【SEAdLINNNG】7.11後楽園ホール『高橋奈七永25周年記念大会☆ARIGATOU』に向けて各選手が意気込み

1日(木)16:30よりシードリングが市ヶ谷チョコレート広場にて記者会見を開き、7・11後楽園ホール大会の全対戦カードを発表した。

冒頭で高橋奈七永は「25周年ということでスペシャル・エキシビションマッチを組ませて頂いたりとか、この大会を通して私から皆様への感謝が伝わるような、そしてこれからのパッションを感じて頂けるような大会にしたいと思っております」とあいさつ。出場選手がそれぞれ意気込みを語った。

▼第1試合 ~OPENING POP UP!~20分1本勝負
花穂ノ利&水森由菜
vs
海樹リコ&笹村あやめ

リコ「ナナエ! 25周年おめでとう♪」

奈七永「ナナエじゃねぇよ」

リコ「自分の1周年2日前でもあるんですけど、ナナエのことしょうがなくお祝いしてあげようと思っています」

奈七永「ナナエじゃねぇよ!」

リコ「セミでは朱崇花さんがタイトルマッチで、2試合目では真琴さんが新たにラスエゴに入った堀田祐美子と組むので、1試合目! 私たちが組んで元気に盛り上げて! 勝利も収めて!…しょうがなくですけどもナナエのお祝いをしてあげようと思います!!(笑)」

笹村「イエーイ! “ありがとう”の大会ということで、私はホントこのシードリングさんという団体にすごい育ててもらったと思っているので、その感謝の気持ちを込めてリコと一緒に『前前前世双子タッグ』でオープニングマッチから盛り上げていきたいと思います!(笑)」

穂ノ利「自分は新木場2DAYS大会のイリミネーションマッチ(※6月16日)で、海樹リコと笹村あやめさんと当たったんですけど、そこで“リコとやり足りないな”って思ったし、笹村さんから負けてしまってすごい悔しいので、11日は2日をブッ倒しに行きます! そしてなんか…(リコ&笹村を見て)シャツをお揃いにしちゃってるんですけど、タッグの息はどうなんですかね? 自分は必ず真っすぐに行きます。そして奈七永さんの25周年大会、シトラスの風! ヤング・シトラスの自分がこのラスエゴ2人から勝って、ハッピーにいきたいと思います!!」

水森「シードラーの皆さんお久しぶりです、トロピカル~♪ヤッホー!! ゆなもんで~す!! 実はシードリング、久っっっっっさしぶりの参戦なんですよ! なので今回は特に奈七永さんの25周年もあって気合いが入っております。私の未来を自分の力で示すには、この第1試合、勝たなければいけないと思っております!! 皆さんこの興行は何から始まると思いますか? 第1試合からでしょうが!!…ということは第1試合がなければその後の試合は続いていかない。第1試合が1番大事なんですよ-ーっっ!! この私が風を吹かせてトロピカルでフレッシュな第1試合にしてやるよ~っ!!」

━━水森との対戦について。

笹村「自分は対戦したことがあって、体格は負けてるけれどパワーでは負けたくないなと思う選手の1人なので。実際負けてるとも思わないですし、今回対戦する穂ノ利は私は眼中にはないので。水森選手とバチバチにやり合いたいなと思っております(笑)」

リコ「自分は初対戦。自分がシードリングのファンだった時に奈七永さんと水森さんのシングルマッチがホントにすごかったっていうのを見てて、“あっ対戦する!”と思って。試合はホントに楽しみなんですけど、花穂ノ利ばかりを見てるわけではないんですけど、1番はこの横にいる人(穂ノ利)なので…。水森選手はさっきちょっとうるさかったので、元気では…」

水森「(突然叫んで)わーーーっ!! フレッシュ!!」

リコ「(大声で対抗して)自分もうるささでは負けてはないので、試合で見せてやろうと思っています」

━━お揃いのシャツにはどんな意味が?

2人「イチゴ…」
(“腐ったイチゴ”という話から4人が騒ぎ出して収拾つかず)

水森「自分はですね、上とか下とか全部見てます。360度みんなのことを見てると思っているので。リコ選手も、もちろんあやめ選手も私はぶつかっていくつもりでございます。声でも実力でも負けるつもりはありません!!!」

リコ「今、服の話なんですけど…(苦笑)」

━━重要なオープニングマッチだが。

笹村「私たちは組んだ回数はそんな多くないものの、見た目が似ているという時点ですごいお互いを意識し始めて。2人にしかない、2人だけのタッグを目指していきたいなと思っているので、私はそこをぜひ見てほしいなと思います! ね?」

リコ「はい! 自分はとりあえず今は花穂ノ利にだけは負けたくないので、自分が花穂ノ利に勝つところを見て頂いたいなと思ってます」

穂ノ利「ラスエゴ…なんか自分にとってすごい気にくわない2人なので。ブッ倒しにいって、もちろん海樹リコから自分は3カウント取って勝つんで。そして元気で明るく、楽しく! バチバチに、勝ちにいきます」

水森「そうだね! 初めても回数も私は関係ないと思ってます。それぞれの選手個人のモノっていうのはあると思うんです。穂ノ利選手と自分は選手としては違うかもしれませんが、それぞれ持ってるモノは今しゃべっただけでも感じるので。11日、自分を完全に出しにいってこのタッグで勝つつもりです。なので皆さん、応援するのは“トロピカル・フレッシュ”のほうでよろしくお願いしま~す!!」

穂ノ利「風、吹かせちゃいま~す!!(笑)」

▼第3試合 25th ANNIVERSARY スペシャルエキシビションマッチ~夢の7分間~
高橋奈七永&中西百重with前川久美子
vs
さくらえみ&夏樹☆たいよう

奈七永「まずこの試合をなんで組ませて頂いたかといいますと、このコロナ禍で去年から皆さんがいろんなことをガマンすることが、いつしか日常になってきてて。いろんな職業の方がしんどい思いをされたりだとか、仕事だけじゃなくてもガマンを強いられてて。なんかプロレスだからこそできる夢の時間を、私のこの25周年にあたり皆様にお見せできないかなと考えた時に、やっぱり引退された方々も今日来てもらってるんですけど、今だからこそできる2度とない組み合わせ・顔合わせというものを実現して、少しでもプロレスで夢を与えられたらいいなと思い、このカードを組ませて頂きました。

では1人ずつ紹介をさせて頂きます。まずは、私と組んでもらう中西百重!96年7月14日、同じ全日本女子プロレスの後楽園ホールでデビューしました。同期でありライバルであり『キッスの世界』(※つんくプロデュースのアイドルユニット)でCDデビューをしたり、一緒に全女のWWWAタッグのベルトを巻いたパートナーです。2005年に引退をしているわけですけども今は4児の母として、たまにリングに上がって…」

中西「そうなんですよ! あの~ちょっと疑問があって…夏樹☆たいようは“一時復帰”ってなってるのに、どうして中西百重は“参戦”ってなってるのか? それ誰が決めたのかな? と思って…。たぶんナナちゃんのイタズラなんじゃないかなと…(笑)」

奈七永「モモはもうねぇ、スターダムでちょいちょい…」

中西「そう。去年の3月と今年の3月にお呼ばれして頂いて、少しリングに上がって試合させて頂いてるんですけれども。“ちょっとシードリングさんといったらまた話が違うぞ。ナナエ…怖いな”と思って。タッグでやるけど絶対に…組むだけじゃなくって、もしかしたら“もの足んねぇんだよ!”って来られちゃうと、次の日動けなくなっちゃうので…」

奈七永「だからカード聞いてきたの?」

中西「そうなんですよ。当たり前のように『NANA☆MOMO☆』とか言うんですけど、“いや、違うよなぁ。絶対やるよなぁ”って…」

奈七永「どうした? なんでそんな(苦笑)」

中西「やっぱライバル時期も長かったんで、私が先に現役時代8年半でけっこう早めに辞めちゃったんで、絶対しばかれると思って覚悟はしてます」

夏樹「7月11日・完全復帰!」

中西「言ったもん勝ちで来ましたね! そんなこと言うなんて聞いてないよ! 無理なんですよ。“参戦”っていうのもおかしいと思うんですけど、シードリングに初参戦。奈七永の25周年を派手に楽しくお祝いできたらなと思います。頑張ります!」

奈七永「続きまして、今回は“with”という形でセコンドに付いて頂くことになりました前川久美子さんです。6月6日、加藤園子選手の25周年大会で、私は15年ぶりですか? (前川の)引退試合以来の試合をさせてもらったんですけど、15年のブランクがまったくないみたいな試合をして、ボコボコに蹴られてカカト落としも食らって、もうすごい感動したというか全女魂を見たので。試合後にもうマイクで“(7・11後楽園で)試合してください”ってお願いしたんですけど、試合をすることは難しいということで今回はセコンドに付いて頂きました。全女の時は犬猿の仲といいますか、とても仲が悪い状態の時もあったんですけれども…(苦笑)」

中西「大人になったんだよね?」

奈七永「いろいろ時間も経ったし、何より2006年の引退試合をさせて頂いて最後に全女の赤いベルトをその試合に懸けてもらったおかげで、私は今“全女最後のチャンピオン”というふうに言えるということもありますので、すごく偉大な先輩です。コメントのほうお願いします」

前川「ちょっと試合できないんで、セコンドに付いて奈七永の25周年をお祝いしたいなと思ってます(全員が拍手)」

中西「キレイには終わらないと思います。今、私の隣にキレイに座られてるのがおかしいですよ。ホントだったら机をバーン!ってひっくり返してますよね?」

前川「…私、悪い人みたいじゃん」

奈七永「悪い人でしたよね!?」

前川「悪くないです」

中西&奈七永「壁軍団、堀田軍団でしたっけ…?」

前川「そういうのがあったからアンタたちも光れたんじゃん(苦笑)。対等に闘っただけなんだから」

奈七永「現役時代はすごかったです。ベルトを懸けた試合で60分ドローとかすごい試合をされてたりとか…」

中西「“with前川久美子”になってたのをTwitterで知ったからね。もう普通にキレイに高橋奈七永25周年をお祝いできると思ったんですけど、“ん? with前川久美子!?”って。堀田さんは会場に来るよね? 堀田軍団を結成…?(笑)」

夏樹「堀田さんラスエゴに取られちゃってるんで、今」

前川「これはこれで関係ないんだよ」

奈七永「はい。セコンドぶりも注目して頂きたいと思います」

奈七永「続きまして夏樹☆たいよう。今もシードリングで一緒にやってますので、関係性なんかは知って頂いてるかなと思うんですけど、最初を思い返せば、私とモモが組んでる時に会場で応援していたファンでした。そこから始まって全日本女子プロレスに入門してきて後輩になり、その後も1度さくらさんの『我闘姑娘』(ガトークーニャン)という所でお世話になったりとかもあったんですけど、ずーっと選手としては一緒に活動してきまして2014年の夏樹の引退の時も、引退試合の相手をさせてもらって。だから私、3人引退試合の相手をして…」

夏樹「女子プロ界の送り人」
(話を聞いていたさくらが泣き出す)

奈七永「泣くの!?」

さくら「…すごいね。いろんな人を25年の間に送ってきたんだなと思ったら…(涙)。ホントに頑張ったね25年。1番最後に奈七永を選ぶ選手って、すごく多いじゃん。でも、じゃあナナちゃんは誰が…? まだ辞めないよねゴメン」

奈七永「誰が送ってくれんの?(夏樹の話に戻して)シードリングでハイスピードのレフェリーをやって形を変えて選手を育てているんですけれども、シードリングでは今まで1度も試合をしていなかったので。“夏樹の示したい道は何なのか?”っていうものを少しでも…ホント少しでいいので見せてもらおうかなと…」

中西「少しでいいんだって?」

夏樹「やるからにはやりますよ。このたびはこんな夢のようなカードを組んで頂き、本当に自分のための試合ぐらいに思ってます(笑)」

奈七永「いや違うから」

夏樹「今、説明があったように高校生時代に追っかけをしていた『NANA☆MOMO☆』の追っかけをしていた過去があったり…」

奈七永「(小声で)NANA☆MOMO☆じゃない」

夏樹「モモです。今、一応奈七永さんもいるんで言っといたんですけど(笑)。全女にいたり、その後ガトークーニャンっていう団体でさくらさんにお世話になっていた過去があったりしまして…2014年に引退しました。引退する前に“最後にやりたいことはなんだ?”って聞かれて、師匠の(さくら)えみさんとタッグを組んで試合がしたいということと、モモと試合がしたいっていうのと、NANA☆MOMO☆が組んだ試合ですべての願いが叶って、心置きなく引退することができたんですけれども。そこから7年ぶりに見てください! こんな夢の世界が広がっていて(笑)」

奈七永「私のための試合なんで、これ」

夏樹「ありがとうございます、奈七永さん」

中西「ホントだね、たいようちゃんのための試合みたいだね!」

夏樹「あの時、想像もしてなかった未来が今ここにあってですね、“ホントに人生は夢の旅だな”と思いますし…」

中西「持ってかれないようにしないとダメだよ」

奈七永「(中西に)みんなを疑ってるね、なんか」

夏樹「この試合は楽しみながらですけど、今シードリングのファンの人とか後輩とかもですけど、けっこう自分の試合を見たことがないっていう人も多いので。今コーチとかレフェリーとかもやってますけど…」

中西「前川さんにボコボコに蹴られればいい」

夏樹「前川さんはそんなことしないです(笑)。自分が見せたい、シードリングでやりたいプロレスっていうのを示せたらなって思ってますので、皆さん一緒に夢の世界へ行きましょう!」

奈七永「さくらえみさんとの出会いは、全女が(奈七永の入門から)2年目で倒産したんですね。選手が大量にいなくなってしまって、その当時に元川恵美さんとしてIWA JAPANから参戦してくださっていて、地方を一緒に旅したりとか。(中西に)ビックリしたよね?」

中西「ビックリしたし、けっこうウチら怒られてたよね?」

さくら「してないよ(苦笑)」

中西「倒産してドン底に落ちちゃってる時に盛り上げてくださったんですよ」

奈七永「すごく新しいスパイスを」

中西「そうそう。それが試合だけではなくて、私たちのスタッフに対しての言葉づかいとか直してくれたりとか」

奈七永「先輩がご飯食べるまで箸を…」

中西「それとか、角掛留造さん(全女のミゼットレスラー)にすごい怒ってたりとかして。試合会場でリング片付けしてくれてるお客さんに対して角掛留造さんがすごい口が悪く…“手伝ってくれてる人にそんな言い方したらダメですよ!”とかって、いろんな人に悪いところを注意してくださって」

さくら「すごい細かいことを覚えててくれてありがとうございます(苦笑)」

奈七永「お母さんだね。全女の時はあまりに色が違いすぎて、全然なんか私は認めることができなかった時代だったんですけど…その後にさくらさんがアイスリボンをやられてた時にずっと参戦させてもらって、その時ぐらいからたくさん試合をしたり組んだりとか。いろんな勉強をさせてもらったというか、大事な存在だなという方ですね。本当に大事な存在でもあるし、嫌いな人でもあるし…25周年を語る上では欠かせない存在のさくらさんです。コメントをお願いします」

さくら「奈七永さんとはたぶん5回ぐらいは絶縁してるはずなんですけど、結局戻ってくるっていうのは私にとってやっぱり大事な人なんだなと思います。夏樹もたぶん3回ぐらい絶縁してます。でも今こうやって笑顔でいられるのはホント嬉しいし、さっき1試合目の記者会見を見て“シードリングって今こんな元気な感じなんだ”と思ったのと。水波さん、朱崇花選手、私もシングルで対戦したことあるんですけども、ダブルメインイベントに控えてかつナナちゃんがメインイベントで中島安里紗とシングルをやるっていうのは、すごいなと思って。メインイベントを6人タッグにするとか自分が最大限出せるところで留めることはできるはずなのに、“自分のみっともない所とか勝負をしたり苦しい顔も、またこれから見せていくんだ”と思ったら、この大会が…(涙)。でも、私が思ったのは1試合目にも、奈七永の25周年にも、ダブルメインイベントの人にも負けたくないし、このメンバーで見せたいものは“古いものを守ってきたことが、どれだけ新しいか”っていうことを伝えたいです。このメンバーなら絶対できる。23年前(※さくらの全女参戦時)のあの時のことをやれば、そして絶対叶わなかった時空がゆがんだマッチメーク。絶対ありえないの。ナナちゃんが25年続けてくれなかったらありえないじゃん。絶縁を解かなかったり許さなかったら…だからホントに新しいものをここで見せます。そして私もモモちゃんと一緒で信用してないのは“with前川さん”。私も現役の時にかなりやられたので。ずるいよね、そっちに付いてるのは!」

前川「25周年のお祝いだから…」

夏樹「だって仲悪いじゃないですか(笑)」

前川「形だけね」

奈七永「え? 形だけってどういうことですか!?」

夏樹「前川さん、あの時を思い出してください(笑)」

奈七永「いやいや!」

前川「いいんだよ。もう時間が経って解決したんだから」

中西「でもたぶん試合始まると…」

前川「アンタヒドイね、さっきから。引退してんだからいいじゃん」

中西「いや戻るんですって!」

前川「戻らないよ!(苦笑)」

奈七永「時空がゆがんでるので」

さくら「23年前に見てた人で今見なくなってる人が、もう1度見に来てくれたら嬉しいし、今を知らない人が新たに私たちのファンになってくれてもすごく嬉しいなと思います。そういうつもりで私はこの試合を受けました」

奈七永「ありがとうございます! 今、言ってくださったように“あの時見てたけど最近見てないよ”という方もぜひ来て頂ければ懐かしい選手もいるし、若いイキのいい選手もいるし。現在進行形のプロレスをお届けする意気込みでございます。よろしくお願いします!」

夏樹「奈七永さん見てください、えみさんのTシャツ」

さくら「ガトークーニャンの夏樹といた時代のTシャツです。私が夏樹と一緒にやってたのに、気づいたら“退団します”って言われて…」

夏樹「違います!」

奈七永「クビにしたでしょ!」

夏樹「クビにされました」

さくら「クビにしてないよ! “もうあなたの所に置いておけないから私が連れて行く”って言って…」

奈七永「いや、クビにしたじゃん!」

さくら「許してないよ、まだあのこと!」

中西「…でも、ナナちゃんと5回絶縁して、たいようちゃんと3回絶縁しているってことは、元川さんがたぶん悪いんだと思います」

奈七永「そうだよ!(爆笑)」

さくら「全部を飲み込んで今ここにいるんだから!」

▼ダブルメインイベント SEAdLINNNG BEYOND THE SEA Single Championship・30分1本勝負
(王者)朱崇花 vs 水波綾(挑戦者)

(調印&コミッショナーを挟んでの撮影を終えて着席)
水波「まずは25周年、高橋奈七永さんおめでとうございます!ホントにね、25年やるってことはすごいことだと思ってます。そんな25周年の奈七永さんに先日の新木場大会の次期挑戦者決定戦で勝つことができました。これは自分にとって大きな自信にもなったし、改めて奈七永さんに植えられた“闘いの苗”っていうもののすごさを再認識できました。そんな自信がついて今すごい充実している状態で7月11日に行ける自分自身に、すごくワクワクしております。シードリングに参戦し始めて約5年経ちます。意外にもこのシングルのベルトに挑戦するの、実は初めてなんです。このタイミングで初めて挑戦する、そして奈七永さんを倒して挑戦する…これはもう波をつかみきっている! 流れは全部水波にあると思ってます。なので今まで信じて貫いてきた自分の胸いっぱいのプロレスを発揮して、7月11日はスカッと爽やかに、そして明るく激しくカッコいいシングルのチャンピオンになろうと思います! 以上です」

朱崇花「今日はラスエゴらしく毒イチゴを意識した装いです。どうですか? 前回の山下との時も言ったけど、対・水波っていうのも皆さんの期待以上の試合にはなるんじゃないかなと思います。あとは個人的に3年前にやったベルト懸けたシングル…(水波に)覚えてるか?」

水波「覚えてるよ」

朱崇花「あの試合はいい試合だったな」

水波「あれは超・最高だったね!」

朱崇花「あれを超える試合をしたいなぁと個人的に思います。なんでメインじゃないの? ダブルメインって何? 私のベルトが懸かってる試合である以上、メインでしょ?」

夏樹「奈七永さんの25周年なので…」

朱崇花「……」

奈七永「踊ってよ、シトラスの風」

朱崇花「なんで踊んなくちゃいけないの? あんなダッサイの。踊ったらメインにしてくれんの?」

奈七永「とにかくダブルメインイベントということで“どっちの試合がお客様の心に残るか?”っていう…」

朱崇花「こっちに決まってんじゃん」

━━3年前と比べて特にグレードアップしている部分は?

朱崇花「全部!」

水波「もう立場が違うんで、3年前と。まぁあれはあれでね、お互いの全力というか、お互いのプロレスをぶつけ合った結果、心に残ってる試合になっただけのことで。そこから2~3年もすれば人だって大きくなるし、いろんなことを経験して今こうやって、もう1回タイトルマッチをするわけですから。昔とは全然違いますね」

━━アメリカ遠征を経験して。

水波「自信しかない。自信っていうものがこんなにも自分にとってプラスになるんだという、それ以外の何物でもないし。そこで見えてきた世界っていうものは、やはり今まで見てきたものとはまた違う視点で見れたり視野も広がったし、水波ってものはさらに大きくなって日本に帰ってきましたから。それをやるだけです」

━━さくら「そのAEWのトーナメントで水波選手は優勝してベルトに挑んで、そして獲れなかったわけですが、朱崇花選手は私で1回戦で闘って敗れたにもかかわらず、日本でベルトを持っています。この分かれた形の道についてどう思われますか?」

水波「まずAEWで挑戦したタイトルマッチというのは、自分にとって“あと一歩の詰めの甘さ”が出てしまった結果で獲れなかったと思ってます。帰ってきたら朱崇花がチャンピオンになっていて、タイトルマッチをちょうどアメリカで見てました。山下と朱崇花が闘う、お互いの気持ちをぶつけ合った結果、朱崇花が獲ったっていう試合を見ていて。アメリカにいながらもすごい胸にグッときた試合でした。今回、帰国したタイミングで1番に挑戦したいって思ったのは、その試合を見たっていうのも1個のきっかけでありますし…」

━━さくら「立場の上下について、どういう立場からどういう立場に変わったんでしょうか?」

水波「自分の中のワールドにいた2~3年前の水波っていうものから、世界っていうものに広げて帰ってきた自分。視野がまずデカくなったのと自信が付いたのが比例して…」

━━さくら「私が予想するに2~3年前、水波さんのほうが立場が上で、今は朱崇花選手のほうが上になっていて、“それに水波選手が挑戦する感じになってるのかな?”っていう印象を覚えたんですが、立場の上下で言ったら水波選手のことはどう思われますか?」

朱崇花「私が上」

水波「なるほど! そういう質問だったんだ!」

奈七永「1つ私から、一言で答えてもらいたいんですけれども、シードリングのベルトを巻いているということは団体を背負ってるようなものと似てると思うんですけど、朱崇花は防衛した後、アニキは巻いた後に描きたいものは?」

朱崇花「私はねぇ、自己中だから自分のことしか考えてないです。別に団体がうんぬんとかどうでもいい。私が、ラスエゴが目立てばいいんじゃないかな。だからオマエは私に勝てばいいじゃん」

奈七永「防衛してくれたらね」

水波「自分はシードリングは大好きな団体なんで。でも何が足りないかって、前から思ってたけど生え抜きがもっと強くなってほしい。…っていう部分がメッチャ思ってます。私がチャンピオンになったらもう挑戦してきてもらいたい、生え抜きの人に。自分の所の物(ベルト)を他人が持ってるわけだから、取り返しに来るっていう気持ちが熱くさせると思うし、“熱さ”ってものイコール、シードリングだと思ってるんで。そういったとこからまずスイッチ入れたいですね」

▼ダブルメインイベント ~GO!NOW!~・30分1本勝負
高橋奈七永 vs 中島安里紗

中島「高橋奈七永と約半年間タッグを組んできましたが、前回の新木場大会で“私、高橋奈七永のこと大嫌いだったんだ”って思い出させてもらえて本当に良かったなと思ってます。私は高橋奈七永と話したりとか、高橋奈七永の笑った顔を見たりだとか、そんなことがしたかったわけではないので。私は大好きなプロレスラーと楽しく闘っている高橋奈七永っていうのがホントに嫌いなんですよね。でも25周年…今となってはたぶん、嫌いなプロレスラーってたぶん私ぐらいしかいないと思うんで。こうして対角に立つことで“私がちょっとだけ好きな高橋奈七永が見れるのかな”と、ちょっとだけ楽しみにしてます。最後は前回みたいな“(試合後に)称える”とか“認める”とか、そういう上から目線の態度は一切いらないんで。ただただ悔しい顔の高橋奈七永をリングに残してリングを下りたいと思います」

奈七永「…今、コメントを横で話してるのを聞いても、なんだろう。心にまったく響かないっていうか…“これが私の好きじゃない中島か”っていうのを記憶がどんどん蘇ってくるっていうか。届かないよ。届かないし、結局中島はレスラーとして永遠に私より下っていうことなんじゃないかなと思いますよ、実際。でも、シトラスの風っていうものを組んだわけじゃん? 若い子たちもいるわけじゃん。どうすんの?」

中島「“どうすんの?”って何?」

奈七永「今、宙ぶらりんなわけよ」

中島「オマエがやれよ勝手に。だいたい、そう思ってんのアンタだけじゃないの? 穂ノ利もさ川畑もさ、自分たちの闘いがあるわけ。組んでる時も思ってたけど高橋奈七永に気を使われるたんびに、こっちはホントイヤだったし。たぶん下の子もそう思ってると思うし。そんな高橋奈七永見たくないし…」

奈七永「どういうこと? もっと気を使わずに思い切りやれっていう、なんか優しさみたいなもの?」

中島「オメエに優しさなんかねぇよ!」

奈七永「いやいや、なるほど…。私は25年プロレスをしっかりやってきて、お祝いムードなのは第3試合で、もうそこで終わりでいいと思ってます。26年目の私をこの試合で見せようと思ってます。高橋奈七永のフィルターというものを通して、お客さんには今の中島安里紗を見せればいいと思うし。中島っていうフィルターを使って、私は私を見せたいと思います。“GO!NOW!”って付けたんですけど、今っていう意味です。今までとかどうでもいいし、今現在っていうものをこの試合で見せたいなと思ってます」

━━もう奈七永と組む気持ちはない?

中島「ないです。ないでしょ(苦笑)。闘う以外ないですね。さっきも言ったけど私が対角にいるべきだと思うし、なんかハッピーな高橋奈七永とか好きじゃない」

奈七永「なんかハッピーしかないみたいな…。25年もプロレスを頑張ってきたんだから自分がやりたいことだけやりたいし、自分の中でハッピーだと思えることをやっていきたいので。こっちこそ、もう中島とは組みたくない。自分は2019年に髪を懸けて闘って負けて、その時にもう中島と試合するのは最後だと思ってたんですよね、ホントに。でもその時は髪やベルトを懸けたとかあって、今回ばかりは何も懸けてない、何もないシングルマッチなので。お互いの真価が問われる形になるんじゃないかなと思います」

━━さくら「2人にではないんですけどここにいる4人に、メインにどちらが勝つか? そして、どうしてそう思うかの理由を聞きたいなと思っております」

リコ「自分は中島安里紗選手が勝つと思います。理由は自分が大好きで憧れた選手だからです」

穂ノ利「自分は…(長い沈黙の後に)奈七永さんが勝つと思ってます。理由は……シトラスの風に入っていろいろ教えてくださって、自分は奈七永さんの試合を見てシトラスの風に入ったので、奈七永さんが勝つと思っています」

笹村「自分は…まず理由から言うと、中島安里紗選手は自分が初めて憧れた女子プロレスラーっていうことと、高橋奈七永選手は初めて女子プロ団体に呼んでくださった団体のトップということで。自分が“どっちが勝つっていう次元ではない気がする”っていう気持ちと、言ってしまえば自分の興味は今はそこになくて“ラスエゴで頑張っていこう”って思っているので、結果を言うと興味はありません!」

夏樹「高橋奈七永の本当の強さっていうのを自分はついてきて17年間見てきて…まずあれだけ大がかりな足のケガをしたにもかかわらずの復帰戦(昨年12月)で、ものすごい強さを見たんですよね。さらにレベルアップしてきた。…なんですけれども、高橋奈七永にずっとついてきたからこそ中島安里紗の気持ちもすごいわかりますし、そこで闘いしかない非情なところ。それがやっぱり髪切りマッチを見て、あんな髪のかかった試合でも容赦がなかった中島安里紗。こないだの試合の後もそうですけど“昔、誰が好きだから”とか、リングに上がったら闘いに私情を持ち込まないってところを見たら、中島かなと思います」

さくら「私も中島選手だと思います」

奈七永「え!?」

さくら「25年プロレスやってきて“もう2度と試合したくない”って心から思って、本当にそれを守ってるのは私は中島選手だけで。そのぐらい強い。だけど25年やってきて、さらにメインで過酷だとわかっていてこの闘いに挑もうとしている奈七永選手を応援したい気持ちでいっぱいです。さらには穂ノ利選手がどちらも選べなくて言い淀んだ2~3分の時間が、とても貴重だなと思って。シードリングの未来は明るいなと思いました。7月11日、楽しみにしてます」

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