【新日本】NEVER6人タッグは第三世代が奮闘するも王座奪取ならず!試合後、石井をEVIL&東郷が急襲!!<7.2東京・後楽園大会:全試合結果>

新日本プロレスは7月2日(金)、後楽園ホールで『KIZUNA ROAD 2021』最終戦を開催した。

メインではNEVER無差別級6人タッグ選手権が組まれ、王者の後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI組が、前夜シングル対決を行った第三世代トリオ天山広吉&小島聡&永田裕志組を迎え、7度目の防衛戦が行われた。

試合結果は王者組の後藤が小島を仕留め、激しい戦いに終止符を打った。

そして試合後に事件が起こった!

各試合結果、試合後バックステージコメント全文掲載。

映画『ゴジラvsコング』Presents KIZUNA ROAD 2021
日時:2021年7月2日(金) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:483人

<試合結果>

▼第1試合 20分1本勝負
飯伏 幸太 〇
vs
辻 陽太 ×
12分10秒  高角度逆方エビ固め

■試合後バックステージコメント

飯伏「素晴らしいですね。若者とやると凄くエネルギーをもらえるというか。あんなね、回す人もなかなかいないっすよ、今。素晴らしい発想だったりを持ってるなと今日は辻から思いましたね。いやあ、本当に凄いですね。……で、一つだけ言いたいことがある。この間、上村とやった時のコスチュームを憶えてますか? 

僕は1.4で穿いたコスチューム、これを上村戦で穿いて、今日のゴールド。わかりますか? 1.5東京ドーム、その時に着たコスチューム。これは将来二人が東京ドームのメインでやれるように。勝ち負けじゃないですよ。気持ちがやっぱり入ってるし、目の輝きが違いますよね。本当にギラギラしてた。自分もそうだったから。気持ち良かったな。凄い気持ち良かった。もっともっとやりたいですね」
 
 

辻「俺はこれで10試合シングルを戦った。戦う前は海外に行けない燻っている今の自分をどうにかしたいと思っていた。だがな、この10戦を終えてみて、棚橋さんや飯伏さん、オカダさんと戦ってみて、今の自分が歩んできたこの道のりは間違いじゃなかったって気づいたんだ。

このまま自分を信じて俺は突き進むだけだ。海外に行こうと、日本でこのままやっていこうと俺は俺の道を進む。それだけだ」

 

▼第2試合 20分1本勝負
上村 優也 ×
vs
鷹木 信悟 〇
11分03秒  パンピングボンバー→体固め

■試合後バックステージコメント

鷹木「(※IWGP世界ヘビーベルトを左肩にかけ)上村! お前、最高じゃねぇか。なあ? メチャクチャおい、あいつ元気いいなぁ。ヘタしたらな、飯伏より元気いいんじゃねぇのか!? なあ!?俺らが忘れかけていた反骨心、間違いなく持ってるよ。なあ、ヤングライオンが、入場しても、試合後でも、(※ベルトを平手で叩き)このベルトに手を伸ばそうとしてんだから、素晴らしい精神だ。

だが俺は! そんなヤングライオンな上村でも、“試し斬り”を撃つつもりはない! 見たろ? 最後のパンピングボンバー? あれは間違いなく“マックスパンピング”だよ。言ったろ、オイ! 次、このタイトルマッチは、お隣の東京ドームだ。(※右腕を誇示し)この右腕で、特大ホームランを打ってやろうじゃないか! もちろんボールは…飯伏幸太だ」
 
 

上村「(※腹を押さえて苦しみ、しばらく言葉を発することができず)まったく…歯が立たない。(※床に両手をついて顔をうずめ)勝つどころか、まったく俺の攻撃が効いてない。ああ、悔しすぎる! (※起き上がり)…絶対、強くなって、デカくなって、あのベルトを絶対に巻いて、俺がもっとプロレスを盛り上げる。ありがとうございました!」

 

▼第3試合 30分1本勝負
鈴木 みのる
金丸 義信
エル・デスペラード 〇
vs
邪道 ×
エル・ファンタズモ
石森 太二
11分08秒  マフラーホールド

■試合後バックステージコメント

デスペラード「ようやく長い長い前哨戦……そんなに長くなかったか? 言うたって、あいつがシングルの挑戦表明してからどれだけ経った? だいぶ経っただろ。まずタッグ。で、次はシングルをいただくと。まあな、3Kのほうがやるんだったら安パイだもんな。先に勝って勢いをつけようっていう気持ちはよ~くわかる。先に俺とやって……まあ勝とうが負けようが勢いっつうのはさ、やっぱ勝つとつくんだよ。だから先に3Kみてえなチャンピオンなのに強いイメージのない奴らがベルトを獲ろうとしたのはよくわかるよ。そのあとだ。勢いだけで獲れると思うか? まあ、言うても石森、お前は……まあ俺に勝手に思っているだけだぞ? これを見ている有象無象がどう思っているか知らん。世界のトップクラスの選手だっていうのはよくわかる。そのつもりだしな。

だってそうだろ? 単身アメリカ行ったり、イギリスとかメキシコとかそのへんは行ったか知らんけど、要は海外で自分の名前だけでオファーを受けて、その国の人間ととんでもない試合をしてお金を稼いで生活をしていた人間だ。それだけのポテンシャルを持っている。そんな奴とやるからこそ、このベルトに価値があるんだ。俺自身に価値があるわけじゃない。そういう奴とやって俺が勝つから、ベルトに価値が生まれる。ベルトの価値ってそんなもんだろ、多分な。俺が思うに。俺自身に価値があるとは一切思っていない。だから、ベルトの価値と俺の価値を上げるためにも次のタイトルマッチは存在する。これで負けてみろ、お前。口が達者なだけで、試合で大したことは見せられず、結果も残せず、ずっとウマ娘に課金しているだけのどうしようもないレスラーになっちまう。世界一になるために俺はここで何でもしてやる。このベルトを世界一にもう一回しないといけない気がするから」

※鈴木と金丸はノーコメント

石森「デスペチャンピオン様、俺の挑戦楽しんでくれているみたいで何よりだ。それに俺との戦いのあとに何かが欲しいだって? 

安心しろ。3カウントのあとに圧倒的な敗北感を、お前よりもたっか~い壁がここにいるっていう現実を思い知らせてやるよ」

ファンタズモ「(あとからバックステージに現れ、持っていた水を石森に渡し)水分補給を忘れるなよ。1週間後には新IWGPジュニアヘビー級王者、”ボーン・ダディ”タイジ・イシモリが誕生する。イシモリが何てコメントしたのかは知らないが、多分俺たちはニュージャパンで一番かわいいタッグチームとかそんなとこだろう。それかきっと俺の新作Tシャツを褒めてくれてたんじゃないか?

ジュニアのベルトは全てBULLET CLUBのものになるぞ。それが俺たちのゴールだ。サッポロが待ちきれないぜ。(石森に)大丈夫か? 汗びっしょりじゃん(と言って、石森の背中をタオルで拭く)。もう行くか。コメントは以上だ。(と言いつつ、一人でカメラの前に立ち)次はサッポロだな。今日はTシャツの白バージョンを初お披露目したぜ(と言いながらTシャツを広げて見せる)。

ツイッターでニュージャパンの公式アカウントに販売を頼んでくれよ。さもないと来年まで待たされるかもしれないぞ。見たらさっさと呟け。じゃ、BULLET CLUBイチかわいいタッグチームの俺たちはもう行くぞ」

※邪道はノーコメント

■次ページ(セミ・メイン)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

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