【アイスリボン】2.23「横浜リボン2021・Feb.」IW19選手権でつくしがテクラから防衛!前哨戦6人タッグで王者激突

「横浜リボン2021・Feb.」
2021年2月23日(火・祝)ラジアントホール
11時30分開場/12時00分開始
観衆:150人(満員札止め)


【入場式】
入場式で石川奈青が欠場のお詫びのためにリングに上がった。マイクを手にした石川は「先日、20日の後楽園ホール大会で右ひじの靭帯を損傷してしまいまして、本日からしばらくの間、欠場させていただきます。急なカード変更になりまして、大変申し訳ございませんでした。」と深々と頭を下げた。後楽園大会で初勝利を挙げたばかりの石川だけに、復帰後の巻き返しに期待したい。また、試合前の挨拶に立ったのはテクラ。「今日、私はアイスリボンで初めてメインイベントでのタイトルマッチをします。めっちゃ楽しみ!」と語り、大会開始を宣言した。

◆第1試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ&〇藤田あかね&Yappy (11分53秒 ギブアップ) 柊くるみ&本間多恵&バニー及川✕
※変形キャメルクラッチ

FantastICE王者の世羅が第1試合に登場。あかね&Yappyとのパワフルトリオを結成した。いきなり6選手のぶつかり合いから始まって一戦は、混戦模様の中、世羅が「永遠のライバル」と言うくるみとのエルボー合戦が会場を沸かせ、エルボーで打ち勝った世羅がくるみを2度目のトライでセラリズムでマットに叩きつけてみせた。くるみも世羅&あかねのチームしまなみ連係をカウンターのダブルラリアットで吹っ飛ばすなど、意地をみせたが、最後はバニーの蹴りをブロックしたあかねがタックル、パワースラム、そして変形キャメルクラッチを決め、ギブアップを奪った。

◆第2試合 トライアングルリボン15分1本勝負
〇星ハム子 (10分04秒 女の執念) 宮城もち✕
※もう1人は青野未来

ハム子ともちのらぶりーぶっちゃーずに、青野が加わってのトライアングル戦。いきなり青野を標的にしたらぶっちゃはダブルのお・し・り・だーッ!を決め、さらに青野をダブルタックルで吹っ飛ばす。しかし、倒された青野はその場で片足上げのセクシーポーズを決め、らぶっちゃを挑発。さらに元祖のらぶっちゃに「2人もやってみせて。」とリクエスト。自信満々でポーズを決めるらぶっちゃだが、観客の反応は青野の判定勝ち。これに怒ったらぶっちゃは青野を追撃。

もちの鞭攻撃を浴びて青野が場外に落ちると、今度はらぶっちゃ対決へと移行していった。途中、青野がもちにどすこい逆エビ固めを決めるが、ハム子が即、カットに入ると、青野をコーナーに詰め腹ウォッシュ。その後も青野がらぶっちゃ相手に健闘をみせたが、最後はらぶっちゃ対決へ。ハム子がシャイニング腹ザードを決めれば、もちはもっちりバディシザースで応戦。もちがずんだ餅クラッチを決めるが、これをキックアウトしたハム子が女の執念を決め、逆転フォール勝ちを飾った。

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
山下りな&✕真白優希(13分40秒 ポテリング)安納サオリ〇&鈴季すず

安納とすずが1月10日SKIPシティ大会以来、2度目のタッグを結成。山下&真白のガチャ王タッグと対戦した。試合は山下vsすずでスタート。ハードコア・ルールでの戦いが始まったすずと藤田ミノルとのコンビでFREEDOMSのタッグ王座を保持している山下の顔合わせは旬。序盤から激しいぶつかり合いが展開された。一方、今回が初遭遇の真白に戸惑いを隠せなかったのが安納。

最初は真白の摩訶不思議ワールドに苦しむも、徐々にペースを持ち直していく。2回目のタッグにして、連係もタッチワークも息ぴったりだった安納とすず。山下の豪快ファイトもスピーディな動きで応戦すると、最後は真白をフィッシャーマンズ・スープレックス、そしてポンデリングで固めてカウント3を奪った。

◆第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
藤本つかさ&松屋うの&〇トトロさつき (18分02秒 エビ固め) 雪妃真矢&尾崎妹加✕&ラム会長
※動くこと雷霆の如し

3月27日後楽園ホール大会でICE×∞王座戦を行う藤本と雪妃の前哨戦は6人中4人がチャンピオン、さらに勢いのあるうの、トトロがそこに加わる好カードになった。試合はいきなり藤本vs雪妃でスタート。ロックアップからリストの取り合い、アームホイップの決め合いと、お互いを牽制しながら、すぐに藤本がトトロにチェンジ。雪妃も妹加を呼び込んでの連係を決めたあと、会長に交代した。Rebel&Enemy軍は連係、3人攻撃でトトロを攻めるが、トトロもこれをはね返し、会長を踏みつけると、うのにチェンジ。うのは会長を即、グランドに持ち込み揺さぶりをかけるが、会長はチョップを連打し、雪妃に交代。後楽園でタイトル戦を行った2人の攻防は互角。うのがしっかり食い下がり、藤本につないだ。この試合2度目の藤本vs雪妃が10分過ぎに実現。藤本が強烈なミサイルキック、串刺しキックから卍固めへ。

これをしのいだ雪妃は藤本のビーナスクラッチをかわし、サッカーキック、ブレーンバスター。追撃の蹴りを狙うがこれをかわした藤本はPKからインフィニティを狙うが、これは雪妃が切り返す。ハイキックから雪の結晶を狙って藤本を抱え上げた雪妃だが、藤本は反転するとそのまま前転してのインフィニティを決めるという初の切り返しをみせた。これで流れに乗ったか、試合は妹加vsトトロへ。激しいぶつかり合いからカミカゼを決めたトトロは、さらにコーナー2段目からのダイビングセントーン、藤本、うのを呼び込んでのファンタスティックトトロを決めると、藤本とうのが雪妃、会長を牽制する間に妹加を抱え上げると、動くこと雷霆の如しでフォール勝ちをモノにした。

〈試合後のリング上〉

藤本「勝った!勝った!勝った!勝った!勝った!勝った!レネミーに勝ったーっ!ユキが作ってくれたRebel&Enemyがアイスリボンにあるおかげで中堅に力が付いたよ!ユキ、ありがとう。妹加ありがとう。ラム会長ありがとう。山下ありがとう。ありがトトロ!2人ともなんか言ってやれ!」

うの「自分、トライアングルのベルト、挑戦したいです!」

トトロ「私はリボンタッグのベルト、挑戦したいです。」

藤本「私は雪妃から防衛したいです!」

雪妃「くすぶった中堅どもが力を付けて、私たちが負けることが反逆の意味じゃないんですよ。力を付けたお前らをまたぶっ潰すところまでが反逆ですから。どうぞ、どうぞ。ベルト賭けてやってやりましょうよ。なぁ、妹加。大丈夫か?リボンタッグね。パートナー誰だよ。」

トトロ「パートナーから伝言預かってるんで言ってもいいですか?」

雪妃「ダメって言ったら言わないのね。じゃあダメ!」

トトロ「言います!言います!言います!言わせて頂きます。『よろしくお願いしま~す!』(と絶叫)。分かる人には分かりましたよね?トトロさつき、青木いつ希のさつきいつ希で挑戦させてください。」

雪妃「後楽園ホールは私、シングルのタイトルマッチが決まってるんで、日付いつよ?」

トトロ「私がコスチューム新調して、楽しみに待ってる3月20日の大阪・176BOX大会でどうですか?」

雪妃「お前が新コス楽しみにしてるとかどうでもいいしね。いいよ。やってやろうよね。やってやるよ。で、トライアングルだって、会長?」

会長「いや、なんか挑戦表明してきたんですけども、もうなんか諦めてくれていいんじゃないですか?」

うの「いややややや」

会長「無理だよ、お前には。てめぇには無理なんだよ。なんだ?トライアングルが獲れなくてリボンタッグもとれなかったけと、今の勢いだったらトライアングル獲れんじゃねーかって思って挑戦表明してきてるの?なんなの?」

うの「そうですね。私とっても意欲的なんですよ。」

会長「ナメんじゃねえよ。こっちは本気なんだよ!」

うの「こっちだって本気だよ。」

会長「あ、そうっすか。」

うの「そうっす。」

会長「それが伝わって来なかったもんで。私は今までお前をないがしろにしてきたけど、そんな気持ちがあるなら獲ってみろよ、このベルト。」

うの「ああ、獲るよ。」

会長「いつやるの?」

うの「チャンピオン決めてくださいよ。」

会長「あ、そう。リボンタッグが大阪でしょ。したら被らない日がいいよね、せっかくだったら。ゆっくりやりたいよね。じゃあ3月27日後楽園ホール大会でどうでしょうか?」

うの「ありがとうございます。」

会長「まあなんかトライアングルって言うからには2人じゃ出来ないよね。あと1人どうしようかな。なんか、コレを気になってるっていうかわい子ちゃんがいるっていうのを耳にしたもので。」

藤本「いるいる!」

会長「本人からちゃんと、ちゃんとした意思表明をね、挑戦表明を聞いてから受け入れようと思います。楽しみにしています。」

藤本「ちなみにその子、名古屋で会長に勝ったって喜んでたよ。以上!」

雪妃「まあ藤本さん、ホールはシングルのベルト決まっています。利府町の体育館が壊れちゃって会場を代わりに探していると。どこだろうとやりましょうよ。道端だろうと駐車場だろうと公園だろうと、どこでも出来ますよ、私たちが行けば。なので、利府町は必ず開催しましょう。ただ(その時点で)ベルトを持ってるのは私ですけどね。」

〈試合後の藤本・うの・トトロ〉
藤本「トトロがやってくれました!ユキと私の前哨戦だと思ったでしょ、皆さん。2人に思いがあったから今日このカードにしました。結果を残してくれて、私は満足です。」

トトロ「今日のカード見た時、我々に託すっていう意図があるのかなって私は思ってました。だからずっと尾﨑妹加を狙ってたし、尾﨑妹加からスリー獲れたので。挑戦も決まって、あとは3月20日大阪で勝つだけです。」

藤本「うの氏、言ってやれ!」

うの「今年に入ってタッグ、トライアングルと挑戦させてもらいましたけど、自分は今本当に意欲的なんです。プロレスが楽しいし、戦ってて凄く面白いって思える。だからこそ、また挑戦させて欲しいって言いました。それが悪いんでしょうか?ノリにノってるから挑戦しちゃいけないんでしょうか?もちろんそこには敬意もあるし、会長が持ってるベルト、会長が輝かせてくれたところ、凄いあると思います。それも踏まえたうえで自分がまた挑戦したいっていう気持ちにさせてくれたのも会長だし、自分をこうやって1つ1つ悔しい思いをさせてくれたのも会長がいるレネミーだし、そういった部分も含めて、感謝の気持ちも込めて、今日挑戦を表明させて頂きました。」

藤本「ユキの技、切り返しやすいんですよね。なんか私、食らわないかも。全て切り返せる。最近凄く調子が良くて、花粉がないんです。この時期ずっと花粉に悩まされていたんですけど、花粉治ったかもしれない。全然グシュグシュ言ってないじゃん。」

うの「言ってないです」

藤本「そう!声の通りも良いし、絶好調なんです。」

――試合にも影響しますか?

藤本「全然違うんです!今まではくしゃみの連発でした。試合はアドレナリンでなんとか保ってたんですけど。今本当に集中力がアップしてますし、花粉にも勝てる。最高!」

――雪妃選手にも勝てる?

藤本「はい!花粉にも勝てる!雪妃にも勝てる!」

――19年8月の大阪以来、1年7ヵ月ぶりのシングルになりますが。

藤本「全然違う戦いになると思います。あの時は藤本つかさを超えるみたいな戦いだったけど、今はもうそういう感じじゃないので。どっちが強いか。雪妃とシングルっていうのはまた今までとは違う意味合いになるのかなと思います。」

――ピースパ世代の活躍は藤本さんにとっても後押しになりますか?

藤本「そうですね!勝ってくれたんで、本当に。結果を残してくれたので、それはね、雪妃のおかげ、レネミーのおかげですよ。なので、その恩返しとして、あの人たちからベルトをひっぺがす!」

トトロ「引っぺがす!」

うの「引っぺがす!」

藤本「引っぺがしてくれ。」

トロロ&うの「やってやります!」

〈試合後の雪妃・妹加・ラム会長〉
雪妃「ウケんだけど、マジで。調子乗ってる、やつら。さっきも言ったけど、反逆してくすぶってる中堅どもをウチらが奮い立たせて、ヤツらが強くなることを期待していますし、タイトルマッチにガンガンきて欲しいって思ってますけど、そこに渡すのが反逆の意味じゃないんでね。強くなったうえで叩き潰す。そこに意味があるわけです。なので、返り討ちにしてやろうよ。やかましいヤツらを。」

妹加「本当うるさかったですね。」

雪妃「青木いつ希?なんだよ。青木いつ希だってFantastダメだったヤツじゃねぇかよ。なんだよ。

会長「みんなさ、何か1個のベルトダメだったから最終的にトライアングル来るの、そういうのもういいんですよ。そんなにこのベルト、価値ないですか?私が価値を付けてあげたと思うんだよね。」

雪妃「間違いない。」

会長「だって、お前らが最初からこのベルト巻いてたら、週刊プロレスに載ることなかったですよね?」

(※週プロ・松川記者が答えに困っていると)

雪妃「なに首を傾げてるんだよ!」

妹加「うんだろう!」

会長「私のおかげですよね、カラーでちゃんと載っていたのって。」

雪妃「あと氷結とかな…。」

会長「その感謝の気持ちをちゃんと込めて挑戦欲しいです。松屋うの、頑張るって言ってるけど。」

雪妃「私もトライアングルのベルト巻いてたことあるから、あれですけど、トライアングルって超難しいから。本当にマジで頭使って勝つ方法考えてから挑戦してこいって話しでね。」

妹加「なんなら私、一番挑戦するの迷いますもん。」

雪妃「私は大好きだからいつでも行きたいけど。」

妹加「私は苦手ですね。」

会長「大好きって言ってよ!」

妹加「大好きですよ。大好き!」

雪妃「簡単に巻けると思うな!って話しなんだよ。」

会長「ユキさんと妹加のベルトもそうよ。シングルじゃないから挑戦しやすいとか、そういうのじゃないのよ!まあ、でも今日ユキさんの前哨戦もなかなか見応えある前哨戦だったので。」

雪妃「久しぶりに戦った気がする。やってるはずなんだけど、2019年にシングルやってからシングルやってないのね。もっとやってると思ってて。やってないんだわねと思って。やっぱり思い出すのはベルトを剥奪された試合だからね、30分ドローで。絶対獲ってやる。」

妹加「獲ってやりましょう。」

雪妃「彼女の凱旋、利府町の凱旋の折には私がチャンピオンできちんとまいりますから。」

◆第5試合 IW19選手権19分1本勝負
〇[王者]春輝つくし (15分36秒 タイガー・スープレックス・ホールド) テクラ[挑戦者]✕
※第12代王者初防衛に成功

ここまで前哨戦でテクラに連敗を続けてきたつくし。精神面で散々、揺さぶられてきたつくしは、試合開始のゴングが鳴ったあともコーナー最上段に上がってにやけているテクラに険しい表情をみせる。テクラがコーナーからジャンプしてリングに入ると、つくしがカウンターのドロップキックをヒット。ロープワークの攻防から再びコーナーに上がったテクラをデッドリードライブで投げると、うつ伏せのテクラの頭を踏みつけ、さらに手の甲を踏みつける。キャメルクラッチ、はりつけドロップキックを決めたつくしがフォールに入るがカウントは2。今度はテクラが串刺しドロップキック、アームホイップからカバー。これもカウントは2。起き上がるつくしを蹴り上げ、ロープ際での踏みつけから、サーフボードを決めながら頭を踏みつけるテクラ。対角に振り串刺しエルボーを狙うが、これはてくしがかわしロープに詰め込むが、ソバットを決めたテクラはトップロープと2段目のロープの間に寝ころび挑発する。ドロップキックで飛び込んだつくしだが、これをかわしたテクラが延髄に蹴りを入れカバー。つくしがカウント2で返す。コーナートップに上がるテクラ。これに追いついたつくしはテクラをエプロン側に追い込むと、トップからフットスタンプで場外に叩き落す。さらにリングに戻ると飛び込みエルボーを叩き込みフォールに入るがカウントは2。今度はつくしがコーナーに上がる。これをテクラが雪崩式ブレーンバスター。さらにハイキックの追撃。まともに浴びたつくしだが、テクラのバックに回るとジャーマンで投げ、2人がダウン。両膝を衝いての激しいエルボー合戦からテクラがブレーンバスター3連発を決めカバーもカウントは2。さらにタランチュラ・ポーズからのスピアもカウントは2。テクラはインディアンデスロックを決めながらブリッジ。ロープに逃れたつくしだが、テクラはハイキックの連打から、倒れたつくしの上体を引き起こしてのエルボーを連打。必死に立ち上がったつくしもエルボーの反撃からテクラをロープ際に追い込んでのストンピング連打。止めに入るレフェリーも吹っ飛ばし、ガンガン蹴りまくる。ミサイルキックを決めフォールに入るがカウントは2。テクラがコーナーからダイビングフットスタンプを決める。カウント2で返すつくし。テクラはダブルアーム・スープレックスの体勢でつくしを持ち上げるとサイドバスターで落としカバー。カウントは2。テクラがコーナートップからダイビングボディプレス。これをつくしが剣山に決め、でんでんむしもカウントは2。直伝ラ・マヒストラルもテクラが反転して抑え込む。つくしがカウント2でキックアウトすると、テクラがジャパニーズレッグクラッチ・ホールド。カウント2でつくしが返すと、今度はテクラがラ・マヒストラルもカウント2。テクラのフィッシャーマンズ・スープレックスを前転で切り返したつくしがその場飛びフットスタンプからのエビ固めを2度決めるが、いずれもカウント2。つくしがどどんからフォールもカウント2。つくしがダイビングフットスタンプもカウント2。

フィニッシュとなったのはつくしのタイガー・スープレックス・ホールド。粘るテクラからカウント3を奪った。

〈試合後のリング上〉

つくし「体が痛い。ギリギリでテクラに勝つことができました。テクラがつくしは独りぼっちって言ったけど、こうしてつくしの応援に来てくれてるファンの人がいる限り、自分は独りじゃないんですよ。ねぇ、皆さん!テクラと対戦出来て本当によかった。そして、セコンドに付いてるつくしの昔の顔のTシャツを着た2人、本間と真白。お前そのTシャツ着てる意味分かるよな?覚えとけよ。」
テクラ「いいね。いいんだよ。凄いよかった。最高!お前、勝ちました。ですね?いいね、つくし。強い。本当に強いんだよ!けど、私も強いでしょ?私もつくし、あなたのエモーションを操りました。あなたが怒っていました。あなたが混乱していましたね。泣いてましたね、つくし!見た!けど、真白!Tシャツ!(セコンドからつくしの顔入りTシャツを受け取る)。本当は私もつくしのファンです。本当につくし大好き。今日ありがとうございました。Tシャツプレゼント、いいですか?どうですか?欲しい?」

つくし「しょうがないから着てあげるよ。」

テクラ「ちょっとちょっと!凄い!」

つくし「着ることも仕事ですよね、皆さん。」

※つくしがTシャツを着る。

テクラ「気持ちいい。イェーイ!!じゃあ、今日は本当にありがとうございました。初めてタイトルマッチしました。楽しみね。けど、私の名前は毒蜘蛛のテクラです。絶対にこのベルト獲ります。ありがとうございます。」

つくし「ていうことで、自分が締めたいと思うので、参戦したメンバー上がって来て下さい。ちなみにこのTシャツ通販で5,500円で売ってるので、みんな買えよ。」

テクラ「Tシャツ自分で作りました。ちょっとスペシャルTシャツですね。」

つくし「そして、今現在自分がプロデュースしているP’s Partyの大会で、このベルトに挑戦する次期挑戦者決定戦を、今リーグ戦を行っています。その優勝者と5月4日、自分はこのベルトを賭けて戦いたいと思います。このベルトがつくしを、そしてアイスリボンを、P’s Partyを価値のあるものに導いていくので、これからも応援よろしくお願いします。プロレスでハッピー!アイスリボ-ン!」

〈試合後の春輝つくし〉

「ありがとうございました。本当にギリギリで勝てたなっていうのが試合後の一言目で、本当に強くなったなと改めて思いました。もっと余裕で勝てると思ったんですけど、テクラの実力が凄い上がって、今日試合が出来たんじゃないかなと思います。心理戦は本当に本当に精神的に苦痛で、もう毎日泣いてばっかだったし、いや~、本当に本当に辛かった。(※涙ぐむ)みんなは笑ってたけど、本当に精神的に病んでましたね。ベルト獲られちゃうんじゃないかなって思ってたけど、だけどこういう挑戦者は初めてだったので、このベルトに対する思いとか伝わってきたし、より一層勝たなきゃなっていう気持ちが増したので、今日勝てて本当に安心しています。前哨戦がなくなる、心理戦がなくなるっていうだけで本当にもうハッピーですね。ニコ生民の皆さん、ベルト守りましたよ~!応援ありがとうございます。つくしは独りじゃないんで、みんながいてくれるので、安心して過ごせるなと思います。このTシャツ、着ちゃったんで宣伝しますけど、通販で5,500円。ちょっとお高いんですけど(苦笑)、販売してるので、皆さん1人1枚、2枚、3枚買うようにお願いします。これも仕事なんでね。宣伝しておきますよ。」

――あれだけ嫌がってたTシャツを着るのはテクラを認めた部分もありますか?

「そうですね。認めましたね。だって日本に来てからまだ3年も経ってないんですもんね。本当に強いなと思いましたね。ここまで追い込まれると思ってなくて、なんか今日出した必殺技、新しい技とかも今日のために考えて来たんだなと思いましたね。」

――今まで出してなかった技も出してきて、このベルトに絞っていた感じがしましたか?

「そうですね。その辺の記憶がないくらい頭も蹴られたし、ダブルアームの落とすヤツも考えて来たのか分からないですけど、強烈でしたね。」

――次はリーグ戦の勝者とのタイトル戦。

「本当にみんな負けたくない、勝ちたいという気持ちでリーグ戦、みんな戦ってきているので、誰が来てもおかしくないんじゃないかなと、リーグ戦を見て思っています。だけど、こうやってベルトを保っているので、みんなが挑戦したい、挑戦したいと言ってきてくれて凄い嬉しいし、言い出しっぺの自分が今日防戦してなかったら話しにならないので、そういう思いもあって今日試合しました。」

――若い選手の挑戦を受けるのは違うものになる?

「そうですね。もっともっとこのベルトを使って色んな選手と戦って、自分の視野を広めていきたいなと思っています。もしかしたら他団体の選手がリーグ戦勝ち上がるかもしれないし、このリーグ戦がなかったらそういう機会もなかったと思うので、リーグ戦を行っていてよかったなと思っています。どうしましょ、真白がリーグ戦上がって来たら、自分はもう…メンタルがやられてしまう(笑)。」

――やりたくないのは真白選手?

「でもお客さんはたぶんそう期待してるのかなというのはあるので、勝ち上がって来て欲しいなと思っています。誰が来ても自分はこのベルトを防衛するので。プロデューサーなのでね。頑張ります。」

――プロデューサーとしては5月4日は初興行?

「そうですね。道場マッチを抜いてのビッグマッチは初めてですね、はい。」

――興行のマッチメイクとかは?

「まだ全然、自分のことでいっぱいいっぱいだったので、心理戦も終わったのでゆっくり考えていきたいなと思ってますし、リーグ戦誰が勝ち上がるか、まだやっている途中なので分からないんですけど、負けた選手は対戦したいとか組んでみたいという選手を優先的に5月4日は組みたいと思っています。はい。よかった。ハッピー!」

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