【新日本】内藤&SANADAが36分超えの死闘を制し新タッグ王者に!7.25ドームでタイチ&ザックがリベンジ要求!!<7.11札幌大会・全試合結果>

新日本プロレスは7月11日(日)、映画『ゴジラvsコング』Presents『SUMMER STRUGGLE in SAPPORO』北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ2連戦の二日目を開催した。

メインではIWGPタッグ選手権が組まれ、王者のタイチ&ザック・セイバーJr.組が挑戦者として内藤哲也&SANADA組を迎え、初防衛戦が行われた。

前哨戦から心理戦を展開してきた両チームであったが本番でも終始、目まぐるしく攻守が入れ替わる攻防を展開。

終盤、SANADAがザックにラウンディング・ボディプレス決めると、チャンスと見た内藤がデスティーノを炸裂させ36分を超える激闘に終止符を打った。

内藤&SANADA組が王座戴冠を果たしたが、試合後バックステージでタイチ&ザックがリベンジを要求。

7.25東京ドームでのリベンジマッチが浮上した。

各試合結果、試合後バックステージコメント全文掲載。

 

映画『ゴジラvsコング』Presents SUMMER STRUGGLE in SAPPORO
日時:2021年7月11日(日) 12:30開場 14:00開始
会場:北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
観衆:2,172人

<試合結果>

▼第1試合 20分1本勝負
上村 優也 ×
SHO
vs
金丸 義信 〇
エル・デスペラード
12分03秒  ディープインパクト→片エビ固め

 

■試合後バックステージコメント

金丸「ふぅふぅ、いい汗かいたわ。こんなもんだろ、第1試合じゃ」

デスペラード「まーね」

金丸「それより昨日の疲れがあるからよ。でも、そんなの感じさせなかったよな、オイ。さすがチャンピオンだよ」

デスペラード「まあ、チャンピオンですから。チャンピオンだけどさ、8割ぐらいノブさんが出てた気がしないでもない。ああ、そうだそうだ。SHO、やる気あんじゃん。でも、ごめんな。次、決まってるから」

SHO「ちょっとね、期待しちゃったよ。昨日、防衛戦したばっかりのデスペラードとこうして翌日に、24時間経ってないんじゃないか? そんなチャンピオンと一緒にリングに立てたんだ。俺次第でチャンスはいくらでも掴めたかもしれない。でも、こうして俺たちのチームが負けた。これは勝手な解釈かもしれねーよ。俺のなかの勝手な解釈だ。チャレンジャーとして俺はまだまだなのかもな。だからと言って、諦めるつもりもない。

昨日はロビーがああいう風な声を出したように、俺も狙ってるモノは狙ってるんだよ。でも、こうしてね、上村と組んで、上村と組みながらもジュニアのチャンピオンに勝ちたかったね。そこは3KのYOHさんはもちろん、こうしていま一緒に北海道に来てるロッキーさんはもちろん、俺を含めた全員で、そしてその全員のなかの中心に俺が必ずなってやる! ジュニア全員で、いま世界一のジュニアを、もっともっとレベルを上げてやる!」

上村「ハァハァ……今日も試合に勝つことができず、べつに試合に勝ってもないのに言うことはないですけど、いまヘビーでもジュニアでもトップの人たちと俺の実力っていったら、もう雲泥の差があって、いまのままじゃ絶対に勝てない。チャンピオンになるにはもっと強くならないと。

あと、SHOと一緒にタッグを組めてすごく楽しかったですけど、やっぱり勝たないと。SHOさんと一緒に勝ちたかったです。もっと強くなって、絶対先輩から勝ちます。そしてチャンピオンになります。ありがとうございました」

 

▼第2試合 30分1本勝負
ロッキー・ロメロ 〇
田口 隆祐
石井 智宏
vs
エル・ファンタズモ ×
石森 太二
 “キング・オブ・ダークネス”EVIL
13分10秒  ウラカン・ラナ

■試合後バックステージコメント

田口「OK〜! THANK YOU!」

ロッキー「”キング・オブ・コーチ”&”キング・オブ・スニーキー・スタイル”で俺たちが”メガコーチズ”だ! ファンタズモの野郎を3カウントで沈めてやった。気分いいぜ。

2年前の『SUPER Jr.』で俺がお前をタップアウトさせたこと覚えてるか。あれがお前のニュージャパンマットで初めての敗北だったよな。そして今夜はここサッポロで俺がお前から3カウントを取った。IWGPジュニアタッグのベルトは俺たち”メガコーチズ”が必ず獲る。

それでお前のサドンデスに隠された秘密を徹底的に暴いてやる。もちろん俺たち”メガコーチズ”はお前のブーツに何かが隠されてると見抜いている。嗅覚で分かる。何かが匂う!」

田口「ファンタズモの、あいつの足、何入ってるか。ええ? オレらの作戦あるから。アイツ、アイツの“アレ”引っ剥がしてお客さん、皆さんの前に見してやる! 何が入っているのか、どんな不正をしてるのか。アイツらをみんなに知らしめてやりますよ。メガコーチ、うん。メガコーチズにかかれば。イチコロですよ。そう、昨日、変な英語で喋ったからなんにも伝わらなかった。でも今日はバッチリ流暢な日本語で話を。昨日からロッキーがキング、キングです。」

ロッキー「スニーキー・スタイル、キング・オブ・スニーキー・スタイル!」

田口「そして私はプリンス」

ロッキー「プリンスじゃないだろ。キングだろ。キング・コーチだ!

田口「ノー。King & Prince。“キンプリ”だよ“キンプリ”! 新日本の“キンプリ”。歴史を創るよ。ヒストリーが始まる」

ロッキー「見ろよ! 俺たちは伝説だ! コーチズ! ワールドシリーズ! オリンピック! プロレス! ゼンブ!」

田口「オール・オーバー・ザ・ワールド!」

ロッキー「オール・オーバー・ザ・ワールド! コーチズ。そこんとこ忘れんなよ」

石井「ハァー……渡辺ふざけんなバカヤロー!」

※ EVILと東郷がバックステージに乱入し

EVIL「椅子なんか使って、反則だぞコノヤロー、ええ! 反則だぞこのヤロー、オラ!ふざけんな、オイ! テメェ逃げんなよ、このヤロー!」

東郷「おう、サシでやろう、サシで!」

石井「サシでやってやるわこのヤロー!」

EVIL「サシで勝負しろこのヤロー! 潰してやるよ、オイ!」

石井「サシだろサシ!」

EVIL「おう!」

石井「サシだろ、オラ!」

EVIL「オイ! なんだおまえこのヤロー!」

東郷「おまえ言ってみろ、オイ! 」

EVIL「おまえ逃げんなよ、オイ! 逃げんなよ。潰れたくなかったら、逃げんなよこのヤロー!」

石井「潰してみろよ、オイ! だったら潰してみろ、オラ!」

東郷「おう、サシだサシ!」

※EVILと東郷は先に控室へ

石井「相変わらずカメラの前だと吠えてるなあのヤロー! サシでやってやるよ。アイツのサシでな! サシだ! アイツがいかに哀れで愚かかわからしてやる。サシだぞ!」

ファンタズモ「あいつら、なんのつもりだ? 分かってんのか、俺たちが闘ってるのはニュージャパンプロレスだぞ! マイクアピールすればいつでもベルトに挑戦できると思ってんのか。

お前は俺に勝ってない! どうみてもカウント2だった! 肩が上がってただろ! さっきの試合のビデオがもうあるはずだろ? リプレイで確認しようじゃねえか!

ロッキーの野郎、顔にケリを入れやがって…最後にSHO&YOHにも同じことやられて出血しながらもベルトを獲ったんだぞ。お前たちごときが俺たちからこのベルトを獲れるのか? 無理に決まってる!」

石森「どう考えても返してるだろ?」

ファンタズモ「ほら、石森が俺の肩が上がってたって証言してるだろ! 昨日あれだけの激闘を繰り広げたっていうのに今日も普通に試合するとはスゴい奴だ。お前らに俺たちは倒せない。それから(タイトルマッチを)やるかやらないか決定権は俺たちにある。今ここで答えを教えてやる。お前らに挑戦はさせねえ。お前にどんな力があるのか知らねえが俺には関係ねえ。(石森に)膝は大丈夫か?イタイ?デスペラード、ひでえ野郎だ。

石森「てかよ~、珍しく田口がやる気出してることはよー。なんだおまえ、“シングル”じゃなくて、“ジュニアタッグ”? ふざけんなよおまえ! ああ!? 100円ショップで買って来たかのような訳解んない……王冠? 何キング名乗ってんだよ! ええ!? 本家にも言われてんだろ! なあ! そういうとこ、おまえそういうとこだよ。なあ、やりてえのか、ジュニアタッグ。なあ? 別にいいけどさ。ファンタズモがやるって言うならオレはや・る・よ、うん」

 

▼第3試合 30分1本勝負
辻 陽太 ×
棚橋 弘至
vs
高橋 裕二郎 〇
KENTA
12分40秒  ピンプジュース→体固め

■試合後バックステージコメント

KENTA「座ろっか。見た、今日の試合? 当たり前だよな。なにあれ? 辻とかいうヤツ。なんだアイツ、マジで。髪切れよ、マジで。ヤングライオン、あれ? ヤングでもなきゃ、ライオンでもねーじゃん。髪切れっつうんだよ。絶対応援する側からしたら、短髪の方が応援したい気持ちになるっつうのが相場なんだから。髪切れよ。なにちょっと他の人との違いを髪の毛で出そうとしてんのかもしんないけど、髪切れよ。短髪が相場なんだから。

ほんでアイツだ、ヒロシ。ヒロシっつってもうちのオヤジじゃないよ。わかる? 昨日のアイツのコメント見た? なにあれ? 最後、思い出したかのように俺の話をちょっとだけ。あとはどうでもいい昔話してんの。いつの話してんだよ。いつまで昔の話してんだよ。ほんで、俺になんか『もっとデンと構えてろ』みたいな。いや、おまえだよ。いつまで昔の話してんの。昔話をいつまでも。昔の話、過去の話をしてもいいのは、なんか自分の物を壊された時だけだから、昔のこと話していいのは。

だから、俺はあのカバンをアイツに壊されたことを、いつまでも言うからね。ずっと言うよ。いい? マジで、なにアイツ。もういいから、昔話は。10年前がどうだとか、そんなこと言ったって知らねーよ、いまどきの子にそんな昔話。そんなのどうでもいいよ。まあ、俺がこの札幌2連戦通して、結局なにが言いたかったかっていうと、マジでYOSHI-HASHIの棒関連のグッズの売り上げのロイヤリティーは絶対俺もらう資格あるよってこと」

※裕二郎はノーコメント

辻「俺は誰よりも近くで新日本、いやプロレス界のトップを目の当たりにしてる。こんな機会、巡り巡ったって回ってこないよな。だからこそ! 俺は棚橋さんから盗めるものをすべて盗んで、この団体、いや棚橋さんを越えて、プロレス界のトップに君臨してやる!」

棚橋「俺を倒してトップに君臨してくれよ。となると、辻が倒したい俺はトップにならないといけないよね。そうだよな。目標にされるんだったら、目標とされる側の責任があるから。たぶんこの言い方は日本じゃ初めてじゃないかな。やるべきことはいっぱいあるよ。どんな状況でも探せばいくらでもある。でも、その一つ一つが無駄じゃないってホントに信じられるかって、そこだと思う。とにかく俺は全部を全力でやってみるよ。それがいい結果につながらなかったとしても、絶対その時間は自分の財産になるから。そのまえに、まずこのお腹を引っ込めます!」

 

▼第4試合 30分1本勝負
YOH ×
オカダ・カズチカ 
vs
グレート-O-カーン
ジェフ・コブ 〇
12分46秒  ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

コブ「よっしゃ! それでお前ら答えは出たか? グレート-O-カーンは”コング”か? ”ゴジラ”か? 俺はどっちだ? オカダ、今日もここサッポロのアイスアリーナでお前と当たった。これで2回だ。昨日はSHO、今日はYOHを沈めてやった。

次犠牲になるのは誰だ? ZO? BO? JOE? 他にCHAOSに誰がいる? UNITED EMPIREが”CHAOS”の本当の意味をお前たちに教えてやろう。次いつ当たるかまだ分からないが、多分すぐだろう。

レインメーカー、次は雨を降らせる雲も一つ残らず全部吹っ飛ばしてやる。レインダンスも効果がない。オカダ、よく聞くんだ…”ヤングボーイ”、次は氷嚢を用意しとくんだな」

オーカーン「オイ、オカダ。昨日のコメントを見たが、らしくないじゃぁないか。そんなにまぐれ勝ちできたのがうれしいのか!? 言っておくが、“ニュー・コモンウェルス・キングピン”の余が帝国を導いているあいだは更なる軍備強化ができている。

その証拠に前回のシングル戦ではなかった大空スバル式羊殺しの威力はどうだった? ダウンしてたように見えるが? それから“ヨウ”…(※と言い残して立ち去る)」

オカダ「いいように……やられちゃってるかな。いいとこ、正直、なかったんじゃないかなと、思います。まあ、今日はね。“ヤング・ボーイ“と言われてもしょうがないかもしれないけども。

新日本プロレス、お願いしますよ。この“意味”、わかるでしょ、どういうことか。まあ本当にオレとコブがいれば面白い戦いになるんじゃない? 『ゴジラvsコング』並の『オカダvsコブ』いいんじゃないかな!」

※YOHはノーコメント

➡次ページ(セミ・メイン)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

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