【新日本】UNITED EMPIREが猛威を振るう!ヘナーレがSANADAを再び撃破!! 4.18後楽園<全試合結果>

新日本プロレスは4月18日(日)、東京・後楽園ホールで『Road to レスリングどんたく 2021』第6戦を開催した。

メインは内藤哲也&SANADAvsグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレが対戦。

・4.26広島スペシャルシングルマッチ・内藤vsオーカーン、SANADAvsヘナーレ

・5.4福岡IWGP世界ヘビー級王座戦・王者オスプレイvs鷹木

4.26広島のスペシャルシングル・SANADAvsヘナーレの前哨戦が後楽園でも熱く繰り広げられた。

互いに罵り合う内藤とオーカーンはこの日も激しく応戦し、最後は勢いに乗るヘナーレがStreets of Rageを決めSANADAからピンフォールを奪い勝利した。

 

勝利を収めたオーカーンは試合後のマイクで「どうも帝国の広報担当です。いいか、広報ってのは言葉だけじゃねえんだよ。帝国の強さは常にリングで示している!」と言い放った。

※全試合結果を掲載。

『Road to レスリングどんたく 2021』
日時:2021年4月18日(日) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:641人

▼第1試合 20分1本勝負
本間 朋晃
SHO 
YOH 〇
vs
鈴木 みのる
金丸 義信 ×
エル・デスペラード
8分35秒  ファイブスタークラッチ

◆試合後バックステージコメント

本間「オイ鈴木!どうせよぉ、どうせオマエは、(※両手を出し、やや上を向いて声色を作って)『あー、もっと殴りてぇ! もっと殴りてぇ! 人を殴りてぇよぉ!』って言うんだろ? 分かってんだよ!オイ!俺はオマエのエルボーじゃ壊れねぇし、もっと来いよ!あとよぉ、明後日、覚悟しとけ! 今日さんざん、お客さんの見えねぇ場外で、ネチネチネチネチやりやがってよぉ、何だったらよぉ、見えるとこ、リングでやってくれっつーの!明後日、しっかりやり返してやる! 覚悟しとけよ!」

※YOHはやや足を引きずりながらインタビュースペースへ。

YOH「(※胸の前で手をポンと叩き)ようやく、(※指を1本立てる)一つ、一つ、星を返しました。ちょっとはさぁ、挑戦者チーム、やる気になってくれたかなぁ。まだまだ足りない。ここからどんどん、燃やしていくから。次は、デスペラードから、(※指を3本立てる)三つ、取ってきます(※先に控室へ)」

SHO「そう、前哨戦っていうのは、とっても、とっても、とっても、大切な戦いなんだよ。(※肩にかけていたIWGPジュニアタッグのベルトを何度も叩く)前哨戦、勝つか、負けるかも、タイトルマッチを左右するんだよ。それぐらい、大切なんだよ。だからこそ、今日も全力で戦って、そしてYOHさんが、今日は勝ちにこだわってくれた。結果は、俺たちチームの勝ちだ。
手強いな。こんだけ、勝ちにこだわっても、手強い。うまい。それにあの2人、もしかしたら俺たちより、カッコいいんじゃないか? (※胸のあたりを親指で指し)嫉妬だよ。ぶっちゃけ、俺はオマエらに嫉妬してる。強いし、うまいし、カッコいいし。でもなぁ、嫉妬、そんな悔しい気持ち、全部全部、前哨戦でぶつけて、(※ベルトを叩く)これを守るタイトルマッチ、鹿児島でもぶつけて、そしてこれを持ったまま、その先の戦いも全部、ぶつけてやるぞ」

デスペラード「まぁチャンピオンだしさぁ、なぁ、勝つのが当たり前なんだよ、オマエ。だからそれで喜んでちゃ、オマエ(笑)」

金丸「オイ、当たり前だろ。やっと今日でちょっとアレかなあと。まぁちょっと思ったぐらいだよ(笑)。気になる程度になったかなと」

デスペラード「チャンピオンだぞ、オマエら。タッグのベルトを持ってるのはオマエらなんだから、タッグチームとして、オマエらが強くなきゃどうすんだよ。あぁ? それがオマエ、最後までボコボコにやられて、好きなようにやられて」

金丸「オイ、ジュニアタッグ・チャンピオン、しっかりしてくれよオイ。頼むぞ?(※先に控室へ)」

デスペラード「ようやく今日勝って……オマエ、(※手に持っていたIWGPジュニアのベルトを示し)コレのこともあんだろ。もうちょっと真剣に考えて、それからしゃべったらどうだ? あんまりなぁ、オマエのコメントは……面白い・面白くないってのは、人それぞれの受け取り方だからいいんだが、何にも感じねぇんだよ。な? テメェが考えて、テメェの言葉でしゃべれ。やりたくねぇんだったら、やりたくねぇって言え。やりてぇんだったらやりてぇって、心の底から言え。つまんないことしてんじゃねぇよ」

※鈴木はノーコメント。

 

▼第2試合 20分1本勝負
DOUKI
ザック・セイバーJr. 〇
タイチ
vs
邪道 ×
タンガ・ロア
タマ・トンガ
10分38秒  クラーキーキャット

◆試合後バックステージコメント


(※タイチが佐藤健太レフェリーの首根っこを掴みバックステージに連れてくると)

タイチ「あいつらの手下か? おまえら反則してるのか?」

(※佐藤レフェリーがえずきながら否定を示し)

タイチ「おまえらあいつの手下か? オイ、佐藤(健太レフェリー)! 覚えとけテメー! オイ、あいつらに加勢したらよ、オメーも一緒だぞ! わかったか! わかったか! 佐藤テメー、オラ! わかったか、オイ!! テメーも一緒だぞコノヤロー! クソレフェリー! やり直せ!」

ザック「あと何回やればベルトに挑戦できるんだ?1万回か? (日本語で)アトナンカイ?」

タイチ「必要ない。いらねーよ、もういって! 明日やらせろって! 明日でいい明日! 明日すぐ」

ザック「もうこの3対3タッグマッチは止めにして、さっさとタイトルマッチを決めろ。俺はもうとっくに両国でロアを倒したぞ。これ以上俺たちの時間を無駄にしないでくれ。なんだ、1対1の直接対決だと? ロアの野郎は自分を”SILVERBACK”と呼んでやがるが、”SILVERBOLLOCKS(キ○○マ)”の方がしっくりくるぞ。あいつがシングルで俺に勝てるわけがない」

タイチ「毎日毎日、ザックの溜まってるストレスの横でよ、なだめるの大変なんだよ。もういいだろこんなに何回も何回もいらねーだろ。やらせろよもう。どこだっていいんだよ場所なんてよ。なんかラダー使うんだろ? 外でいいよ外、建設現場でいいだろ。どこだっていいよ別に客なんていなくていいだろ。早くやらせろ。会長だけ来い。会長だけ見に来い。やってやるよ。もし俺らに勝ったらタッグやらせてやる? やってやるよそれを含めて。後悔するなよテメーら。やってやるからな。テメーら、誰も喜ばねーチャンピオン。俺はやってやるから。元の位置戻ってやるよ。それでな、テメーらみたいなな、いろいろ記録持ってるかもしんねーけどな、俺らが塗り替えてやるから。テメーらの汚えクソみたいな記録なんてよ、下ろしてやるよ」

ザック「タッグベルトを獲るのがこれほど難しいとはな。時々そこまで意味のあるベルトなのかって疑問に思ってしまうけど、俺たちは引き下がらないぞ。もう一度ベルトを獲って俺たちの手でもっと価値のあるベルトにしてやる。なんたって俺たちはタッグの神様だからな」

タイチ「アイツがいるからいけねーんだよ。邪道がいなくなればよ、人数合わねーんだよ。試合やることねーんだよ。殺しちまってもいいぞ別に」

DOUKI「オイ! いいのか邪道! やっちまっていいのか? いいんだな? やっちまってよ、オイ!」

タイチ「いいんだね、やっちまって」

DOUKI「いいんだね、やっちまって、オイ! オイ!」

タイチ「いいよ、やっちまえよ! いいんだね」

DOUKI「オイ! 邪道オイ! 俺わかっちまったんだよこんな何ヶ月もよ! アイツがよ、シングルやらねえやらねえっつってよ。オイ! 俺とやるのがこえーんだろ?」

タイチ「あたりめーだ」

DOUKI「俺とやって、負けんのがこえーんだろ? だからやんねーっつってんだろ? オイ! オイ! (※鉄パイプで床を叩き)シングルやんねーんならいいよ。オイ! いいんだなやっちまってなー!」

タイチ「いいよ、いいんだね。いいんだねやっちまって。その辺でやっちまえよ、駐車場でやっちまえよ」

DOUKI「オイ、やっちまうぞこのヤロー、オイ!(※鉄パイプで階段を叩きつけ)」

タイチ「いいんだね、やっちゃって」

DOUKI「オイ!」

ザック「DOUKI、お前も相当イラついてんな?」


ロア「ザック、挑戦させろさせろってお前もしつこいなま。前にも言ったはずだが、挑戦したいのなら、条件はシングルマッチで俺たちに勝ってからだ。分かったか? それが無理ならお前たちに挑戦権利はない! いいな? 毎日毎日背後から攻撃してきやがって。クソ野郎! 男なら正面からかかってこい! 正々堂々と闘ってこの俺に勝ってみやがれ! 話はそれからだ」

タマ「おい、タイチ、やる気になってくれて嬉しいぞ。いつもは自己中で自分のことにしか興味がないおまえも、アイアンフィンガーのこととなるとまるで別人だな。それもベルト以上に大事にしてるんじゃないか。まぁタッグのベルトはそもそもG.o.Dのものだから、俺にとっては好都合だけどな。タイチ、なんで俺たちの元にベルトがあるのか分かるか? それは俺たちがおまえらより強いチームだからだ。俺たちはおまえらより動きも速くて、身体も出来上がってて、マイクも上手い。それに使ってるヘアジェルだってお前らと違って高級品だし、肌もキレイな小麦肌に焼けてる。全てにおいて俺たちが上回ってるんだよ」

邪道「試合終わった最後によ、DOUKIのヤロウこれ(竹刀)持ってただろう? 見たかおまえら。これ持って俺に攻撃仕掛けただろ。この竹刀はな、そんじょそこらに売ってる、武道具屋さんで売ってる普通の竹刀と違うんだよ。俺の身長、リーチ、筋力、全てデータを取っての特注オーダー品だよ! おまえみたいになー、そこらへんの工事現場で拾った鉄パイプとはワケが違うんだよ、この竹刀は。もう頭にきた。クソヤローがオイ! これから最終戦まで、アイツの身体がもてば、あくまでもてばな? もてばシングルやってやるよ。オイ、あとは会社が決める事だ」

 

▼第3試合 20分1本勝負
YOSHI-HASHI
石井 智宏
後藤 洋央紀 〇
矢野 通
棚橋 弘至
vs
外道 ×
石森 太二
高橋 裕二郎
KENTA
 “キング・オブ・ダークネス”EVIL
15分28秒  GYW→片エビ固め

◆試合後バックステージコメント

石井「アイツ、結局何なんだ。何もインパクト残せてねぇじゃねぇか。明日がラストチャンスだ。だがよぉ、ただの前哨戦だと思ったらオマエ、痛い目あうぞ。あぁ!? オメェはもうそのまんまだ。そのまんまのレスラーだ」

矢野「オイ、EVIL、ディック東郷! (※黒頭巾を腹話術の人形のように出して)ルールが決まったな! ルールが決まったよ。俺が提案した『暗闇創造黒頭巾マッチ』に決定したよ、オイ! 分かるか! それに決まったってことはなぁ、オマエになぁ、恐怖を味わわせてやる、バカヤロー!」

後藤「オイ、いよいよラストだな。オイどうすんだ、石森。俺は絶好調だぜ、オイ! ミンチにしてやるよ」

棚橋「ヨシ! ホントにねぇ、(※親指と人差し指で『少し』を示し)毎日、毎日の過ごし方を少し気をつけるだけで、コンディションがグングン上がってきてる。ここ数年なかったかな、この感覚。ヒザの痛み、そういうものを筋力で補いながらね。さっき後藤選手が(絶好調だと)言ってたけど、いーや、俺の方が絶好調だから。

ヨシ! (※肩にかけたNEVER無差別級のベルトを示し)このNEVER、『逸材三原則』とシンクロしてるから。『疲れない=NEVER TIRED』。『落ち込まない=NEVER MIND』。『諦めない=NEVER GIVE UP』。オシ!ジェイが来ない、いない、前哨戦だけど、大丈夫。俺一人で、盛り上げてやるから」

YOSHI-HASHI「明日、いよいよシングルマッチ、オイ! とりあえず明日、オマエを叩きのめして、オイその棒、俺の所有物だからな、オイ! 明日返してもらう。覚悟しとけ!」

裕二郎「今ここで、約束するよ。明日、明後日の2日間で、全てを、ひっくり返してやるよ!」

KENTA「(※棒を持ってインタビュースペースに登場)オイ、見た? こないだの、こないだの後楽園のアレ、見た? 連れ去り。(※ビデオカメラに)見た?(※カメラ、うなずく) 目の前で自分の女連れ去られた気持ち、分かる? (※棒に)メッチャ怖かったよねぇ、アレね? ちょ、オマエ、何なんアイツ? 何なんアイツ?

しかもアイツから、棒ちゃんに対する思いみたいなの、(※棒に)全然感じないよね、アイツね? それで、聞こえなかった? 棒ちゃんの『ヘルプ・ミー!』っていう声、(※ビデオカメラに)聞こえなかった? (※棒に)ねぇ、棒ちゃん。でもああいう時はねぇ、『助けてー!』って日本語で言ってくれた方がスッと行くから。ね? (※ビデオカメラに)聞こえた? あの声、聞こえた? (※カメラ、うなずく) 聞こえたの? え、大丈夫?

……まぁいい、それは。(※棒に)ね、棒ちゃんね。で、明日はいよいよ、ブスとシングル。棒ちゃん、明日は俺、一人で行くから。棒ちゃんは来なくていいから。男と男の戦い、ね、棒ちゃんは控室で見てればいいから。マジ、ブス。アイツ、マジ、1対1で終わらせてやっから。タイトルマッチ前に、息の根止めてやるよ、あのブス。(※棒に)ね。

だから結局、俺が、何が言いたいかっていうと……(※ビデオカメラに向き直って、金八先生の声マネ?で)はい、先生、棒を手にしました。棒を手にするということはどういうことか分かりますか? 『棒を手にする』。

棒という字を、『てへん』に変えてください。『捧げる』という字になります。棒を手にするということは、お互いの思いを捧げ合うということです。皆さんにとっても、人生の棒を手にする日が来ることを、先生、心から願ってます。卒業おめでとう! 気をつけ! 礼!(※と、一礼)」

 

※EVILとディック東郷は痛そうに「クソッ!」などとうめきながらインタビュースペースに現れ、EVILは手にしていたイスに座る。

EVIL「オイ、いいか矢野。オマエがいくらあがこうと、勝ち目は、オマエにはねぇんだよ。なぜならば、闇は俺が支配してるからだ。つまり、オマエはもう死んでるってことだ。よく、覚えとけ! (※東郷に)行くか……(※と、連れ立って控室へ)」

石森「(※インタアビュースペースの床に座って)後藤! 栃木のコメント、見たけどよぉ。『ちびっ子に夢を与える』って何だよ!(笑) 俺、戦隊ヒーローショーやってるんじゃねぇんだよ! オマエは女々しい上に、頭も悪いのかよ! ま、天然なのかもしれねぇけど。……まぁいい。明日、俺が、またオマエから3カウント取ってやるよ。今夜は『消灯!』って言う前に、棒ちゃんの力じゃねぇ、また違う、女々し~い言い訳を考えて、それから寝るんだぞ」

※外道はノーコメント。

■次ページ(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンvsUNITED EMPIRE)に続く

<写真提供:新日本プロレス>

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