【新日本】『NJC』次戦のフィンレーに対しオスプレイ「俺のストームブレイカーを一発食らって、お前は夢から覚める」<3.18静岡・試合後バックステージコメント全文掲載>

▼第5試合 時間無制限1本勝負
『NEW JAPAN CUP 2021』準々決勝
デビッド・フィンレー 〇
vs
ジェイ・ホワイト ×
19分24秒  ACID DROP→片エビ固め
※フィンレーがトーナメント準決勝戦へ進出

▼試合後バックステージコメント

フィンレー「俺の言った通りだ!俺は『ジェイ・ホワイトよりも強い』と言った。これでそれが本当だってことがみんなに伝わっただろ!1回戦のチェーズ・オーエンズだって、2回戦のYOSHI-HASHIだって、俺の言葉通り、俺が勝った!

この間、『ジェイ・ホワイトからの連敗記録をここで断ち切る』と言ったよな。そして実際、その通りになった!これでもう、俺の『NEW JAPAN CUP』優勝を信じないわけにはいかないよな!?俺が優勝して、イブシからベルトを獲る。

『今年は俺の年になる』って言っただろ!今年の俺は、今までの俺とは違う。生まれ変わったんだ。今日でデビッド・フィンレーは世界トップのレスラーの1人だってことが証明された。絶対に、この俺が優勝する!」

ジェイ「(※ふらふらした足取り、うつろな表情で引き揚げてくる。コメントスペースにたどり着くなり両ヒザから崩れ落ちる。そのまましばらくフロアに顔を突っ伏して無言。その後、座り直すと、キョトンとした目で集まった報道陣の顔を“なぜみんながここにいるのか”不思議そうに確認しながら)ここはシズオカだよな?試合は終わったのか?なあ、終わったのか?で、俺が負け?俺がデビッド・フィンレーに負けたってか?

(※しばらく状況が把握でいないのかしばらく無言のまま、きょとんとした表情で集まっている報道陣を見渡す。そしてなぜかこらえきれなくなって肩をゆすりながらが静かに笑いだして)これは現実世界のことか? 俺は今、本当にシズオカにいるのか? それともこれはただの悪夢か?ドッキリか?本当に本当に、この俺がデビッド・フィンレーに敗れたのか?(※拍手を始め)よくやったぞ、デビッド!お前から驚かされることがあるなんて……初めてだ!まさかお前がこの俺に勝つことがあるなんて……。一体、どんな手を使ったんだ?連敗記録を断ち切ったのか!

これで勝敗は12-2に更新された(※初対決となった2015年9.4後楽園でフィンレーが勝利して以降、ジェイが12連勝していた)。フィンレー、意味ある大きな勝利だよな?“NEW Jay-PAN CUP”もここまでか。イブシの持つベルトへの挑戦もかなわなくなってしまった。俺がデビッド・フィンレーに負けて敗退したことで、普通の『NEW JAPAN CUP』に戻ってしまったな。フィンレー、自分が一体何をしでかしたのかわかっているのか?お前はタナハシ、オカダ、AJスタイルズの名前が刻まれてきた歴史をぶち壊したんだぞ。イブシがトップになったことで、歴史は全てきれいさっぱり消されてしまうんだぞ。おまえせいだとわかってるのか、デビッド!? だがまあ、俺へのリベンジ成功ってことだから、ちょっとはめでたいことだな。

だがお前は、世界のトップレスラーが巻いてきたベルトの遺構を壊したんだ!その世界のトップとはもちろん、現在プロレス界で最も注目を集める俺のことだ!だけど今日明らかになったことは、デビッド・フィンレーに負けたこの俺は本物の世界一ではなかったってことだ。ゴングが鳴ってあいつは俺に向かって『終わりだ』って言ってきたが、この一戦で決着が着いたと言いたいのか? まさか。お前にこの恨みを晴らすまで俺たちは終わらない。これでまた新たな目的ができた。イシイと同じように、お前も返り討ちにしてやる。調子に乗るのはまだ早いぞ。俺が終わりと言うまでまだまだ終わらない。(※再び混乱した様子で)デビッド・フィンレーに負けたなんて……!」

 

▼第6試合 時間無制限1本勝負
『NEW JAPAN CUP 2021』準々決勝戦
SANADA ×
vs
ウィル・オスプレイ 〇
18分56秒  ストームブレイカー→片エビ固め
※オスプレイがトーナメント準決勝戦へ進出

▼試合後バックステージコメント

オスプレイ「俺は鼻を骨折してるにもかかわらず、世界トップの1人であるSANADAに勝利した。SANADAのヤロー、あいつは何度も何度も鼻にパンチしようとしてきやがった。でも世界最高のこの俺は、反則なんてしなくても実力で勝てるのさ。それにしても、準決勝戦に上がってくるのはてっきりジェイ・ホワイトだとばかり思ってたからビックリしてるよ。

スタッフからフィンレーが勝ったって伝えられた瞬間、『マジか?』って思った!(※皮肉を込めた言い方で)いやあフィンレー、すごいじゃないか!お前の親父さんも、さぞかし鼻が高いことだろう。俺たち年齢は同じとはいえ、これまでに築き上げてきたものは全く違うな。

きっと親父さんは、何度もお前にガッカリしてきたことだと思うよ。フィンレー、お前は以前、俺を“バカ”呼ばわりしてきたよな。正直、俺は頭はそんなに良くないし、プロレス以外の知識は全然ない。でもお前は、そのバカにも勝てない。フィンレー、ここまで上がってくるとはすごいよ。

でも俺とは、まだまだ大きな開きがある。俺のストームブレイカーを一発食らって、お前は夢から覚める。そして最近上がってる団体(IMPACT! WRESTLING)でもどこでも、好きなところで試合をすればいいさ」

※SANADAはノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>

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