【新日本】NEVER6人タッグは第三世代が奮闘するも王座奪取ならず!試合後、石井をEVIL&東郷が急襲!!<7.2東京・後楽園大会:全試合結果>

▼第4試合 30分1本勝負
BUSHI 〇
SANADA
内藤 哲也
vs
DOUKI ×
ザック・セイバーJr.
タイチ
12分13秒  エムエックス→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

内藤「次はいよいよ、札幌大会。タイチ選手は地元である北海道にチャンピオンとして、そしてメインイベントの試合ができるということで、これはもうタイチ選手のための札幌大会でしょ。しかも、7月11日、札幌2連戦2日目は、タイチ選手の応援団が“トレスミル”3,000人も! 来るらしいじゃん!? これは絶対に負けられない闘いだね。ぜひ、地元・北海道のお客様に“偉大なチャンピオンチーム”の力を、存分にお見せしてあげて下さいよ。俺とSANADA相手に、防衛できるんならね。カブロン!」


 
※SANADA&BUSHIはノーコメント

 
 
タイチ「(※コメントスペースに膝をつき、床にIWGPタッグベルトを置いて)まったく問題ない。やっとだな、内藤。そうだよ、それでいいんだよ。そうじゃないとお前、札幌、変わっちまうぞ。まだ日があるんだから、何が起きるかわかんないんだ。対戦カードが変わるか? 大会がなくなるか? どうなるか? まだわかんねぇんだぞ、内藤。それでいいんだよ。ムカついたよ(苦笑)。ムカついてきたよ。それでいいんだよ、内藤。な? 獲りたいんだろ、純粋に俺らの(ベルト)。(俺たちは)“偉大なチャンピオン”だもんな、お前が言う。“偉大なチャンピオン”。だからこそ10年ぶりに欲しくなったんだろ? このタッグが価値上がったから。“収穫時期”だと思ったんだろ。テメェの10年前から比べて。だったらいいじゃねぇか。その素直な気持ち、本当だったら、認めてやる。(※ザックに)ついでに言うことない? 問題ない?」

ザック「(※タイチの横で床に座り込み)コレ(脚)イタイ。内藤、今日はえらく気合い入ってたじゃん。でも、本番も同じ手が通用すると思うなよ。今日はお前にしてはよくやったが、それが何だって言うんだ。タッグチャンピオンは俺たちだ。お前らにこのベルトは獲れない。こんな6人タッグマッチだろうがなんだろうがどうでもいい。BUSHIの野郎…。内藤、(札幌で)タッグチャンピオンの力をお前たちに思い知らせてやる。内藤、お前もかつては(裕二郎と)タッグで闘ってたんだよな? あのチームはどうなったんだ? それからセーヤ(SANADA)、お前はタッグのベルトを巻いてたことがあるが、それももう遠い昔の話だよな。現在ベルトを巻いているのは俺たちだ。ニュージャパンのマットで俺たちデンジャラス・テッカーズを倒せるチームはいない。今日の結果なんて重要じゃない。今日のところはお前たちが勝ったかもしれないが、札幌でお前を“トランキーロ”にしてやる。以上だ」

タイチ「(※ベルトにタオルをかけ)札幌から発売されるらしいな。俺らがこうすればもっと売れるだろう。(※立ち上がり)いいじゃねぇ。まあ、ザック、内藤のことはいいよ。内藤はあれはダメだよ。内藤のことは俺に任せろ」

ザック「札幌でやってやる(※と言い残して立ち去る)」

タイチ「(※1人で残り)SANADAは手強い。内藤は俺に任せろ。札幌でな、内藤の扱い、慣れてるんだよ。内藤はどうすればいいか、札幌でさんざんやってきたからな。全部、終わりにする」
 
※DOUKIはノーコメント

 

▼第5試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
<第21代チャンピオンチーム>
YOSHI-HASHI
石井 智宏 
後藤 洋央紀 〇
vs
<チャレンジャーチーム>
永田 裕志
小島 聡 ×
天山 広吉
26分50秒  GTR→片エビ固め

※ チャンピオンチームが7度目の防衛に成功

■後藤「第三世代は、強かったです。ただ、俺たちの絆はこんなところでは負けません!間もなく、オリンピックが始まりますが、オリンピックより熱い試合を、これからも俺たちは見せていきたいと思います!これからの俺たちから、これからの!新日本プロレスから、目をそらすなよ!最後はYOSHI-HASHIのいつもの、気持ちいいやつで締めてもらいます!」

■YOSHI-HASHI「俺が言いたいのは、後藤さんが十分しゃべったので、俺がもう一度念のため、確認のために!この言葉を言わせてくれ!このNEVER6人タッグベルト、俺たちが防衛し続けるのは!」

ここで突如場内が暗転し明かりが戻るとEVIL&ディック東郷が乱入し、東郷がスポイラーズチョーカーで石井の首を締め上げ、EVILが仕上げとばかりにEVILを見舞うと石井はKO状態となり、CHAOSとBULLET CLUBの遺恨が再燃した。

■試合後バックステージコメント

後藤「一難去ってまた一難か。でも大丈夫だ。石井さんがこんなとこで止まるわけねえよ。必ず百倍に、千倍にしてやり返してくれるはずだ」

YOSHI-HASHI「オイ、EVIL! ベルト投げ捨てやがって、この野郎! ふざけんな、オイ! NEVERの6人のベルト、獲れねえってわかったんだろ? EVIL、この腰抜け野郎が! ふざけやがって、この野郎! オイ、暗い所でやってやってもいいぞ、この野郎! この腰抜けが!」


 
※石井は若手に背負われてノーコメントで控室へ

 
EVIL「(東郷と一緒にイスを持ってきて、それに座り)NEVERシックスメンのベルトなんてな、どうでもいいんだよ。石井、てめえが目障りなんだよ。サシで潰してやるからな、よく憶えとけ! よし行くぞ」

 
 
小島「凄く濃密な2日間だった。いや、前哨戦から辿ればもっともっと濃い数日間だった。この言葉が合ってるかわからないけど、俺は、いや俺たち第三世代はいろんな人に生かされてるんだ。それを感じた。様々な人に感謝して、この痛み、このつらさ……(と言っているところで、永田と天山が駆けつける)」

永田「(小島に向かって)ありがとうございました」

天山「コジ、すまん。最後、俺たちがセーブできなかった」

永田「申し訳ない。でも、胸張っていいと思いますよ」

小島「いや、その一言で凄え救われた。いろんな人からそうやって言われて、味方の永田裕志、天山広吉からもいろんなことを言われて、凄え濃い数日間を過ごせたと思います」

天山「俺たちが、俺たち第三世代が、団結して3人が一つになって、あいつらに立ち向かっていく。どれだけのお客さんが期待してるのか? いや、そんなことは関係ない。俺らは組みたいから組んで、あの3人の前に立って勝負してやろうやないかって、そういう気持ちでいましたけど、結果はしょうがないですよ。これで勝ったら一発で獲って、『なんやあいつらチャンピオン、軽いやんけ』って。それは言わないけど、一発でなかなか獲れないぐらいね、あいつらもしぶといし強いし、正直こんなんでやられるとは思わなかった。でも、コジに託したけど連帯責任ですよ。俺ら第三世代、もう一回明日からスクワット3000回やって、もっと鍛え直して、まだまだあいつらに負けんようにやるしかないですよね。なあ、永田!」

永田「はい。我々の諦めない気持ちというかね、もう29年、30年、この新日本マットで戦ってきた我々の意地、戦いっていうものを奴らに、我々と戦うことで改めてわかってもらえたと思う。辞めろって言われても、絶対あいつらに言われて辞めることは100%ない」

天山「ないない」

永田「何か俺たちの戦いが奴らの気持ちを動かした。それを少しだけ感じられた。あの石井が先頭切って来たのが信じられませんよ」

天山「あれはビックリ。一番サプライズだったね。あの石井がね。まさかやけど、それぐらい俺らももっともっと熱い試合であいつらの心を動かして、何か起こるんちゃうかっていうのを見せたよな、永田」

永田「俺ら与えられた試合を、数少ない試合を全力で常に戦って、いつ何時戦いの舞台を用意されても、そこに立ち向かえるよう常に我々は用意しているわけですから。だからこうやって急にタイトルマッチが決まったって、あれだけの試合ができる。棺桶に片足を突っ込んでるわけじゃない。俺らの戦いはまだまだ続く。年齢なんてクソ食らえだ!」

天山「まだまだ! もっともっと組んでまたチャレンジしようぜ! こんなんで終わりちゃう。なあ、コジ?」

永田「頑張りましょう」

天山「頑張ろうな! よっしゃ!」

<写真提供:新日本プロレス>

 

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