【新日本】飯伏幸太がデスペラードとのヘビーvsジュニアの二冠戦を制して、初代IWGP世界ヘビー級王座となる!3.4日本武道館『旗揚げ記念日』

▼バックステージコメント  

飯伏「(※2本のベルトを抱え、フラつきながらインタビュースペースにたどり着くと、イスに座ってしばらく息をついて)4日の中で2回もタイトルマッチ。これはさすがにキツ…すぎるけど、条件は一緒だから、別に。それはもう、彼もやってるし。いやぁ、あー……もっともっと、もっともっとやりたかった。ジュニアの選手とも、もっとやってみたい。そう思いましたね。あと、こないだ……8年ぶり。(※息をつく)8年ぶりに戦ったけど、全然印象が違いましたね。すごい、素晴らしい。もっともっと戦ってみたい。まだまだすごい選手が眠ってるはずなんで。それは試合後にも言ったように、いつも言ってるように、誰でも、どこでもいいんで。ホントに今日ここでも、明日、明後日、いつでもいいですよ。いつでもやりますよ。変わらず、(※ベルトを指して)これは封印するなら統一しますと言い続けてるんで。これは、1つにしたいと思います。こないだ、デスペラードにしょっぱいとかいろいろ言ったけど、それはごめんなさい。素晴らしい選手だったと、今日改めて感じました」

──今日は旗揚げ記念という歴史ある大会で、最後の二冠戦だったわけですが、どんな思いで戦いましたか?

飯伏「いやもう、僕の思いは、旗揚げ記念日、何回もやってるし、昔僕がジュニアで、ヘビーに対抗したこともあったし。もともとジュニアヘビーからずっとやってきて、今、こうやってヘビーで(※ベルトを指して)ここまでたどり着いたんで、彼の気持ちっていうのもわかるし、そのプレッシャーっていうのも、自分では分かってるつもりです。ただまだ重さとかは分からない部分があるので、それを今日、ちょっと名前を出してしまったんですけど、ライガーさんだったり棚橋さんだったり、やっぱりその代表として、この2人が、僕のイメージでは代表なので。ジュニアだとライガーさんだし、ヘビー級だったら棚橋さん。それをベルトじゃなくて名前に変えて表してしまったんですけど、ホントに気持ちは変わらず。それが、全てが一つになるっていう。それはまあ、ジュニアは別として、もちろん。今回はインターコンチとIWGPヘビー級の統一という話ですけど」

──一つになって、新しい「IWGP世界ヘビー級」の初代チャンピオンということになるわけですが、先に向けてはどんな思いがありますか?

飯伏「僕の中では、初代だけど、やっぱりIWGPヘビー級、これは第84代、に、なった。インターコンチは28代、に、なった。という思いで、統一、初代、だと思ってます」

──歴史も続いていくという。

飯伏「そうですね、引き続きこれは引き続いて行きたいと思います。もちろん、変わらない」

──そして「NEW JAPAN CUP」では挑戦者が決まるわけですが。

飯伏「本当に、誰でもいいんですよ。何なら僕も出ていいですよ。はい。出ますよ。誰とでも戦いたい。誰でもいい。優勝した者が強い。それだけですよ。勝った者が強いっていう。いい試合と、勝った試合というのは、これはまた別で、今日は彼が素晴らしかったっていう、これは言いたい。『NEW JAPAN CUP』に対しても、優勝者、これは強い。その強い者と、僕は戦いたい。今この瞬間、誰とは言えないですね。まだ、まだまだ、僕が学ぶべき選手はたくさんいるんで。その選手たちと、まだまだ戦いたいなと思いますね。もっと自由なベルトにしたいと思いますね。もっと自由さを出していきたい。それを世界に向けて行きたい。それが僕の中での統一なんで

(※首の後ろに手を組み、息を吐く)よーし、これからですよ(※と、ベルトを台から外して1本ずつももに乗せ、しばらく何も言わずにじっとベルトを見つめる)よし!(※と立ち上がり、また2本のベルトそれぞれをしばらく見つめて、カメラマンの前に出ると両肩に2本のベルトを掲げるようにして立ち、また2本とも胸元に抱きしめるようにして、ゆっくりと控室に向かう)」

※バックステージに辿り着く前に椅子にしがみつくように跪くと

デスペラード「ダメだそっち(バックステージ)まで行けねえ、ここで喋るぞ。……統一だ、反対だ、グチャグチャグチャうるせえな? インターコンチ作った時だってテメーら散々文句言っただろ!ああ!? それが一個になったら、言い出したヤツにまた文句言うだあ? クソくらえだ、テメーら! ああ! すげーチャンピオンじゃねーかよ! ああ? 俺だってまだ諦めねーからな……」

 

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