【今日子のプロレス今日この頃】② 今度は・・・!
みなさん、こんにちわ!(^o^)丿 プロレスTODAYの今日子です。
前回の後楽園でのスリの話、いろいろな方からご意見や感想をいただき、ありがとうございました m(__)m
「プロレス会場でスリ!? そんなのプロレスファンじゃない!
プロレスファンのふりして紛れ込んで、スリをしてるんだ! 許せない!」と、ひとしきり怒った後に「今後、自分も気をつけるようにする。教えてもらって良かった」というものが大半で少しでも、注意喚起ができたのなら幸いです。
そんなやり取りの中で、また新たな事実が発覚しました。
最近、女性ファンが増えたからか、痴漢が横行しているというのです。
首都圏だけではありません。地方の体育館でも増えているとか。
スリだけではなく、痴漢まで!(-“-)
これでは、プロレス会場は、ちょっと前に真壁刀義さんがよく言っていた「世界の危険地帯」じゃないですか!
選手の入退場時、ワーッと人が集まった時、あるいは夢中で応援している時、または、やはり混雑するロビーで、被害にあうケースがほとんどです。
おちおちプロレスも見られません。
痴漢にあった女性は、恥ずかしくて声を上げられないケースが多いんです。
でもそうすると、痴漢は調子に乗って、さらにエスカレートさせます。
男の人は、いまいちピンと来ないかも知れませんが、痴漢にあった時の、悔しくて悲しくて気持ち悪いという、何とも腹立たしい嫌な気持ちは、一生忘れるものではありません。
「減るもんじゃないし」とかいう男がいますが、減りますよ!
そういう事される度に、純情が減って行くんです。
2~3年前、駅のホームで女子中学生が痴漢にあっていました。
夕方の時間帯で、結構混んでいたのに、誰も見て見ぬふり。
明らかにヤバそうな男だったので、正直、私も関わりたくなかったのですが、どうにも見ていられなくなって、間に割り込みました。
「さっきから何してんだよ?コラ!」と、何故か長州力さん風になってしまった私。
痴漢は「ナニコラ、タココラ」とは返して来ませんでした。
骨のない奴!(^_^;)
突如現れた、猪木のような鬼の形相の私に、ビビってたじろいだのか、ブツブツ言いながら、どこかへ去って行きました。
ホッとしたのか、女子中学生は「周りに、男の人がこんなにいるのに、誰も助けてくれなかった!」と、泣き出しました。
バツが悪そうな男たち。
確かにその時、男性はたくさんいましたが、学生とかおじいちゃん、弱そうなおっさん、頼りなさそうなサラリーマン。
そんなのばかりでしたから、まあ仕方がないのかも知れませんが。
でもおそらく、その子は男性不信になってしまったと思います。
さわられるわ、周りの男は助けてくれないわ・・・。
心配だったので、送って行きましたが、道すがら「痴漢にあった事はありますか?」と聞かれました。
電車の中で数回、そして以前に後楽園でもあった事を話ました。
女性なら、みんな必ず何回かは被害にあっているハズです。
私は、恥ずかしさより怒りが上回り、絶対許せないので手をつかむなり、「痴漢!」と大声を出すなりして来ました。
警察や駅員に引き渡した事もあるし、後楽園では、電車の中でされるより、何百倍も腹が立って、痴漢を引きづり倒して押さえ付けたら、あわてて某選手に止められました。
顔を見たら、痴漢は見覚えのある人。
何と、よく会場で見かけるファンでした。
もうね、私の中で、何かがキレましたよ (ー_ー)!!
「後楽園で何するのよ!」と、さらにつかみかかる私は、某選手に羽交い絞めにして止められたのですが、宙吊り状態で(ドラゴンスープレックスで投げられる途中みたいな感じ)
「離して!」と足をバタバタしたのが結果として、連続した前蹴りのようになってしまい、
その痴漢に大ダメージを与える結果となりました。
その場にいた選手たちに「お前、強いな」と言われましたが、全然嬉しくなかったです。
その後、その痴漢は故・山本小鉄さんにこっぴどく説教された上、警察に引き渡されました。
昨年、池袋で痴漢を捕まえた事もある宮本裕向さんは「スリだけじゃなくて、痴漢もいるんですか!? プロレス会場で犯罪が増えていくのは本当に嫌ですね!純粋なファンがかわいそう。見つけられるもんならすぐに取っ捕まえたいところですが、一番は本人に気をつけてもらい、後は腕をつかみ、勇気を出して『痴漢だ!』と叫んでもらうしかないかも知れません!
こういう犯罪が無くならないのが非常に残念です」。
是非とも、また捕まえてほしいものです。
その殺気から「通り魔」と評される、鈴木秀樹さんは「痴漢の皆様、通り魔にお気をつけください。発見次第、スクワット3時間やらせます。できないとかキツイとかのあなたの気持ちを無視してやらせてあげます! ただどうしてもという痴漢の方! 朗報です。空気イス2時間にも変更できます!」と、エスプリを効かせながらも痴漢に警告。
しかし、通り魔が痴漢をこらしめるとは何とも・・・(^_^;)
彼は本当にやるでしょうね。
きっと、中之上靖文さんにエルボーを叩きこむ時のように、笑いながら制裁を加える事でしょう。
以上のように、ヤンキーも通り魔も激怒しています。
女性ファンのみなさん、勇気を持って声を上げて下さい。
プロレス会場には、レスラーに憧れ、体を鍛えているファンもたくさんいるし、もちろん、屈強なレスラーもいます。
貴女が声を上げれば、必ず助けてくれる人がいます。
微力ながら、近くにいれば、私も必ず助太刀いたします。
貴女は一人ではありません。
恥ずかしいからと放置すれば、さらに被害者は増えて行きます。
スリも痴漢も許さない!
安心してプロレスを楽しめるようにするため、勇気を出して声を上げて下さい。
そして周りの方も、様子がおかしい女性がいたら、注意してその周辺を見てみて下さい。
痴漢にあっているケースかも知れません。
プロレスTODAYでは「スリも痴漢も許さない!撲滅キャンペーン」を実施しています。
情報をお持ちの方は、是非お寄せ下さい。
スリに痴漢・・・と続いてしまいましたが、次回は、もっと楽しい話を書きたいと思う今日この頃です(^.^)
【 今日子 】
プロレスとお酒が大好き!
普段は意外と無口なのですが・・・プロレスが絡むと人が変わると、よく言われます(^_^メ)
何でもプロレス中心に、そしてプロレス的に考えてしまい、周囲とのズレを感じる事もしばしば。
でも、素敵な出会いや楽しい思い出がたくさんできたので、プロレスファンで幸せだと思う、今日この頃です。
この素晴らしさを知ってほしい!と、友人知人をプロレスの世界に引きずり込んでいます(*^_^*)