【DDT】KO-D王者・遠藤哲哉が2.14秋山準戦に向け小橋建太から“握り拳”を伝授される

 DDTプロレスの今年初のビッグマッチとなる、2月14日、神奈川・カルッツかわさきで秋山準の挑戦を受けるKO-D無差別級王者の遠藤哲哉がプロレス界の“レジェンド”小橋建太氏の元を訪ねた。

 同月の某日、遠藤は小橋氏がオーナーを務めるエニタイムフィットネス等々力店(東京都世田谷区)を訪問した。小橋氏は、秋山の全日本プロレス、プロレスリング・ノア時代の先輩で、自身が率いたユニット「バーニング」で共に闘い、2人で世界タッグ王座にも戴冠した間柄で、誰よりも秋山のことを熟知した人物だ。

 遠藤が「秋山選手とKO-Dのベルトを懸けて対戦することになりまして、アドバイスをいただけたら」と切り出すと、その来訪を歓迎した小橋氏は「DDTに上がるようになって、全日本で背負ってたモノがなくなって、自分らしく本来の準のよさが出ている」と、DDTマットでの秋山のファイトを分析。小橋氏は「その準を倒したら、遠藤君のランクがまた一つ上がる。そういう試合になる」と続けた。

 昨年11月22日、東京・後楽園ホールでの「D王 GRAND PRIX 2021」公式戦で遠藤が秋山から勝利を挙げていることを聞いた小橋氏は「リーグ戦とタイトル戦は違う。2連敗は許されないというのが彼のなかにはある。フリーでやっていて、ここでタイトルを獲らなかったら、準のプロレス生命にかかわってくるから非情になる。だからおもしろい。受けて立つ遠藤君がどうさばくか。遠藤君のプロレス人生にとっても、ためになるタイトルマッチになる」と熱弁を振るった。

 秋山戦への秘策として、小橋氏は「準は左ヒザを手術して、(遠藤戦が)復帰3戦目で非情にくると思うんで覚悟した方がいい。それを上回る非情さでいかないと、全部もっていかれる。遠藤君はヒザを潰す気持ちにならないと。そこが勝負のポイントになる」「アイツに慌てさせたら勝機がある。冷静だから。慌てさせることで勝利につながる」「1回シングルでやってて、タイトルマッチで同じ手を準が食らうかな? 遠藤君は大胆にダイナミックにいかないとプロレスの幅は広がらない」などとアドバイスを送った。

 遠藤の訪問を受け、小橋氏は「遠藤君にはベルトを守ってほしい気持ち。準にはあの世代で、まだまだがんばってほしい気持ちで半々。どっちにも味方する思いがある」と複雑な胸中を明かした。

 話が小橋氏の代名詞だった“握り拳”に及ぶと、「使ってくれれば準がリズムを壊して、動揺を誘うかもしれない。遠藤君がシューティングスター・プレスにいく前に、『行くぞー!』って鼓舞して上がったら? 自分もムーンサルトにいくときに鼓舞するためにやってた。かわされたことも、キックアウトされたときもあったけど、気合が入った」と話すと、遠藤は「握り拳がポイントになる。攻めるときも耐えるときも」と乗り気で、公認で伝授された。

 また、遠藤が独身で彼女もいないことを知った小橋氏は「ベルトと結婚すれば、結婚できる。チャンピオンとして、ベルトを磨いてあげると、ベルトも喜んでくれるし、ベルトも戻ってくる」と独自の理論を展開。さらに、小橋氏は「高木(三四郎)社長に言って、ベルトをホンモノの金にしてもらったら? 10回防衛したら、考えてもらおう」と発言。

 

 さらに、小橋氏が「どんなタイプが好きなの?」と聞くと、遠藤は「巨乳です。グラビアアイドルの森咲智美さんのような」と即答。19年1月に宮城・仙台市で開催された3人制バスケ「3×3」のイベントで森咲と共演した小橋氏は「あの子はすごくいい子だよ」と太鼓判を押していた。

 

 約1時間に及ぶ面談を終えた小橋氏は、ジムに案内すると、遠藤のウエイトトレーニングを熱血指導。ふだんはハードトレで鳴る遠藤だが「きつい」と舌を巻き、最後の記念撮影では小橋氏に水平チョップで気合を入れられていた。

 小橋氏にアドバイスを受け、特訓を敢行した遠藤は、秋山とのタイトル戦に向け大きな収穫を得たのは間違いなく、決戦の日が待たれるところだ。

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