【新日本】タイチ&ザックがIWGPタッグ奪還!約1年半ぶりにディーバあべみほも登場<6.1後楽園・全試合結果>

▼第4試合 30分1本勝負
YOSHI-HASHI
石井 智宏 
後藤 洋央紀 〇
オカダ・カズチカ
vs
BUSHI
SANADA 〇
内藤 哲也
鷹木 信悟
14分31秒  後藤参式

■試合後バックステージコメント

石井「(※NEVER 6人タッグベルトを頭の高さに掲げ)ロス・インゴ、本気で獲りにきてんのか、オメェら!?」
 
後藤「よっしゃ! いよいよ明日、5度目の防衛戦だ(※と言いながら肩にかけたベルトを叩く)。明日もしっかり勝って、最多防衛記録、更新したいと思います」
 
YOSHI-HASHI「いま、そう、最多防衛タイ記録。現在。明日、必ず更新する。必ずだ」
 
オカダ「まあ、僕の中で別に復帰戦だなんて思ってないですけども、まあ実際ね、前回の(5.3)『(レスリング)どんたく』の試合から間は空いたわけだし、別に普通の試合をしただけ。まあ、でも、いろいろな不安な中でも、こうやってね、(NEVER 6人タッグ)チャンピオンと組んでね。またあの3人の勢いというのをもらったんで。またタイトルマッチ(IWGP世界ヘビー級王座決定戦)に向かってやっていきたいと思います。まあ、今日が最後の前哨戦だったんでね。鷹木さん、相手にとって不足はないんじゃないかな。『NEW JAPAN CUP 2021』準優勝ですし、1回挑戦して負けたとはいえ、チャンピオン(ウィル・オスプレイ)がいなくなってしまったわけですから。まあ、先頭にそのまま居座ってもおかしくないだろうし…。ただね、俺と対等にモノが言えると思うなよ!? しっかりと教えてやったろ。もうな、見てるレベルも、住んでる世界も、プロレスラーとしてのレベルも、だいぶ違うんだよ。ただ、次の闘い、ベルトが絡んでいるかもしれないけども、こういう状況の中、しっかりとひっくり返すいい一戦になるんじゃないかなと思います。ベルトを持った上で、次は、まあ本当であれば、東京ドームで闘う予定であった相手と、しっかりと闘って。自分の中でも消化したいんで。まあ、何があろうと、いろいろあったけども、ひとつだけ言わせてもらうと…プロレスラーは超人です」
 
鷹木「オカダの野郎、スカしやがって。復帰祝いに強烈なの食らわしてやろうと思ったのに。まあ、それでもオイ、オカダ。元気そうじゃねぇか、オイ。6.7大阪城ホールは、もっともっと元気100倍できてくれよ? な? それにしても! 新日本プロレス、よくぞカードを組んでくれたな。よくぞ俺に! もう1度チャンスくれたな? 心から感謝するよ。まあ、山が動いたんだ。オカダ・カズチカが動いたんだ。カード決まったら、オイ、もう安っぽい言葉いらねぇよ。あとは大阪城ホールに向けて、最高のベストコンディションで臨むだけだ。それから、内藤がなんだかよ、俺に対して『嫉妬してる、嫉妬してる』って言ってたけど、内藤! 嫉妬するのちょっと早くないか、オイ!? オイ内藤、お前にはもっと! 嫉妬させてやるからよ。そのためにも! 6.7大阪城ホールは…オカダ・カズチカに勝ってやる」
 
BUSHI「NEVER無差別級6人タッグのベルト、タイトルマッチが、明日の後楽園ホールのメインで決まったようだな。チャンピオンチームがもし勝ったら、あのベルト、最多防衛記録が更新されるそうじゃん。でもそれは、“もし勝ったら”の話だよな!? 試合後にベルトを手にしてるのは俺たちだよ」

内藤「いよいよ明日、NEVER無差別級6人タッグ選手権試合。もちろん、NEVER無差別級6人タッグ王座が最終目標ではない。それは、BUSHIも、SANADAも、そしてチャンピオンチームであるYOSHI-HASHIも、後藤も、石井も、同じでしょ。でも、いま、俺はNEVER無差別級6人タッグ王座に集中してるし、明日はNEVER無差別級6人タッグ王座を獲るために、ここ後楽園ホールへ来ますよ。俺たちがNEVER無差別級6人タッグ王座を獲ることが、鷹木への援護になるとは思わない。それは別物でしょ。でも、プレッシャーはかけられるかな? 明日は、そういう意味で俺たちにとって負けられない闘い。ワクワクするぜ、カブロン!」
 
※SANADAはノーコメント

 

▼第5試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合
<第88代チャンピオンチーム>
タンガ・ロア
タマ・トンガ ×
vs
<チャレンジャーチーム>
ザック・セイバーJr. 〇
タイチ 
26分08秒  天翔ザックドライバー→エビ固め

※チャンピオンチームが3度目の防衛に失敗。タイチ&ザックが新チャンピオンとなる

■ザック「おい、コーラクエンのバカたち、ヨカッタネ?ここでもう一度オマエたちに教えてやる。俺たちデンジャラステッカーズ日本のみならず世界一のタッグチームだ!ワタシニホンゴ、シャベレナイネ。ニホンゴ、チョームズカシイ。タイチ、ニホンゴ、オネガイ」

■タイチ「日本語、メッチャしゃべってんじゃん。ちょっと、なんて言っていいかわかんねえけど、苦しかった。苦しかった、今日は。この前も言ったとおり、身を持ってわかったよ。いくら治ったっつってよ、やっぱ苦しいよ。苦しいよ、こんなによ。だけど、気持ちだよ、あとは。俺はザックとの約束を果たすために。今日、どうなってもいいと思った。だけど結果、これが戻ってきてよかったよ。ザック、ゴメン、いっぱい待たせて(ザックは『イイヨ』と返答)。わかる?日本語。まあ、こうやって来てるけどよ、オメーらもいつどこで、俺みたいな目に遭うかわからねえぞ?ちゃんと家帰って、手洗いうがい、いっぱいしろよ。夜の街に飲みに行くんじゃねえぞ。オネーチャンのとことか行くなよ。まあ、行ってもいいけど、気をつけろよ。ザック、やっと戻ってきたよ、どうする?(ザックは『アトデ』と返答)。俺もわかんねえよ、この先。とりあえず、ザックとの約束を果たせてホッとしてる。それだけだ。あんなクソみてえなヤツらがよ、記録いっぱい塗り替えたかもしれねえけど、そんなもん、俺とザックで全部塗り替えてやるよ。俺らが最強だろ。この先も俺とザックが、ここの中心になってやっていくから、オマエら、わかったか、コノヤロー」

■試合後バックステージコメント

ザック「ZIMAはどこだ? 大丈夫か?(※日本語で)スゴイヨ! アベチャン…タダイマ」

あべみほ「ただいま」

ザック「いや違うな。俺が言うのは『オカエリナサイ』か。やっぱり俺の日本語はダメダメだ。6ヶ月…ロッカゲツグライ…ドームでベルトを失ってから6ヶ月経って、やっと獲り返せた。でも、この半年の間に(アメリカのロックバンドの)Weezerはアルバムを2枚もリリースした。1枚だって誰も聞きたがらないってのに。今までG.o.Dのことをコキ下ろしてきたが、あいつらの威力はヤバい。なんであいつらが7回もこのベルトを戴冠し、『WORLD TAG LEAGUE』を優勝できたのかようやくわかった。あいつらはたしかにバカだけど、あいつらのおかげで俺たちは限界を超えられた。あいつらにさんざん弄ばれたおかげで忍耐力も鍛えられたよ。でも、今日俺たちはあいつらを超えた。いまウイスキーがあれば最高だ。なんならこの際、ZIMAでもいいぞ。どこだ? 6ヶ月も待ったんだから飲ませてくれよ。まだスポンサーだよな? ノミタイヨ! ここ(バックステージ)ヒデェな。壁にペンキでも塗ったらどうだ?(後楽園ホールは)プロレスの聖地だろ? にしてはヒドいぞ」

タイチ「声ももう枯れたわ。ずっと声も出してねぇもん。おかしくなっちまったよ。頭痛い。なんだよ。どうなるかと思ったよ。体よりやっぱり気持ちだな。やるっていう気持ちとザックとの約束と。だから、(コロナに)感染しているヤツが世界中にいっぱいいると思うけど、不安な気持ちで負けたってなる気持ちもわかるけど、それを一歩乗り越えたらまた強くなるんじゃねぇか、全員。今日の俺みたいにな」

ザック「お前のコンディションは最高だ。大丈夫だ」

タイチ「本当にザックにはありがとうしかない。いつもザックは俺に優しい。どんなときでも俺に優しくしてくれる。こうやって今日も万全な状態を作ってくれて、もうちょっと先にあのとき出てたら倒れてたかもしんねぇな。今日でよかったよ。さすがだよ。それとザックにありがとうって当たり前のことだけど、絶対に言いたくねぇけど、あんなヤツらに言うつもりも言いたくもねぇけど、G.o.D、お前ら……いやありがとうとは言わねぇよ。だけど、俺がコロナに倒れて、お前らも知ってたんだろ、その情報は。よく逃げねぇで日本で待ってたな、俺らの挑戦を。その気持ち、テメェらがどんな気持ちで日本にいたのか、さっさと帰ってもいいところをよ。お前ら、そんなツラして優しいんだな、本当は。俺には優しいんだろ。俺とザックのことをお前らは待ってたのか? どんなつもりか知らんけどよ、ありがとう……とまではいかねぇけどよ、まあ今日はそう思ってやるよ。だから、またお前ら、明日か明後日か、また来るだろう? いつだって、またやってやってもいいよ、テメェら。まあ、ザックはイヤだって言うだろうけどな。G.o.D、ノーモア?」

ザック「いまは少しG.o.Dを認めてやるが、もう絶対にあいつらとは試合したくない。6回やってついにあいつらに勝った。この半年、ずっとあいつらを追いかけてきたが、今日でやっと決着はついた。もし、俺たちがベルトを落とすことがあれば、次期チャンピオンチームに挑戦すればいい。でも、それは遠い未来の話だ。1度はつまずいてしまったが、再び俺たちの手でこのタッグのベルトの価値を高めていく。いまこの団体はいろいろと大変だが、俺たちデンジャラステッカーズがいればすべては大丈夫だ。俺たちが世界一のタッグチームだと心からそう言えるが、いまは世界を飛び回ることができない。だから、ここ日本で防衛戦をしていきたい。日本のタッグチーム、誰でもいいぞ、挑戦を受けてやる。俺たちはここで待ってるぞ、ダーリン。それでZIMAはないのか? 体型キープのためにZIMA ZEROにしてくれ」

DOUKI「ZIMAはどこ行ったんだよ!」

タイチ「(※自分の腹を擦りながら)こんなに痩せてよ。30kg痩せたよ。どうすんだよ。俺、いま55kgしかない。(※DOUKIに向かって)今日、お前立ってたな、最後? お前の力もあるよ。最後、お前と金丸でいたのは俺らに挑戦するつもりか?」

DOUKI「俺と金丸で挑戦?(笑)」

タイチ「厳しいな。金丸では厳しいな」

DOUKI「金丸は厳しいな(笑)」

タイチ「(※ザックとあべみほに向かって)またやろうぜ、3人で」

ザック「今日、俺たちのためにZIMAを用意しなかったこと、忘れないからな」
 
 
※G.o.Dはノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>

 

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