【新日本】NEVER6人タッグはCHAOSが防衛成功!YOSHI-HASHIも棒を奪還!後藤「以前の日常を取り戻すまで、生きて、生きて、生き抜こうぜ!」4.20後楽園<全試合結果>

▼第5試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
<第21代チャンピオンチーム>
YOSHI-HASHI 
石井 智宏
後藤 洋央紀 〇
vs
<チャレンジャーチーム>
石森 太二 ×
高橋 裕二郎
KENTA
※4度目の防衛戦
20分14秒  GTR→片エビ固め
※チャンピオンチームが4度目の防衛に成功

 

■後藤「YOSHI-HASHIの棒が帰ってきました。おめでとう、YOSHI-HASHI。そして、無事にベルト防衛しました、ありがとうございます!コロナ、コロナで、こんな時代になってしまいましたが、また超満員の後楽園ホールを見るまでは、オレたちは負けません!また、大歓声をもう一度聞くまでは、プロレスは負けません!以前の日常を取り戻すまで、生きて、生きて、生き抜こうぜ!以上!」


◆試合後バックステージコメント

KENTA「ちょ、座らせて。(※と、インタビュースペースの床に座る)何アレ? 見た? 最後の。ブスとキスしてんの! マジ気持ち悪い! 何アレ? 我に返ったよ! 我に返った、アレで! マジ、どうしてたの、俺? え、ちょっと待って、俺、昨日、人前で棒のこと『愛してる』って言った? 俺、言っちゃった?(※ビデオカメラ、うなずく)おかしいよ! どうかしてんじゃん! マジ、完全にイカレてるヤツの行動じゃん、それ! マジかよ! どうなってんだよ!

まぁ別に、そもそも、俺もあの棒の束縛キツくて、別れようと思ってたからちょうどいいよ、マジで。マジ、キツ! ほんで、何か、俺がたまたまTVで陸上の棒高跳び見てただけなのに、それでもうジェラシー感じちゃって、何か嫉妬されて当たってくるし。そんで俺が洗濯物干してたら、物干し竿にまで何か焼き餅焼いちゃって、おかげで俺ずっと部屋干し。どうなってんの? せいせいするわ! マジ怖い! ツイッターを見返すのが怖いよ!

連日俺、棒の話ばっかり。俺、どうかしてんじゃん、完全に! この1ヵ月ぐらい、どうしてたの、俺? マジ怖いよ、自分が! どうかしてた! 完全に目が覚めた! いや、怖っ! (※立ち上がりながら)結局俺が、何が言いたいかっていうと、結果、結果この、約1ヵ月……」(※CHAOS勢がインタビュースペースに到着し、YOSHI-HASHIがKENTAに詰め寄る)

YOSHI-HASHI「オイ! 取り返したぞ! ベルトも、棒も、取り返したからな、コノヤロー!」

KENTA「冷めたわ! そんなんどうでもいいわ! テメェとコレのキス見て、寒気がしたよ! 吐きそうだから、マジで!」

YOSHI-HASHI「オイオイオイオイ!」

KENTA「目ぇ覚めたわ!」

YOSHI-HASHI「覚めてくれてよかったよ」

KENTA「何言ってんの?」

YOSHI-HASHI「オマエにとっちゃただの棒かもしれないけど……」

KENTA「棒だよ。誰にとってもただの棒だよ!」

YOSHI-HASHI「俺は帰国してからな、この棒と一緒に……」

KENTA「棒って言ってんじゃん!」

YOSHI-HASHI「棒って最初から言ってるよバカヤロー!」

KENTA「棒だろ?」

YOSHI-HASHI「棒だよ!」

KENTA「俺が棒ちゃんって言ったら『俺は違う』って言ったじゃん!」

※ここで石井が「もう下がれ、コノヤロー!」とKENTAに襲いかかり、ともにもみ合いながら控室へ

YOSHI-HASHI「(※棒を持って)ただの棒だけどよ、俺は帰国して、どんな時もこの棒を持って入ってきたんだ。アイツは女とか言ってたけど、俺にとってはそんなことどうでもいいんだよ! 帰国した時、前の棒は、もっと違う形してたけど、この棒で殴ったり、投げたりしてたよ。でもなぁ、オイ、帰ってきてから苦楽を共にした俺の戦友だからな。やすやすと持ってくんじゃない。しかもアイツ、人のことを殴りすぎて、曲がっちまったじゃねぇか。見とけよ! (※ビデオカメラに示しながら)撮っとけよ、コレ、オイ! アイツが殴るから曲がっちまったじゃねぇか! 弁償しろ、コノヤロー! 言ってんだろ、棒が帰って来る時も一瞬だ。俺がなぁ、オイ、『物事が変わるのは一瞬』(と言ってるのは)、そりゃあいいことだけじゃないよ。悪いことだって、一瞬で悪夢を見た時もあったよ。でもな、そんな時でも、歩みを止めないで、何かしら積み上げてきたから、今俺はこうしてここにいるんだよ。何もなければな、今ここに、こうして立ってねぇよ。オイKENTA、ヨソから来てなぁ、たやすくなぁ、俺のことを口にすんじゃねぇ、バカヤロー。ふざけんじゃねぇ。俺は、テメェがなぁ、思ってる以上の、思ってる以上の、どんな時でも、歩いてきたんだ。そんななぁ、たやすいもんじゃねぇんだコノヤロー。ふざけんな、バカヤロー」

後藤「棒がどうのこうの、そんなことはどうでもいいんだ。勝ったのは、(※肩にかけていたベルトを叩いて)俺たちという事実。そこが大事なんだよ。まぁこんな時代だよ。今日の試合を見たお客さんがね、明日への活力になってくれる、そんな試合だったと、一人でも思ってくれれば、俺は幸いだよ」

石森「(※インタビュースペースの床に座り込んで、首の後ろを冷やしながら)クソッ! やられたよ……。穴があったら入りたいのは、俺の方だよ。やられたけどよぉ、俺はこれから立ち止まる気は毛頭ない。ジュニアのベルトはもちろんだけど、これから先、石森太二の対ヘビー、対無差別級への扉は、開いたと思ってるよ」

※裕二郎はノーコメント。

<写真提供:新日本プロレス>

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