【アイスリボン】1.3 蕨「アイスリボン1091~新春道場マッチ~」お年玉争奪綱引きやかるたタッグマッチ等お正月らしさ全開の試合で新年を祝う

「アイスリボン1091~新春道場マッチ~」
2021年1月3日(日)アイスリボン道場
15時00分開始/14時35分開場
観衆:60人(満員札止め)

【入場式】
2021年初の道場マッチでは、1人1人が入場時に今年の抱負を以下の通り、力強く語った。
真白優希「ガチャ王を世界に広めたいです。」
石川奈青「今年こそ初勝利することです。」
Yappy「ちょっとちょっとちょっとだけ痩せたい。そして、マッスルをアップ。」
バニー及川「もっと技を増やすぞー!」
春輝つくし「今年はたくさんの目標を叶えたいと思います。その目標を叶えるために、お客さんにたくさん見てもらうことが今の目標です。」
星いぶき「去年、星ハム子をシングルで倒せなかったので、今年こそは倒したいと思います。」
トトロさつき「ベルト巻いて大阪帰るぞー!」
藤田あかね「今年はもっと血を流します。」
宮城もち「脱ポンコツ!」
藤本つかさ「新調したICE×∞ベルトを巻いて、横浜武道館、王者として出るぞ~!」
世羅りさ「今年1年FantastICEの王者でいます。」
雪妃真矢「タッグ王座に返り咲いたので、今年はタッグ戦線を盛り上げていきます。」
鈴季すず「今年はアイスリボンのベルトだけではなく、世界中のチャンピオンベルトを総なめにするぞ~!」

◆第1試合 トライアングルリボン15分1本勝負
○鈴季すず(10分50秒 体固め)トトロさつき×
※ダイビングセントーン
※もう1人は雪妃真矢
※対戦相手の得意技でのみフォール、ギブアップが認められる技限定マッチ

ICE×∞王者と新リボンタッグ王者の入ったトライアングルリボン戦。しかし、新春道場マッチということで、第3試合以外の試合は変則ルールが用意されていた。第1試合は自分の持ち技ではフォールに入ってもレフェリーがカウントを取らず、フォールを取るためには対戦相手2人のどちらかの持ち技で決めなければいけないという変則ルールが採用された技限定マッチ。試合が進むにつれて、ここぞというチャンスではどうしても自身の持ち技を無意識で出してしまう選手たちだが、すずが雪妃に「食らえ~!」のムーブからのサッカーキックを決めれば、トトロもこれを真似て「食らえ~!」からのサッカーキックをなんとか仕掛けるなど、徐々に慣れない動きで対戦相手の技を狙っていく。すずにすずの技を狙う雪妃が体の堅さを隠しきれずに何度も不発に終わり、自身がダメージを負うシーンも見られたが、最後はトトロが捕まった。コーナー際で雪妃、すずからダイビングセントーンを浴び、さらに雪妃がすずをトトロにファンタスティックトトロで投げる。雪妃をミサイルキックで吹っ飛ばしたすずはすでに大の字のトトロにダメ押しのダイビングセントーンを決め、カウント3を奪った。

◆第2試合 かるたタッグマッチ15分1本勝負
世羅りさ&○藤本つかさ(12分33秒 ハムロール)春輝つくし&真白優希× ※カルタアプリで選ばれた札の頭文字から始まる技でのみフォール、ギブアップが認められる変則マッチ

第2試合は新春興行恒例のかるたマッチ。はらあいリングアナがかるたアプリでランダムに引き当てた読み札の頭の文字で始まる技のみがフィニッシュ・ホールドとして認められるという変則ルール。まずは「こ」でスタート。「”こ”なら任せてください!」と先発を買って出た真白が、藤本に対すると「来い!」と左手を高々と上げ、力比べをアピール。どうやら、これが「こ」の付く技だったようで、すぐに藤本に反撃され「ご」で始める極楽固めを浴びてしまい、つくしが必死にカット。「と」が出たときは藤本とつくしがノンストップのドロップキックの応酬をみせ、会場を大いに沸かせ、「い」では石黒レフェリーをつくしが助っ人にするなど、かるたマッチならではの攻防が展開された。最後は「は」でパワーボムを狙った真白がコーナーを使って藤本を抱え上げるが、パワーボムで落とす前に崩れてしまい、倒れ込んだ真白に、藤本が「ハ」のハムロールを決めてフィニッシュ。しっかりとカウント3を奪った。

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
宮城もち&×石川奈青(13分21秒 ギブアップ)藤田あかね○&バニー及川
※テキサス・クローバー・ホールド

今大会唯一の通常ルールでのタッグマッチ。ここで大暴れをみせたのがあかねだ。大みそかの世羅戦での傷が癒えずに、体中に絆創膏を貼っての参戦となったものの、同じフランクシスターズのもちに対しても真っ向勝負に出ると、パートナーのバニーを呼び込み石川の上にパワーボムで叩きつけるなど、パワーを全開。途中、他選手から誕生日祝いにエプロンで歳の数34発のチョップを浴びるシーンも見られたが、最後は石川を豪快な飛び込みタックルで吹っ飛ばし、テキサスクローバー・ホールドでフィニッシュ。試合後はもちの持ち込んだムチを奪い、もちはもちろん、バニーにもムチをフルスイングするなど、ハチャメチャさに磨きをかけ、2021年を驀進する勢いをアピールした。

◆第4試合 ことば集めシングルマッチ時間無制限1本勝負
○星いぶき(5分56秒「あけましておめでとう」完成)Yappy×
※いぶきは「あけましておめでとう」、Yappyは「HAPPY NEW YEAR」が1文字ずつ書かれた紙を2カウント奪取で1枚、3カウント奪取orギブアップで3枚ゲットできる
※先にカードを全て集めて言葉を完成させると勝利

2カウント・フォールで1文字、3カウント・フォールかギブアップで3文字を獲得し、いぶきが「あけましておめでとう」の10文字、Yappyが「HAPPY NEW YEAR」の12文字を集めて、先に文章を作ったほうが勝者となる変則ルールの言葉集めシングルマッチ。試合前、2文字多いことに激しくクレームしていたYappyだが、これが認められないと、開始と同時にウエイトを活かした怒涛の攻撃をみせ、いぶきからのフォールを狙う。先制攻撃を食らったいぶきもクロスボディの連発で反撃すると、エビ固めの応酬でも一歩も退かずに応戦する。先に大手を賭けたのはYappy。残り1文字と迫るが、いぶきがグッドいぶニングの2連発でYappyから3カウントを連続奪取。Yappyから逆転勝ちで10文字を先取し「あけましておめでとう」を完成させた。

◆ボーナストラック 全選手出場お年玉争奪大綱引き大会3本勝負
○本日の勝者&石黒淳士(2-1)本日の敗者×

メイン終了後、勝者チームと敗者チームに分かれてのお年玉争奪綱引き対決3本勝負が行われた。2-1で勝利した勝者チームにお年玉が贈られたが、これをあかねが開くと、中から出てきたのは『あかねちゃん お誕生日おめでとう♡♡』と書かれたお手紙。1月3日はあかね34歳のリアルバースデー。つまり、綱引き対決自体があかねの誕生日を祝う大きな前振りだったということ。世羅がバースデーケーキを手に現れ、全選手からの祝福を受けたあかねは「(バースデーのお祝いが)分かってても、どういう出方でくるか分かんないから嬉しいもんすね。ありがとうございます。プロレスラーとしては、入場式で言った通りベルトが欲しいのはもちろん、デスマッチ路線もっと行って、もっともっと血を流して、藤田あかねのデスマッチが出来る環境を広めていきたいと思っています。そしてプライベートでは、今年も言います。結婚します。今年は何人か結婚出来るように、アイスリボン頑張ります。今年一発目の道場マッチ、これからコロナでどうなるかちょっと不安な部分もありますけど、今年もアイスリボン頑張っていきますので、皆さんもついてきてください。プロレスでハッピー!アイスリボ~ン!」と34歳の抱負を語り、新春道場マッチを締めた。

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