買えねえ。余裕ないよね。きょうだってさ、結局(岩谷は)メインに出てないわけでしょ。メインに張れないような選手が女子プロレスのアイコン?」

奈七永「しょせんそんなもんだ」

――ここに来るにはハードルが高かったと思うが?

奈七永「まあ、ないよ。あってないようなもんだし、なくてあるようなもんだし。それをいろいろぶっ壊していくのがSEAdLINNNGの役目でもあるから。楽しみにしててください」

――全体をかき回していく?

奈七永「ハイ」

世志琥「女子プロレスに革命を起こします」

ビー・プレストリー&小波のコメント

ビー「イエー、メリークリマス。オーエドタイ。センキュー、コナミ。ウィナー」

小波「センキュー、ビー。ありがとう」

ビー「アリガトー」

小波「1年ぐらい、ニューパートナーと一緒にこのゴッデスのベルトが私の元に返ってきました。今年が年内最終戦、大江戸隊がこのベルトを取ってジ・エンド。そして来年はこのベルトとともにいろんなものを奪って、大江戸隊がスターダムの中心となって大暴れしていきたいと思います」

ビー「オーエドタイ、イチバン。QQ、ショッパイネ」

――詩美と上谷の手応えはどうだった?

小波「上谷がきょうはめちゃくちゃ印象的だったと思います。上谷が想像以上に成長してた。もしかしたら、フィニッシュのフェニックスがあそこで決まってれば、私は負けたかもしれない。ただ、ビーの助けと頭のよさでこのベルトが大江戸隊のもとに帰ってきました」

――奈七永と世志琥がきたが?

来ない「ちょっとマイク聞いてなかったので、何があったのか全然わからないんですけど。まあ来るなら、自分たちもやりますよ。ただ、岩谷麻優が何か言ってるんですか? わかんない」

――それぞれのユニットの選手が対戦意思を表明したが?

小波「ナツコも?」

――大江戸隊はいなかった。

小波「なるほど。別にくるならやります。ただそれだけ。来る者は拒まず潰すのみ」

(写真提供:スターダム)

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